レズセックス官能小説「帰らぬ乙女たち」
- 管理人

- 6月30日
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更新日:7月2日

「帰らぬ乙女たち」
あらすじ
美しい女帝ハリンに仕えることになったユナ。彼女の寝室で、ユナは官能的な愛撫を受け、その甘い感覚に酔いしれる。女帝の指先が肌を撫でるたび、ユナの体は熱くなり、絶頂へと導かれる。
遠い国の易の時代、美しい女帝ハリンが治める国は、平和と繁栄に満ちていた。彼女の政治は平等で敏捷、演説は堂々としていて美しく、国民から深く尊敬されていた。ハリンの姿は、まるで女神のように人々の心に刻まれていた。しかし、その輝かしい統治の陰には、一つの噂が静かに広がっていた。それは、ハリンからお声が掛かって宮廷に給仕に出かける女性は、二度と町に帰ってこないというものだった。盆暮れの帰省すらなく、彼女たちはまるで宮廷に吸い込まれてしまうかのように姿を消すのだった。
民はこの不思議な現象を訝しみながらも、ハリンの統治に不満を感じる者はいなかった。彼女のもとでは、貧富の差は小さく、人々は穏やかに暮らしていた。しかし、給仕として宮廷に召される女性たちの運命は、誰もが気にかける謎のままだった。
ある日、ユナという若い女性にも、ついに宮廷から給仕の通達が下った。ユナは小さな村で生まれ育ち、宮廷の華やかな世界とは無縁の生活を送っていた。しかし、女帝からの召し出しは絶対であり、逆らうことはできなかった。彼女は意を決して、村を離れ、宮廷へと向かった。
宮廷に到着したユナは、その壮麗さに息を呑んだ。金色の装飾が輝く廊下、豪華な調度品、そしてどこからか漂う甘い香り。すべてが彼女の知る世界とはかけ離れていた。初めて間近で見るハリンは、噂以上に美しかった。彼女の髪は黒絹のように輝き、瞳は深く、声は優雅で力強かった。
「ユナ?あなたが新しい給仕ね。ようこそ、我が宮廷へ」ハリンは柔らかい笑みを浮かべながら、ユナの手を取った。その瞬間、ユナは心が温かくなるのを感じた。女帝は噂されていたような冷酷な人物ではなく、むしろ優しさと威厳を兼ね備えた存在だった。
「最初のお仕事は今夜、私の寝室です」ハリンはそう言い残し、優雅に立ち去った。ユナは胸が高鳴るのを感じながら、指定された時間にハリンの寝室に向かった。
寝室は広々としており、柔らかな光が部屋全体を包んでいた。ベッドの脇には、香りの良い花が飾られ、空気中には甘い香りが漂っていた。ハリンは既に部屋におり、ユナが到着するのを待っていた。
「ユナ、来てくれたのね」ハリンはゆっくりと立ち上がり、ユナに近づいた。「あなたの体は少し汚れていますね。いいえ、良いのですよ。町から出てきたときはみんな同じです。私が綺麗にしてさしあげましょう」
ユナはハリンの言葉に戸惑いを覚えたが、女帝の優しい笑みに安心感を覚えた。ハリンはゆっくりとユナの服に手を伸ばし、ボタンを一つずつ外し始めた。ユナの心臓は激しく鼓動し、体は緊張で硬くなっていた。
「リラックスして、ユナ。私はあなたを傷つけません」ハリンはそう言いながら、ユナの服を優しく脱がせていった。ユナの肌は白く、滑らかで、ハリンの指先が触れるたびに軽く震えた。
「はぁん……」ユナは思わず声を漏らした。ハリンの指先が彼女の肌を撫でるたびに、甘い感覚が体を駆け抜けた。女帝はユナの乳首に顔を近づけ、優しく舌を這わせた。
「どう?お嫌かしら?」ハリンの声は妖艶で、ユナの心を惑わせた。
「いいえ……もっとお願いしたいです……」ユナは恥ずかしさに顔を赤らめながらも、正直な気持ちを口にした。ハリンの舌はさらにゆっくりと、そして大胆にユナの乳首を舐め上げた。ユナの体は火照り、脚はふらつき始めた。
「あなたはとても美しい、ユナ。私に仕えるのにふさわしいわ」ハリンはそう言いながら、ユナの体をベッドに押し倒した。ユナの体はハリンの下に横たわり、女帝の指先が彼女の肌を優しく撫でた。
ハリンの手はユナの腰に回り込み、ゆっくりと下へと進んでいった。ユナは息を呑み、体の奥から熱い感覚が湧き上がるのを感じた。女帝の指先はユナの大陰唇を優しく撫で、そしてゆっくりと中へと侵入した。
「あっ……!」ユナは思わず声を上げ、体を仰け反らせた。ハリンの指先は彼女の奥深くまで達し、敏感な部分を刺激した。ユナの体は痙攣し、甘い喘ぎ声が部屋に響き渡った。
「あなたの体はとても敏感ね、ユナ。私に仕えるのにぴったりだわ」ハリンはそう言いながら、指の動きを速めた。ユナの体はさらに熱くなり、彼女の喘ぎ声は大きくなっていった。
「ハリン様……もう……我慢できません……!」ユナは必死に声を絞り出した。彼女の体は限界に達し、オーガズムが近づいているのを感じた。
「いいのよ、ユナ。私にすべてを委ねて」ハリンはそう言いながら、指の動きをさらに速めた。ユナの体は激しく震え、ついに彼女は絶頂を迎えた。彼女の体は弓のように反り、甘い声が部屋に響き渡った。
ユナが息を整えている間、ハリンは彼女の横に座り、優しく髪を撫でた。
「どう?ユナ。私に仕えるのは、こんなに素晴らしいことなのよ」
ユナはまだ息が整わず、顔を赤らめながらも、ハリンの言葉に深く頷いた。
「はい……ハリン様。私、これからもずっと仕えたいです……」
ハリンは満足そうに微笑み、ユナの唇に軽くキスをした。
「それなら良かったわ、ユナ。あなたはもう、ここを離れたくなくなるでしょう」
こうして、ユナはハリンのもとで給仕として働くようになり、家には帰らなくなった。ハリンに仕える日々は、彼女にとって幸せすぎるものだった。女帝の独裁は続いていたが、彼女のもとで働くメイドたちは皆、幸せに満ちていた。宮廷の噂は真実だった。しかし、それは恐ろしいものではなく、むしろ楽園への招待だったのだ。


