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一人えっち官能小説「乳腺マッサージって・・・?」

更新日:7月2日

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「乳腺マッサージって・・・?」


あらすじ

母乳の出に悩むアカリが、思いがけない快感に目覚める。彼女は背徳感と欲望の狭間で揺れ動きながらも、母親としての責任と女性としての喜びを両立させる道を見つけようとする。



アカリは真面目な女性だった。幼い頃から勉強に励み、名門大学を卒業した後、早くに結婚した。彼女の人生は計画通りに進んでいたかのように見えた。恋愛やセックスについてはほとんど知識がなく、結婚後もそれは変わらなかった。彼女の目標は、立派な母親になることだった。そして、その願いはすぐに叶うことになる。


妊娠がわかったとき、アカリは喜びで胸がいっぱいになった。お腹の中で命が育っている実感に、毎日が輝いて見えた。彼女は育児書を読み漁り、健康的な食事や運動に気を配り、完璧な母親になるための準備を進めた。しかし、出産後、思わぬ壁にぶつかることになる。


赤ちゃんが生まれても、アカリの母乳は思うように出なかった。彼女は焦りを覚えた。赤ちゃんがお腹を空かせて泣く姿を見るたびに、自分の不甲斐なさを感じた。産婦人科で相談すると、医師は穏やかな笑顔で「乳腺マッサージを試してみてはどうですか?」と提案した。アカリは家に帰り、早速その言葉を検索してみた。


画面に表示されたのは、おっぱいを揉むという行為の説明だった。アカリは少し戸惑った。そんなことを自分でするなんて、考えたこともなかった。しかし、赤ちゃんのためならと、彼女は勇気を出して試してみることにした。


ベッドに横になり、ゆっくりと自分の乳房に手を伸ばした。最初はぎこちなく、どこをどう触ればいいのかわからなかった。しかし、指先が柔らかい肉に触れた瞬間、アカリは思わず息を呑んだ。


「あぁん……」


彼女の口から漏れたのは、思わず出た小さな喘ぎ声だった。指先が乳首を撫でたとき、背筋にぞくぞくとした快感が走った。アカリは驚いた。こんな感覚は初めてだった。母乳を出すためのマッサージのはずが、彼女の体は予想外の反応を示していた。


その夜、アカリは何度も乳房を触った。母乳のためではなく、ただその快感を味わいたくて。彼女は自分の手指が乳首を転がすたびに、体が熱くなり、心拍数が上がるのを感じた。背徳感が胸を締め付けた。これは間違っているのではないか?母親として、こんなことを感じていいのか?


しかし、翌日も、その翌日も、アカリは乳腺マッサージを続けた。彼女は自分の欲望と戦いながらも、その行為に没頭した。指先が乳房をまさぐるたびに、頭の中は真っ白になり、快感だけが彼女を支配した。


「あぁ……だめ、こんなの……」


アカリは自分の声が震えるのを感じた。彼女はベッドの上で身をよじり、快感に耐えようとした。しかし、指先が乳首を摘まむたびに、体はさらに熱くなり、理性は遠のいていった。


数日が経ち、アカリは鏡の前で自分の乳房を見つめた。マッサージの効果か、乳房は以前よりもふっくらと張り、乳首は敏感に勃っていた。彼女は自分の姿に驚きながらも、どこか誇らしい気持ちになった。そして、何より驚いたのは、母乳の出が明らかに良くなっていたことだ。


赤ちゃんがおっぱいを吸う姿を見ながら、アカリは安堵の息をついた。自分の体が正しく機能していることに、彼女はほっとした。しかし、同時に、乳腺マッサージ duranteの快感が頭をよぎり、彼女は再び背徳感に襲われた。


「これって……いいのかしら?」


アカリはインターネットでさらに調べてみた。そして、ある記事に目が止まった。


「えっちな人のほうが母乳の出がよい」


その一文を読んだ瞬間、アカリの胸の重しが軽くなった。彼女は自分の行為を正当化できる理由を見つけた気がした。快感を感じることが、赤ちゃんのためになるのなら、それは間違っていないはずだ。


その夜、アカリは再び乳房に手を伸ばした。しかし、今回は背徳感はなかった。彼女は自分の欲望を素直に受け入れ、快感に身を任せた。


「あぁん……気持ちいい……」


彼女の指先は、乳首を優しく転がし、乳房を柔らかく揉みしだいた。体は熱くなり、心は解放された。アカリは、自分が母親として、そして一人の女性として、成長しているのを感じた。


赤ちゃんの寝息が聞こえる中、アカリは静かにベッドに横たわった。彼女の乳房は、母乳と快感の両方で満たされていた。彼女は微笑みながら、これからの日々を想像した。母親としての責任と、女性としての喜びを両立させる道を見つけた気がした。


アカリの指先は、まだ微かに乳首の感触を覚えていた。彼女はそっと目を閉じ、深い眠りについた。明日も、また新しい一日が始まる。

 
 
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