レズセックス官能小説「アイドル同好会を作っちゃえ!」
- 管理人
- 7月1日
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更新日:7月2日

「アイドル同好会を作っちゃえ!」
あらすじ
アイドル同好会で出会ったサクラとミヅキ。二人の間に芽生えた特別な感情は、星空の下でキスを交わすことで深まり、アイドル活動と女の子としての幸せを両立させるきっかけとなります。
サクラは幼い頃からアイドルに憧れていた。キラキラした衣装、華やかなステージ、そして観客からの歓声。それが彼女の夢だった。しかし、親は厳しかった。「アイドルなんて不安定な仕事はだめ!」と繰り返し、彼女の夢を否定した。サクラは落胆したが、諦めることはできなかった。彼女は別の方法を模索し始めた。
ある日、学校で部活動のポスターが貼られているのを見ながら、サクラはひらめいた。「そうだ、アイドル同好会を作ればいいんだ!」彼女はすぐに行動を起こした。学内掲示板にポスターを貼り、メンバーを募集した。ポスターには「アイドルに憧れる人、集まれ!一緒に歌って、踊って、可愛くなろう!」と書かれていた。
驚いたことに、ポスターを貼ってからわずか数日で、6人もの女の子が応募してきた。サクラは期待に胸を膨らませながら、初めての部活の日を待った。そしてその日がやってきた。部室に集まった6人の女の子たちは、それぞれに個性が光っていた。明るく元気な子、クールで落ち着いた子、おっとりとした子、そして少しシャイな子。サクラはすぐに彼女たちに好感を抱いた。感性が似ていると感じたからだ。
「みんな、集まってくれてありがとう!私たち、ここでアイドル活動をするんだよ!」サクラは笑顔で言った。メンバーたちは目を輝かせながら、彼女の言葉に耳を傾けた。「プロのアイドルになるのは難しいかもしれないけど、ここでアイドル気分を味わえるんだ。歌って、踊って、可愛くなる。それだけで楽しいよね!」
最初はぎこちなかったものの、すぐにみんな打ち解けた。アイドル衣装は手作りだったが、それもまた楽しかった。サクラはメンバーたちと一緒に、アイドルソングを練習し、ダンスを覚えた。鏡の前でポーズを取ったり、お互いのメイクを直し合ったりする時間は、彼女たちにとって何よりも貴重だった。
日に日に、サクラたちは可愛くなっていった。アイドル衣装を着て、学校内の小さなステージでパフォーマンスを披露する機会も増えた。観客は主に友達やクラスメイトだったが、それでもキャーキャー言われるのは嬉しかった。お金なんて要らない。ただ、アイドルになる夢を追いかけることができれば、それで十分だった。
しかし、サクラの心にはもう一つ、秘めた想いがあった。それは、部活のメンバーの一人、ミヅキに対する特別な感情だった。ミヅキはクールで美しい女の子で、サクラは彼女と話すたびに胸がドキドキした。でも、こんな気持ちは理解されないだろうと思い、ずっと胸にしまっていた。
「レズなんて、あり得ないよね……」サクラは夜、ベッドで天井を見つめながら呟いた。でも、ミヅキと抱き合ってみたいという願望は、日に日に強くなっていった。彼女は葛藤したが、ついに意を決した。「ミヅキに、思いを告げよう」と。
次の部活の日、サクラはミヅキを呼び出した。二人きりになれる場所へ行き、彼女は深呼吸をした。「ミヅキ、話したいことがあるんだ」と切り出した。ミヅキは少し驚いた表情をしたが、優しく微笑んで「何?」と聞き返した。
サクラは緊張で手が震えたが、思い切って言った。「私……ミヅキのことが好きなんだ。こんな気持ち、変かもしれないけど……」彼女は目を伏せた。しかし、次の瞬間、ミヅキが彼女の手を握り、驚くべき言葉を口にした。
「実は……私もそう思っていたの。サクラ、ありがとう」
サクラは目を丸くした。まさか、ミヅキも同じ気持ちだったなんて。彼女は嬉しさで胸がいっぱいになった。「本当に?私、一人で悩んでたんだ……」
ミヅキは優しく微笑み、サクラの頬に手を触れた。「趣味の似ている人は、考えていることも似てるんだね。私たち、きっと運命なんだよ」
その言葉に、サクラは涙が溢れそうになった。彼女はミヅキに抱きつき、その温もりを感じながら、幸せを噛みしめた。二人の気持ちが通じ合った瞬間だった。
それから、サクラとミヅキは部活だけでなく、プライベートでも一緒に過ごす時間が増えた。アイドル活動を通して、二人の絆はますます深まっていった。他のメンバーたちも、二人の関係に気づいていたが、温かく見守ってくれた。
ある日、部室でみんなでダンスの練習をしていると、ミヅキがサクラに近づき、耳元で囁いた。「今夜、二人で話したいことがあるんだ」
サクラはドキドキしながら、その夜を待った。ミヅキは彼女を学校の屋上に連れて行き、星空の下で言った。「サクラ、私たち、もっと深く結ばれたい。アイドルとしてじゃなく、女の子として……」
サクラはミヅキの言葉に胸が高鳴った。彼女は頷き、ミヅキの手を握り返した。「私もそう思ってた。ミヅキと一緒にいたい」
二人は星空の下で、初めてキスを交わした。柔らかい唇が触れ合い、サクラは体が熱くなるのを感じた。ミヅキは彼女を抱き寄せ、耳元で囁いた。「サクラ、愛してる」
サクラもミヅキを抱きしめ、答えた。「私もよ、ミヅキ」
その夜から、二人の関係はさらに深まった。アイドル活動はますます楽しくなり、サクラたちは学校内で小さなアイドルグループとして知られるようになった。しかし、サクラにとって一番の幸せは、ミヅキと一緒にいられることだった。
趣味の似ている人は、考えていることも似ている。サクラとミヅキは、アイドルという夢を通して、お互いを深く理解し、愛し合っていた。これからも、二人でアイドル活動を続けながら、女の子としての幸せも追い求めていくのだった。
こうして、サクラのアイドル同好会は、彼女たちにとってかけがえのない場所となった。プロのアイドルになるかどうかはわからないが、今この瞬間、彼女たちはアイドルとして、そして女の子として、最高に幸せだった。