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  • 執筆者の写真さと

「ボクノート」スキマスイッチ


2006年の曲ですが、ドラえもんの映画の主題歌ということで、ミレニアム世代でも知っている人は多いのではないでしょうか?

スキマスイッチもまた、美メロな名曲の多いユニットです!


「ボクノート」は「詞をメロディに乗せる」という作業がバツグンに巧くて唸らされます!

たとえば、

”思いを綴ろうとここに座って言葉探してる”

”12時間経って並べたもんは紙くずだった”

あたりのメロディが、この歌詞の話し言葉のイントネーション通りに進んでいく感じ、わかりますか?コレが心地良いんですよね!

かといって、イントネーションばかり重視して言葉を並べたふうでもなく、歌詞を目で読んだとき、まず歌詞が歌詞としてグッとくるんです。歌詞としての中身があるうえにメロディとのリンクが超心地よい、という、すごい難易度の高いことをさらっとやっています!

これは、歌詞のセンスとメロディのセンスがどちらもべらぼうに高く、さらに「歌詞とメロディはリンクさせたほうがいい」という心地よいポップスの摂理を会得しているからこそ、為せるわざです。

そしてサビでは、王道的に美しいメロディをスカッと聞かせてくれます♪

歌詞もとてもみずみずしく、若者らしい、シンガーソングライターらしい心情の吐露が見られる「心のこもった詞」で、胸を打たれますよね!


「ボクノート」「奏」あたりが不朽の名曲の地位を確保した感がありますが、もし21世紀生まれのあなたが「ボクノート」「奏」あたりを聴いて「スキマスイッチすごいな!」と思ったなら、ベストアルバムだけでなくぜひオリジナルアルバムも手に取るべし!

スキマは名曲の打率も高いアーティストで、アルバムのみ収録の曲にも名曲がごろごろあるのです!

特に彼らの活動初期にあたる3枚目まで、『夏雲ノイズ』『空創クリップ』『夕風ブレンド』までは、美メロ密度が濃いです!

特にバラードの美しさはもう神がかってますねΣ(゚□゚︎`)!!

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