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「食べたくないものは食べない」でよいのか?

スピリチュアリストの中にも、巷のグルメ家の中にも健康マニアの中にも、「食べたくないものは食べなくていいのよ」「食べたいものを食べていればいいのよ」と言う人がいます。

その考えは正しいのでしょうか?

 

 

ケースバイケースである

「食べたくない」「無性に食べたい」といった感覚を尊重すればよいかどうかは、ケースバイケースです。

「食べたくないものは食べなくていいのよ」「食べたいものを食べていればいいのよ」は、正しいとは言えません。

が、それでよいケースもあります。

 

 

大抵の場合は偏食にすぎない。食べる練習をすべき

「ニンジンを食べたくない」などと子供や夫が言うとき、大抵の場合は単なる偏食にすぎません。「好き嫌いが多い」というやつです。

その味覚を尊重してしまうと栄養失調や病気になるので、「ニンジンも食べられるようになろう」としつこく言い続ける必要があります。

 

基本的に、「給食を残さず食べられるようになっておく」という食育が必要です。嫌いなものでも「少しは食べなさい」としつけ、適応させましょう。

 

 

ガイド霊が敢えて味覚調整していることがある

ガイド霊が敢えて、その食材を嫌がるように味覚調整することがあります。

これは大きく分けて2つのケースがあります。

 

人生を通してある食品を避けさせるケース

子供の頃から大人になってもずっと、苦手なように調整するケースです。ある食材に対して不味さや気持ち悪さ、臭さを感じさせ、それはずっと続きます。

たとえば、バブリーな人に育つべきでないときに、「牛肉が臭くて食べられない」という体質になることがあります。

野菜、魚介、フルーツ・・・様々な食品があります。

 

一時的に、ある食品を避けさせるケース

子供のときは普通に食べられたのに、ある時ふと、大きな不快を感じるようになります。たとえば22歳の頃に、芸能界へ進もうかデスクワークに進もうか迷っているとき、お肉が気持ち悪く感じる、といったことです。「芸能界は嫌だな・無理だな」と思わせたいのです。

いつの間にかお肉嫌いは治っていたりします。

 

 

ガイド霊の調整ではなく、苦手になることもある

しかし、ある食材に急に苦手意識を感じても、ガイド霊のせいではないこともあります。

たとえば、しばらく食べていない食材に対して不味く感じたり、胃もたれを感じたりすることはよくあります。これは、少々辛くても頻繁に食べていれば、また食べられるように戻ります。

 

病気、断食、菜食などが続くと、味覚だけでなく胃が退化して、様々な食べ物に不快感や胃もたれなど感じることがあります。オレンジジュースが酸っぱすぎて、胃が痛くなって飲めない、というようなこともあります。

よく食べる習慣を取り戻すと、だんだん食べられるようになります。

 

つまりこういう場合、「食べたくないから食べない」という考え方はよくないのです!

 

 

「食べたい」にも様々なケースがある

「何かを無性に食べたい!」と感じるのも、様々なケースがあります。

 

中毒しているだけのこともある

「フライドポテトが食べたい!」と頻繁に感じるのは、ただフライドポテトに中毒しているだけのことが多いです。「食べたいと感じるから食べればいいんだ」という判断は間違いで、自制する必要があります。

 

ガイド霊が操作していることもある

たとえば妊娠しているときに「酸っぱいものが食べたい」と感じるとき、ガイド霊が意図的に操作していることが多いです。その欲求に従って、レモンなどよく食べればよいです。

 

 

感覚に従うべきなのか、正確に識別するのは難しい

「無性に食べたい」「食べたくない」と感じるとき、それがガイド霊の調整だから従うべきなのか、自制すべきか、正確に識別するのは難しいです。これといった法則性はない、と言えます。

ある程度、状況から察しがつくようにはなるのですが、難しいでしょう。

 

基本的に、フライドポテトやピザ、甘いものなど、「食べすぎはよくない」と言われているものを無性に食べたくなるのは、ガイド霊の指示ではありません。「お肉を集中的に食べなさい」というケースはややあります。

「少しは甘いものを食べなさい」はあります。

 

極端なものを感じるが、どうすべきかよくわからないなら、チャネリング相談で対応は可能です。

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