- れな
不倫はカルマじゃないって本当?
「不倫は負のカルマにはならない」といった説を、スピリチュアル界隈で見かけることがあります。フィンドホーンの創始者の男性も、妻に知られるような形で堂々と不倫をしましたね。シャーリーマクレーンも然りです。
その一方で、「不倫なんて当然重いカルマだ!」と凶弾する意見も多いです。
どちらが真実なのでしょうか?
霊的真理から言えば、不倫は負のカルマではない。
「霊的真理」という観点から言えば、不倫や浮気は負のカルマではないです。
元来人々は、日常的に、複数の異性とセックスを交わしていました。それが普通のことでした。
あるとき、特定の男性を独占しようとする女性が現れたために、その権力者が一夫一婦制の恋愛モラルを作りました。世界各国の法律や宗教道徳は、それに端を発しています。
もともと人は、自由に色んな異性とセックスを交わして良かったのです。
アセンテッドマスターや大天使たちは、肉体転生時に様々な異性とセックスを交わしています。それを大いに楽しんでいます。
しかし、法律では罰せられる。
しかし現代の多くの国において、不倫は法律で罰せられます。
負のカルマにならないとしても、法律違反を犯せば重い刑罰を科せられることになります。それをスピリチュアルな理屈で覆すことはできないでしょう。
多くの場合、裏切りのカルマにもなってしまう。
「複数の異性とセックスすること」自体は負のカルマではないのですが、実情として、不倫は負のカルマになってしまいます。
それは、結婚した人々というのは、配偶者に貞操を誓っているからです。一般的に現代日本において、結婚の契約を交わすということは、「他の異性とはセックスしない」と誓約することを意味します。
それを判を押してまでして誓ったのに、他の異性とセックスをするなら、それは「配偶者を裏切った」ということになります。これは立派な悪行で、負のカルマです。
つまり、不倫はすべきではないと言えます。
どうしても婚外セックスがしたいなら、配偶者に同意を得ましょう。
あなたがどうしても他の男性とセックスをしたいと願うなら、旦那さんに同意を得ましょう。結婚の一般論が貞操義務を含んでいるとしても、パートナーが「不倫してもいいよ」と認めているなら、あなたは不倫をしてもかまいません。それは負のカルマになりません。
とはいえ実際問題として、パートナーに「私、不倫してもいいでしょう?」と持ち掛けることは不可能でしょう。
もう1つ考えられる選択肢としては、彼の側が先に不倫の落ち度を持っている場合です。
過去に旦那さんが不倫をした経緯がある場合、「あなたが不倫したんだから私だって不倫していいでしょう?」と言えば、旦那さんは拒めないのではないでしょうか。
また、不倫経験はないとしても、風俗経験があるなら、やはり同じように「あなたが風俗したんだから私だって不倫していいでしょう?」と持ち掛ける筋合いはあります。多くの男性は結婚後にも風俗を経験しているので、カルマの観点から言えば、多くの女性に不倫の権利はあるということになります。
カルマの観点から言えば、彼に先に不倫や風俗の落ち度があるなら、別に彼に了承をとらなくても、不倫をしてもかまいません。
しかし実際問題としては、あなたの無断不倫が旦那さんに知られたとき、大きな問題になるでしょう。事前に旦那さんの了承が得られているなら、大きな問題には発展しないで済むのです。
不倫をするより、シングルでいたほうがよいです。
カルマの摂理がどうであれ、不倫はたくさんの問題・リスクと背中合わせです。
あなたが複数の異性とセックスをしたいと望むなら、そもそも結婚を控えましょう。シングルでいるなら、複数の異性とセックスをしても、それがワンナイトラブばかりでも、別に問題はありません。
多くの人々は、不倫の願望が我慢できません。負のカルマであっても法律違反であっても配偶者を悲しませても、それでも非常に多くの人が不倫を行っているのが実情です。色んな人とセックスをしたいと願うなら、結婚しないでシングルでいたらよいのではないでしょうか。