第1~第7までのチャクラを個別に解説しています。
次は第2チャクラを。
第2チャクラ
部位:丹田(おへそのすぐ下あたり)
色:オレンジ
サンスクリット語名:スワーディシュターナ・チャクラ
第2チャクラを活性化する方法
オレンジのオーラを活性化する方法、とほぼ同義です。
まずは箇条書きで、下で詳しく解説します。
端的に言って、「快楽を適切に扱う」「依存からの自立」「攻撃性を卒業する」といったテーマの色です。
快楽を楽しむこと
快楽を我慢する自制心
セックスやオナニーを楽しむこと
セックスを我慢する自制心
セックスの技術
セックスの獲得のために卑怯な手段を使わないこと
犯罪・暴力・暴言・攻撃を自制すること
嘘・誇張・見栄を自制すること
富や名声に溺れないこと
ぜいたくを卒業すること
科学医療からの自立
親や親しい人からの自立
社会福祉からの自立
快楽を楽しむこと
お菓子、オモチャなどの快楽を知り、それを素直に楽しむことです。
動物と人間との違いの1つがここにあります。端的に言えば、快楽への興味が人間を多面的に進化させてきました。
ブランド、ショッピング、レジャー、外食、アニメ、テレビゲーム、ギャンブルなど。
タバコ、ドラッグ、お酒もこの概念に含みますが、それはまったく触らなくてもよいです。
快楽を我慢する自制心。〇〇中毒の克服。
上記のような快楽の楽しさ・魅力を充分に痛感しつつも、それを我慢する自制心です。
「夕ご飯が食べられるようにおやつはここまでにしておこう」といった我慢や計算です。
日本人はほとんど、これが出来ていないです。
アルコール中毒、ギャンブル中毒などは、根性で克服すべきことです。
セックスやオナニーを楽しむこと
「快楽を楽しむこと」の一部ですが、大人になったならば(12歳程度から)、セックスやオナニーを抑圧せずにいられるようになることが必要です。生殖としてのセックスではなく、快楽としてのセックスです。
相手がいないときはオナニーを楽しめばよいです。
セックスを我慢する自制心
セックスも、楽しさを痛感しつつ、我慢できるようになることです。
明確な同意もないのに女性を押し倒したり、強引にキスしてしまう男性は、我慢ができていません。酔った勢いで、「まぁいいか」と男性の口説きに応じてしまう女性は、我慢が出来ていません。
後になって後悔するセックスは、セックスを我慢できなかった証拠です。
日本人はほとんど、これが出来ていないです。
DV気質の彼氏と離れられないのは、セックス中毒です。
セックスの技術
セックスの技術を高めることも第2チャクラを活性化します。
セックスの獲得のために卑怯な手段を使わないこと
貢ぎによって女性のご機嫌とりをする恋愛は、もう「卑怯な手段」です。まだ相手をよく知りもしないのに「愛してる」と言って心酔させるのも卑怯です。お酒で酔わせて思考を曇らせるのも卑怯です。つまり日本人男性のほとんどが、卑怯な手段でしかセックスを獲得できないでいます。
可愛く着飾って気のない素振りをし、男性に口説かせようとするのは、卑怯な手段です。または、性的魅力を振りかざして貢がせようとするのは卑怯な行動です。つまり日本人女性のほとんどが、卑怯な手段でしかセックスを獲得できないでいます。
恋愛の始まりがもっぱら卑怯な手段なので、日本人の恋愛は良い恋愛にならないのです・・・。
男性は、もっと女性のデリカシーを尊重すべきです。
女性は、自分から「あなたとセックスしたい」と伝えて主導権を握るべきです。
犯罪・暴力・暴言・攻撃を自制すること
犯罪・暴力や暴言、攻撃的な言動は、当然ながら自制できるようになるべきです。
護身として武術を身に付けるのは良いのですが、「殴ることが楽しい」という感性はマズいのです。
暴力アニメに興奮する感性はマズいのです。ディベートの目的が「打ち負かすことが気持ちいい」ではマズいのです。
イライラの感情を「不機嫌」という形で人にぶつけるのはマズいのです。
嘘・誇張・見栄を自制すること
嘘をついて金品を獲得しようとしたり、自分を大きく見せようとしたりすることはマズいのです。
現代日本のほとんどの企業は、嘘や誇張が常態化しすぎています!それにスタッフとして加担して何も感じないのは、あなたもそれをやっているのと同じです。
「商社で働くのは嫌だな、掃除とか、誇張の必要ない仕事がいいな」と思えるようになったほうが良いのです。
Tik Tokなどは、嘘や誇張の極みです(笑)
富や名声に溺れないこと
金銭欲や名声欲を卒業することです。
「年収500万円以上の男性と結婚したい」はもうアウトです。
ぜいたくを卒業すること
「ぜいたくしていたい」「ぜいたくでなきゃ嫌」という強欲を卒業することです。
「デパコスでなきゃ嫌」「プチプラブランドなんか恥ずかしくて着れない」はアウトです。
「ランチは1,000円以上で当たり前」はぜいたくです。
「家賃6万のアパートでは嫌だな。裕福な男性と付き合おう」という恋愛思考は、つまりぜいたくです。
科学医療からの自立
健康管理において、「科学医療や薬に頼らなくてもどうにかなる」と思えるようになることです。
実際的に、食事や運動などに気を付けていられる生活習慣も必要です。「未病」の考えを持っていることです。
日本人は他の先進国にも増して、科学医療に依存しすぎています。風邪をひいただけで病院に行きすぎです(笑)
親や親しい人からの自立
守ってくれる家族や、寂しさを埋めてくれる幼なじみなどからは、自立をしていくべきなのです。
家族においては、金銭的自立だけでなく、精神的な自立も果たすべきなのです。「家族が心配」という理由で離れられないことも、克服しなければなりません。
社会福祉からの自立
「社会福祉に守ってもらわないと生きていけない」という状況や思い込みを逸脱することです。
「快適な生活環境がなければ嫌」という状況や思い込みを逸脱することです。
困難を我慢したり自分で解決したり、社会福祉ではないものに協力を仰いで解決するコミュニケーション力や人徳です。
それぞれに少しずつ加点されていく
それぞれのスキル・感性が伸びるごとに少しずつ加点されていき、第2チャクラがより活性化されます。
第2チャクラはテーマが多いのですが、セックスが占める割合が大きいです。
チャクラケアはケアにすぎない
「オレンジ色のパワーストーンを会陰の辺りに置いてじっとしていると、第2チャクラが活性される」などと読んだことがあるでしょう。
それはケアにすぎず、活性度合が50の人が60に伸びるようなことはありません。
ケアをすることは無意味ではありませんが、たとえば便秘を改善したいなら、パワーストーンやアロマ精油に頼るのではなく、上記のような自己成長が必要です。
第2チャクラは大腸のあたりの臓器に関連する
第2チャクラが滞っていると、大腸、小腸、子宮、生殖器あたりの臓器が病気になりやすいです。
便秘もここに関連し、肌荒れの一部も関連します。
第2チャクラ(オレンジのオーラ)は最難関!
第2チャクラは、7つのチャクラ(7色のオーラ)の中でも最難関の色です!
多くの人は、快楽やセックスを自制できません。
だらけさせてくれる親から自立できないでいます。
嘘や攻撃を改めることが出来ません。女性は暴力の習慣が乏しいので、暴力的に人を攻撃することは少ないですが、イライラしたときに攻撃的な感情を家族や恋人に向けてしまう人が多いです。それは自制出来るようになったほうがよいのです。
第2チャクラのテーマは人や社会を破壊してしまう
第2チャクラ(オレンジのオーラ)の課題の克服は、とても重要です!
なぜなら、これらは放っておくと人や社会を破壊してしまうからです!
暴力を放っておけばスラム化や戦争を起こすのは明白ですが、快楽中毒を放っておいても社会は壊れてしまいます。「お金持ちになりたい!」という欲望を放っておいても、ずるい商売が蔓延し、社会が壊れてしまいます。
「科学で生活をラクにしよう」という考えを放っておくと、科学を誤用して自滅します。
快楽に中毒しすぎると健康を害しますし、浪費で破産してしまいます。高給な仕事をしなければならず、身を滅ぼします。
依存・中毒が深刻なものは、隔離が有効
アルコール中毒者に対して、病院では「アルコールから徹底的に引き離す」といった処置をしますが、これはすべての快楽においても有効です。
「何々への依存・中毒が深刻だな」と感じたとき、すっぱりとそれから引き離すようなことをしたほうが、克服をしやすいです。妹さんが恋愛中毒なら、「しばらく恋愛はやめておいたら」と忠告してあげるとよいです。
日本人は第2チャクラ・セックスの課題が苦手
日本人は第2チャクラが苦手で、しかし年代によって苦手の理由が真逆になります。
戦後世代くらいまでは、セックスを抑圧しすぎていました。「セックスは結婚した相手としか交わしてはいけない」「セックスは子供を産むためにある」と考えた世代です。
団塊世代、バブル世代は、逆にセックスに中毒しすぎました。セックスを得るために卑怯な手段を使いすぎました。
以降の世代はそれを踏襲してしまっています。
女性においては、抑圧と中毒が混合していて複雑です!女性たちが、素直に「あなたが好き」「セックスしたい」と言えないがゆえに、男性たちが女性を強引に押し倒す恋愛文化が定着してしまった感があるようです・・・。
役者・声優など志す人は気を付けて!
演技は、「巧妙に嘘をつく」ことによく似ています。
役者や声優など夢中になる人は、嘘を付くことに抵抗感がなかったり、むしろそれを恍惚してしまうことが多く、日常生活でも見栄を張ったり人を欺いたりしがちです。
また、周りにいる役者仲間もそういう人ばかりで、「善い人そうに見えるけど腹黒い」人に囲まれて傷つけられやすいので、気を付けましょう。
落ちぶれる時期が多少はあってもよい、という計算になっている
第2チャクラ・オレンジのオーラの課題の数々は、いわゆる「悪いこと」が多いです。
悪いことを全く避けて生きなければいけないわけではなく、若いうちに少々、それらに落ちぶれる時期があってよい、という考えの元、チャクラやオーラは管理されています。
子供の頃に甘いものを食べすぎて、虫歯になって自制を覚える。戸棚のおやつが欲しいゆえに親を欺く経験をする。ブランドやショッピングに盲目する時期を経て、飽きて卒業する。それでよいです。
人をいじめて、いじめられて良心を身に付ける。それで良いです。
現代っ子たちはアイドルになりたがりますが、15歳でアイドルになって、芸能界で色々ひどい目に遭って17歳で卒業する、そういうプロセスで良い、です。
快楽中毒や悪いことを、一通り経験してもよいです。
「お金持ちになりたい」と思い込んでいる時期があってよいです。
「セックスに中毒しすぎかも」と焦る時期を経てよいです。