「オールドソウル」的感性では人は寄ってこないかも?
- acousticlife111
- 1 日前
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あなたが芸術を創ったり、会社のプロジェクトを企画したりする際の、アドバイスです。
快楽的魅力が全面に出ていないと、人が寄ってこないかも
社会は節操があるべきです。人から信頼されるにはまず真面目であるべきです。
しかし教科書みたいな生真面目なものを作っていても人は喜んでくれないので、「オールドソウル」は「真面目なものをクスっと笑えるように作る」といったバランスを取ることが上手いです。そして彼らは大衆啓蒙を担ってきました。
たとえば『となりのトトロ』は、「自然を大切に!」という社会活動を非常にキャッチーに行った好例です(宮崎さんはオールドソウルではないですが)。
しかし現代の大衆の精神性では、こうしたさじ加減では見向きもしてもらえなそうです。
「よく見るとクスっと笑えて楽しいじゃん♪」ではダメで、もう見るからに楽しそう、ワクワク、セクシー、といった快楽的要素が全面に出ていないと、支持を得られない感があります。
誠実な人にではなく楽しそうな人に人は寄っていく
あなたの持っている誠実さを前面に出してアピールしても、それが武器にならない時代、という感じです。
施術者や作り手が誠実であることを、消費者が求めていないのですね。誠実さはアピールポイントにならず、むしろ「つまらなそう」と白けられてしまいます。
なので、何かをやるなら、「楽しそう」という雰囲気を無理にでも出して作る・行うことが有効になりそうです!
行動が知人に見えないものはなおのこと
購入したものが知人に見えるランドセルは、無地の無難な色の、丁寧に作られたものを良しとして買います。
しかし、スマホの中で遊ぶゲームやマンガなど、知人にその存在がバレにくいものに関してはなおのこと、快楽的なものを大衆は選ぶ傾向があります。
たとえば、あなたがInstagramの裏アカウントで見ているもの、フォローしているもの、そのちょっとダーティーな雰囲気のものを、大衆は選び取る、という感じです。
匿名掲示板に飛び交う事柄や口調が、大衆のニーズ、という感じです。
だからヤンキーもののアニメとか、イケメンしか並んでいない不自然なアニメなどが人気を博します。
ダーティーなものが良いわけじゃなく、使い分ける感じ
ダーティーなもの、下品なものが「良い」というわけではないです。また、あなた自身がそんなものを表現したくもないかもしれません。
しかし処世術や仕事の評価、生計のためには、そうしたものを使い分けられるようになっておいたほうが好ましいだろう、という感じです。
上司に「ちょっと広報用のイメージキャラを描いてくれ」と言われたら、やはりピーターラビットではなくセーラームーンに似たものを描いてやる必要がある、という感じです。
新海誠監督の好きそうな、「爽やかでちょっとセクシーな女子高生」みたいな雰囲気ですらもうダメな感がありますね。
私自身は、用途やターゲットによって雰囲気を使い分けて作っていくつもりです。
作品やサイトによって様々なバリエーションをやるつもりですが、大衆向けな目的のものであればあるほど、俗っぽい様相でやることが多くなりそうです。
また、ものにせよ人にせよ、セクシーな要素が少なからずないと見向きされないかな、という感がありますね。