top of page
  • 執筆者の写真さと

「壊れかけのRadio」德永英明


もうちょっと定番化していてもおかしくないのでは!?と思ってしまうのが、徳永英明が1990年にリリースした「壊れかけのRadio」です(*'▽')

90年代というより80年代のイメージなんですけどもね。バンドブームの曲の雰囲気ではないですよね。パワフルな、荒々しさはありません。

それでいて、90年代中盤~後半のメッセージソングブームを駆けたような、歌詞の少年性が胸を打つ1曲です!

メロディも素晴らしく、歌声の透明感や編曲の透明感も素晴らしいですね♪

1990年のオリコン年間23位、売り上げ枚数36万枚と、それなりに評価を博した曲とは言えそうですが、いやいや、もっと普遍的に賛美され続けていておかしくない名曲だと思うんです!

要因がよくわからないですね。浜田省吾とか玉置浩二とか、もうちょいパワフルなダーティなバンドっぽい人が歌っていたら、もっとウケが良かったのでしょうか。


徳永英明はちょっと不思議な人です。

彼は歌手というよりは「シンガーソングライター」で、かなり多くの曲で自ら作詞や作曲を手掛けています。この「壊れかけのRadio」も作詞・作曲ともに徳永英明です。

しかし、どうもメディアに露出する際の言動が、シンガーソングライターぽくないんですよね。歌手っぽいんです。「自分が作った」「作ったときに思っていたことは」といった話はあまりしないようで、歌手としての声の美しさばかりがフォーカスされ、それに乗じている印象です。

自己顕示欲が薄いのでしょうか?そんな気もします。

穏やかな気質をした人なのかな、と感じられます^^



閲覧数:21回0件のコメント

最新記事

すべて表示

コラム|「愛してる」の歌詞の歌は100万曲あっていい 笑

ちょっとコラム記事です(*'▽') あのですね、よく若い女性歌手が「愛してるー♪」というサビ歌詞の曲をリリースすると、「また愛してるかよ!つまんねぇ!」なんて批判の声が飛び交うじゃないですか? まぁ「ありきたりな曲ではつまらない」というリスナーの気持ちもわかるのですが、「音楽が何たるか」を考えたとき、「愛してる」と歌う歌詞は、アーティストの数だけ存在してよいのだと思います^^ (ポップス)音楽って

bottom of page