愛とは？

愛とはどのような感情なのでしょうか？

哲学的で抽象的、とりとめのないものとして文学や哲学において語られてきましたが、実際はそう曖昧なものでもありません。

この記事では、恋愛における愛についてを書きます。

愛とは？尽くしてでも会いたい気持ち。

愛とはどのようなものなのでしょうか？簡潔に言えば、「尽くしてでも会いたい気持ち」です。

日本人女性の多くは、あまり愛する人とは付き合っていません。「彼のことは嫌いじゃない」とは思っていても、愛してはいません。

「扶養してくれるから」「口説いてきてくれて、悪くないと思ったから」といった動機で交際や結婚をしているにすぎず、愛してはいません。

恋愛における愛とは、自分からでも会いに行きたい気持ちです。前傾姿勢な、積極的な好意です。

「気心が知れてるし、この人でも悪くない」といった感情は、「情」であり「愛」ではありません。「暇だから会いたい」は愛ではありません。「こないだは彼が来てくれたから、今度は会いに行こう」は愛ではなく礼節です。

なんというか、手作りスイーツを作って持っていってあげたいような気持ちです。

食事をおごってでも会いたいと思うか？

今の彼についてどう感じているか、心を見つめてみましょう。

「車を出してくれるし食事をおごってくれるから、まぁデートするのも悪くない」という感じでしょうか？あなたは彼のことを愛してはいないようです。

私が食事代をおごってでも彼に会いたい！というくらいトキメいているなら、彼のことを愛していそうです。自分から遥々電車に乗って彼の町まで会いに行きたい、と感じているなら、彼のことを愛していそうです。

ラブホテル代を負担してでも彼とセックスしたい、と思っているなら、彼のことを愛していそうです。

愛しているなら、彼のことをグチりたいとは思えない。

ファミレスで女子会をすると、彼氏や夫のグチばかりが飛び交うでしょう。彼女たちは、彼のことを愛していないのです。

彼のことを愛しているなら、グチりたいとは思えません。グチりたいと思える不満は少ないですし、グチって彼の評価を下げるようなことなどしたくありません。

愛しているということは性格の良い男性を選んでいるはずで、するとグチなんて出てこないものです。

「亭主元気で留守がいい」とか「旦那はＡＴＭ」なんて言葉がありますが、彼女たちは夫のことを愛していないのです。扶養される恋愛を、とても偉そうに生きています。とても性格が悪いです。

愛しているか、いないかの二元論ではない。

実際のところは、愛しているか、愛してないかのどちらかに区切れるものではありません。

９０点愛しているのか、２０点愛しているのか、という感じです。

それにしても日本人女性の多くは、５０点も愛していないのです。

愛していないと、デートもセックスも大して楽しくない。

あまり愛していない人と恋愛する経験があったってよいでしょう。しかし、あなたのためにならないのです。あなた自身が愛している人とデートしたりセックスしたほうが、もっとずっと楽しいし、幸せな気持ちになるのです。デートもセックスも大きなトキメキに満ち、きゅんきゅんと恍惚するのです。

おごられるデートも、少しは楽しいでしょう。しかしそれは父親に遊園地や食事に連れていってもらう楽しさと同種のもので、恋愛の喜びとは異なります。

恋愛の喜びとは、トキメキを伴う恍惚です。

彼を愛していると、「レジャーなんてどうでもいい」と感じます。むしろ家でイチャイチャしていたいです。たまには彼と出かけることも楽しいですが、彼と二人で親密にしていることこそが幸せと感じています。

「食事なんて吉野家でいい」と感じます。外食が何であるかなんてどうだってよく感じます。

彼に高い食事をおごらせることを「申し訳ない」と感じます。彼のお金を浪費させたくはありません。彼に高い食事をおごらせたいなら、彼のことなど愛していないのです。

尽くしてでも愛したいし、尽くしている時間が楽しい。

「追われる恋愛でないと損だ」と考える女性が多いです。しかしそれは幻想なのです。

誰かを愛したとき、自分から会いに行ったり食事代をおごってあげたりしてでも、彼に会いたいと感じます。

それに彼のためにスイーツを作ったり、彼の肩をもんであげている時間がもう楽しいのです。

「尽くしたのに報われない」という感覚はなく、尽くしている時間がもう楽しくて、報われています。

ホワイトデーに高価なお返しをもらったから報われたのではなく、手作りチョコを渡すデートが出来て、彼が喜んでくれた時点でもう、報われているのです。そう感じられます。

「尽くす」という言葉が重たいでしょうか？そこまで自己犠牲でなくてもよいです。「小さな優しさをいっぱい注ぎたい」という感じです。「彼に迷惑かけたくないから自分でちょっと頑張ろう！」という感じです。

「彼をセックスで気持ちよくしあげたい」といった贈る気持ちです。

「尽くしてでも会いたい」と思える男性が複数いることだってありうる。

愛というのは、一途であることは難しいです。

あなたにとって、「食事代をおごってでもデートしたい」と思える男性は、たった一人ではなく２～３人いてもおかしくはありません。

大抵、若いうちはカッコいい男性には誰にせよトキメキ、大勢の愛を持ちます。しかし経験とともに「カッコよくても性格悪いと不快なんだな」と学んでいくにつれて、食事代を出してでもデートしたいと思えるような男性は減っていきます。

理想の高い女性にとっては、それが１人しかない、ということももちろんあります。

「ラブホテル代を出してでもセックスしたい」と思える男性は、２～３人いてもおかしくはありません。

容姿や優しさや才能の問題だけでなく、「清潔感あふれる人でないと触りたいと思えない」、という女性は増えています。

子供の頃には純粋な愛を経験している女性も多い。

「私は愛したことがないかも」「やっぱり愛なんてわからない」と思ったでしょうか？

子供の頃を思い出してみてください。

６歳か８歳くらいの頃には、好きな男の子のためにバレンタインチョコを手作りしたいと思ったのではないでしょうか？それが愛です。子供の頃は、その彼が裕福かどうか、結婚向きなスペックかなど気にもしなかったはずです。打算なく彼を愛していました。

愛しても無神経な対応をされることで、「追う恋愛は苦しい！損だ！」と愛することをやめてしまう女性が多いです。

しかしそれは、愛することがいけなかったのではなく、無神経な男性を好いてしまった感性が浅はかだったのです。カッコいいからという理由だけで惚れると、そうなります。

人は経験とともに、「好きだな」とトキメキを感じる男性の質が変わってきます。優しさやほがらかさ、芸術の感性などにトキメキを感じるようになるのです。

推し活は愛に近いが・・・

ジャニーズや韓国俳優などに夢中になり、高いお金を出してでもコンサートに行き、グッズを買い占めて応援する行動は、尽くす愛に近いものです。

しかし推し活に夢中な人は、男性の容姿しか見ていない傾向があります。カッコよさに見とれているだけで、内面を見ていません。カッコいいけれど性格の悪いタレントに夢中になっていて、人の心を見ていないのです。

それはあまり良い恋愛感情とは言えません。

タレントに１万円も２万円も出す愛情があるなら、画面越しの人ではなく抱き合える距離（立場）の人に素直にアプローチをしたほうがよいです。そうすれば抱きしめてもらえるのです。３０センチの距離で見つめ合うことが出来るのです。

精神性の高い人はそれなりにイケメン。

「でもイケメンが好きだわ」と感じてもよいです。

顔だけでなく、もっと中身を見た方が良い、という感じです。お金ではなく相手を見るべき、という話です。

精神性の高い人は身なりにも気を配るため、ジャニーズ顔をしてはいないにしてもそれなりにハンサムな雰囲気をしているでしょう。清潔感があり、爽やかだったりオシャレだったりします。食べ過ぎないのでスレンダーです。

オシャレでも、化粧をしまくってポーズをカッコつけるようなものではありません。イケメン気どりのタレントとは方向性が違います。

素直に愛する恋愛は、未来世にまでも影響を及ぼす！

女性たちは素直な恋愛をしたがりませんが、自分のためにも、素直に愛する恋愛をしたほうがよいのです。

幸せなセックスになるだけでなく、クリスタルチルドレンにおいては未来世にも影響します。１９９０年以降に生まれた日本人はほとんどがクリスタルチルドレンです。

天使の転生者たちは、精神性の高い「オールドソウル」などの男性を愛すると、彼の魂との信頼関係を結びます。すると今生が終わったあと、次の人生を計画する際、彼の恋愛相手候補として生まれることが出来たりします。彼が１５歳のときに初めての恋愛が出来るように、近くの町の吹奏楽部の女の子として生まれたり、するのです。

これはとても幸せな転生です。

そして、どんな男性に好感を抱くのか、その感性は来世の環境を大きく左右します。スポーツ選手が好きですか？それならあなたは、汗臭い攻撃的な男性とばかり交流する人生になってしまいます。新たな平和な世界を造ろうとする人にトキメキを感じるでしょうか？あなたは彼を追いかけて、平和な世界に生まれ落ちるでしょう。苦しみのない世界に。

愛がないセックスでもかまわない。あなたが傷つかないならば。

「恋愛というか、セックスをしたい」という考えの女性もいるでしょう。

セックスの相手を見つけるにあたって、必ずしも相手にトキメキを感じている必要もありません。

かといって出会い系サイトでゆきずりの男を漁るのは間違っています！

セックスの相手は、あなた（女性）が「性的魅力を搾取された！」と傷つかない相手であるべきです。優しい、誠実な男性であるべきです。セックスの上手い人を選んだほうがよいです。あなたに執着してこない精神性の高い人を選んだほうがよいです。あなたの「したい、したくない」を尊重してくれる人を選ぶべきです。お酒やタバコをしない男性を選んだほうがよいです。体の濁った男性とのセックスは不快を伴います。

極端に言えば、スポーツ感覚でセックスをしたってよいのです。ただセックスを教えてもらうだけでもよいのです。女性が傷つかないことが大切です。

「カッコいいから」でも「気前がいいから」でもなく、精神的に信頼できる男性であることが不可欠です。

まぁ、このような男性だと、一度セックスをすると好きになってしまいそうですが。

「思いやりのあるセックスをしてくれそうな男性」は、トキメキを感じる男性と大体一致します。