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「クラシック」JUDY AND MARY


ジュディマリを知らない人は、21世紀生まれの中にもほとんどいないでしょう!

かといって、知ってる曲は「そばかす」と「Over Drive」だけ、なんて感じだったりしませんか?

もったいない!ジュディマリはそんなタマじゃないです!

JUDY AND MARYもまた、Mr.Childrenやスピッツに匹敵するほどの美メロ名曲の宝庫で、メロディが美しいだけでなく総合力が高いです!

JUDY AND MARYに対して、「Over Driveのような元気な曲を歌うバンド」という印象の人が多いかもしれませんが、そんなことはありません!意外なほどに曲調の幅は広いんですよね(*'▽')

そして、アップテンポな曲1つとっても、「Over Drive」のような底抜けに爽やかな曲だけでなく、この「クラシック」のようにどこか切ない、心をキュっとさせるような曲まで書き分けます。


私はこのバンドが非常に大好きですが、欠点を挙げるとすれば、ちょっとギターがうるさいかなと感じます。「ギターロック」というジャンルを銘打っている感があるので仕方ない面もありますが、それにしても少々キンキンしすぎなような・・・

そして、このバンドが後の世代に思いのほかリバイバルしてこないのは、「ギターがうるさい」という特徴が足を引っ張っているような気がしてなりません。バンド曲に慣れていない21世紀生まれの女の子たちは、エレキギターがキンキン鳴っているとシンドイのではないかなと、察します・・・


21世紀初頭、バンドが解散しYUKIちゃんがソロ活動をしたのは、じゃぁ正解だったんだね!と思いきや、そうとも言い切れず・・・

TAKUYAのギターはうるさいのですが、しかしこの人、メロディセンスが天才的なのです!!そしてベースの恩田快人もまた、メロディセンスが天才的なのです!ドラムの五十嵐公太も良い曲を書きます!

え?何なのこの天才集団!!??というラインナップだったので、この3人を失ったことはYUKIちゃんにとってプラスとは言い切れないです。ソロ転向後もそこそこメロディアスな曲を発信してはいますが、しかしバンド時代には及ばないですね・・・。


バンド後期にはメロディセンスにも陰りが見え始め、どのみち奇跡の時代は長くは続かなかったのかな、とは思いますが、それにしても解散が悔やまれますね。

解散は、メンバーそれぞれに色々事情があったのかなとは思いますが、この3人に引き続き曲だけ提供してもらって、ライブやメディア活動はYUKIちゃん一人で行ったり、アルバムのトータルプロデュースはYUKIちゃんが行ったり、といったカタチで進んでいけば良かったのでは、なんて思ってしまいます。

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