社会を見渡していても、私の周りの人を見ても、「オールドソウル」らしい「オールドソウル」はもう絶滅してしまったと感じます。
アイドルになってしまうか、引きこもる
平成世代の「オールドソウル」は、本来の使命である啓蒙的な生き方をしていません。
女性の場合、もっぱらアイドルっぽいタレントになってしまいます。音楽の才能の片鱗は見せつけますが、「歌ってみたYoutuber」をやってみれども収益にならず、どんどんアイドル化してしまう・・・という感じです。生計は一般仕事で立て、副業で自己表現しよう、とはならないようです。
またはそもそも、AKB系のアイドルを目指してしまいます。
元AKB48、NMB48の山本彩さんなんかはいかにも「オールドソウル」っぽくアコギ系シンガーソングライターに転身したのですが、それで売れなかったからか、スナフキンぽい歌は歌わなくなってしまいましたね。
または、引きこもってしまうようです。
探すのは困難
尖っていないアイドルになってしまうのも、引きこもってしまうのも、それはそれで良いと思います。そういう「オールドソウル」を責めるつもりもありません。
問題が生じるのは、「学校や職場でオールドソウルを見つけて仲良くしたいな」と画策する人々です。あなたが思い描くような「オールドソウル」は、平成世代にはもうほぼいないでしょう。
平和に世直しをする男の子はおらず、南ちゃんのような女の子もいません。
恋愛指南において「オールドソウル」を探すとよい、という文言ももう通用しないと感じます。旅をすれども見つからないです。
発信者にもいない
スピリチュアル業界で霊的真理を発信する「オールドソウル」というのも、見ないです。
また、各分野で利益度外視のソリッドなブログを発信する「オールドソウル」もすっかり見かけなくなりました。
80年代生まれなら少々いるが
80年代生まれの「オールドソウル」なら外で見ることも少々あるかなと思います。
しかし、若い世代の人にとって、80年代生まれの人というのは眼中にないのだろうと思います。
アドバイザーや仕事の上司として出会うこともまずないでしょうし。
「オールドソウル」本人は気張らなくてよいです
あなたが「オールドソウル」本人なら、使命だとか啓蒙だとか人助けとか、気張らなくてよいです。
社会と価値観が違いすぎるので、阻害されてしまうだけで、かわいそうです。
窓口事務や研究職などしながら、つつがなく生きるとよいです。