セックスへの渇望が高くても、フェラチオさせられるのが嫌で男性との交わりを避けている女性は少なくないでしょう。排泄器官を舐める行為ですから、嫌悪するのは当然です。
女性はフェラチオとどのように向き合えばよいのでしょうか。
誠実な男性は、フェラチオを強要してこない。
セックスをするにあたって、必ずしもフェラチオは必須行為ではありません。
誠実な男性は、女性にフェラチオを強要しないからです。
良心のある男性は、フェラチオが不快な行為であることをちゃんと理解しています。それを女性に強要するのは失礼なことだと、そう考えています。
そのような男性も、世の中にはいるのです。現代日本人男性の1割程度ですが。
彼氏がフェラチオを強要してくるなら、別れましょう。
あなたの彼氏があなたにフェラチオを強要してくるなら、その彼とは別れましょう。
彼は誠実な男性ではないです。セックスが不快まじりでしょうし、それだけでなく日常生活でもあまり思いやりはないでしょう。
フェラチオは、自己防衛のために重要なものでもある。
フェラチオは男性を喜ばせるためだけに行うものではありません。女性自身のためでもあります。
女性の膣は、乾いたものを挿入すると痛みを感じやすいです。フェラチオはペニスをうるおし潤滑させる効果もあるのです。女性がセックスで痛みを感じないためにも、フェラチオは役立っています。
しかし、ペニスの潤滑の方法はフェラチオだけではありません。つばをたらして手でペニスを濡らす方法もあります。男性が自分でこれをやってくれることもあります。または、ラブローションを使って手で潤滑させる方法もあります。
フェラチオをしたくないなら、それ以外のペニスを潤す方法を心得ておきましょう。ラブローションを入手しておくことも大切です。
フェラチオされてうれしいのは、事実。
男性にとってフェラチオは、挿入のための潤滑準備であるだけでなく、されて気持ちいいものです。
男性の心理を解説します。
まず、単純に刺激として気持ちよいです。
ペニスには様々な性感帯があり、それらをピンポイントで繰り返し愛撫してもらうととても気持ち良いのです。中には、膣挿入では得られにくい快感もあり、だから男性は挿入とは別にフェラチオを求めます。
また、女性器が指で触られるよりも舌で舐められたほうが気持いいのと同じで、ペニスも潤った舌で愛撫されるほうが気持ちよく感じられます。
2つ目に、愛されている実感があるからです。
男性たちも、フェラチオがダーティーな行為であることはわかっています。しかし、排泄器官を舐めるというダーティーを彼女にしてもらうことで、「強く愛されているんだな」と感じてうれしくなります。
3つ目に、視覚的に興奮します。
美しい女性、清楚な女性がペニスを舐めているという光景が、男性たちにとって非常に興奮します。それが目の前で繰り広げられているのですから、アダルトビデオを観るよりもずっと興奮するのです。
だから彼らは、フェラチオの最中に「俺の目を見て」などと言うのです。
女性が恥じらいながら舐めるのを見て興奮し、いたずらっぽく舐めるのを見て興奮します。楽しそうに舐めるのを見て興奮します。
射精を我慢しなくていい解放感が気持ち良いのです。
膣の中での律動では、射精を我慢しなければなりません。多くのカップルはコンドームを付けませんから、妊娠を避けるために我慢しなければなりませんし、コンドームを付けているとしても、彼女を先にオーガズムさせなければ、長い時間セックスを続けなければ、と考えて、男性たちはある種の緊張状態を保ちながら律動をしています。
しかしフェラチオの場合は射精をしても問題はないため、力を抜いて心のままに官能を楽しめるのです。
男性は、このようなことを感じています。
愛しい気持ちが芽生えたら、フェラチオをしてあげるとよいです。
フェラチオをしないセックスライフをずっと続けても良いでしょう。フェラチオが大きなストレスになるなら、無理をしないほうが良いです。
しかし、彼が大好きであったり、彼がたくさんの愛撫と官能をくれて恩返ししたい気持ちが高まったなら、フェラチオをしてあげるとよいです。
彼がそれによってあなたとのセックスでますます嬉しくなるのは、事実なのです。セックスの頻度も多くなるでしょう。
男性選びが上手だと、フェラチオの苦痛も少ない。
あなたの男性選びが上手なら、実はフェラチオの苦痛も少なくて済みます。
スピリチュアリストなど食生活のヘルシーな男性は、尿の臭いが薄いです。つまり、ペニスもあまりおしっこ臭くないのです。ペニスがあまり臭わなければ、フェラチオの苦痛は軽減されるでしょう。
また、食生活がヘルシーな男性は、精液も苦くなくなります。
フェラチオをすると射精を口で受け止めることを望まれ、これが気持ち悪くて仕方ない女性は多いことでしょう。しかし食のヘルシーな男性の精液は苦くないです。舌に触れても飲み込んでも、あまり不快に感じないでしょう。
タバコもお酒もやらない、肉食を少なめにしている、牛乳の代わりに豆乳を飲んでいる、そんな男性に着目するとよいです。
また、こうした男性は口臭も体臭も薄い傾向があり、セックス全体が快適でしょう。
フェラチオは練習が必要です。
彼を喜ばせてあげるため、恩返しをしてあげるために、フェラチオをしようと決意しても、それだけではなかなか上手くいかないでしょう。
フェラチオは、意外と難しいものです。
ペニスのどの部位をどのように舐めると気持ちいいのか、どのように握ってこすると気持ちいいのか、女性にはなかなかわからないものです。これは、相手の要望に耳を傾けながら、繰り返し行っていかないと、会得できるものではありません。平均的な技術を得るのに50回くらいのセックスは要するでしょう。
初めてフェラチオに挑戦したとき、彼があまり気持ちよさそうでなかったり、「違うよ、そうじゃないよ」とたくさん意見されてしまったとしても、落ち込まないでください。それが当然なことなのです。焦らず、練習を重ねて上手くなればよいのです。
とはいえ、フェラチオのおぼつかないあなたに対して「下手くそだなー!」「もっとこうだよ!」と荒い言い方をする男性とは、すぐに別れましょう。すぐに、別れましょう。
フェラチオが好きな女性もいます。
フェラチオは必ずしも、「仕方なくやるもの」ではないのです。
フェラチオを進んでやりたがる女性もおり、フェラチオを楽しいと感じている女性もいます。
男性の中には、官能したときに素直に表情に表してくれる人もいます。そのような男性に上手にフェラチオをすると、すごく恍惚した表情を見せてくれます。それを見ているとうれしくなるのです。興奮するのです。または「勝った!」という気持ちになります。自分が愛撫している側なのに、自分の膣が濡れてしまう、ということが起こります。
また、ペニスを舐めている行為そのものに興奮したり官能する女性も少なくないです。えっちな気分になるのです。
しかしそうした境地は、あくまで誠実な男性とのセックスライフの中で達すればよいです。