アニメは多くの人にとって面白いものですが、ひとたび興味を持つと、極端に中毒してしまいがちです。適度な距離感を保つにはどうしたらよいのでしょうか?
「アニメ時間」を作らず、「余暇の一環」にするとよい
アニメ視聴を、「生活の一部」にはしないことです。
アニメ好きを自負する人は、毎日アニメを見ることが当たり前になっており、半ば使命感になっていたりします。それが良くないです。
「夕飯の後は毎日アニメを見よう」などと考えるのはやめましょう。
「余暇の一環として、アニメを見る日もある」といった付き合い方が良いです。
宿題、課題など、他にやらなければならないことがある日はそれを優先します。
友達と夕飯を食べに行くなど、他に余暇レジャーを楽しむならそれだけにしておきます。
すると、日々が快楽漬けになってしまうことを防げます。
「1日2時間まで」などと決めるとよい
90年代頃までは、アニメ中毒者というのはほとんどいないものでした。
それは、昔はアニメはまとめて見ることが出来なかったからです。お気に入りのアニメは1週間に30分しか放映しません。また、「アニメそのもの」にしてもせいぜい19時から2本続く、といったものです。1時間ですね。
30分か1時間で、強制的に視聴は打ち切られました。
しかし、サブスクリプションが台頭した現代、アニメを10話でも連続で見ることが出来てしまいます。だから中毒する人が増えます。
「次も見たい!」と思ったときに制限なく次が見られるのは嬉しいことですが、せいぜい2時間、4話程度に留めましょう。
自分でそれを決めて、守るとよいです。
テレビゲームにも同じことが言える
テレビゲームもだらだらと中毒しやすいです。
これも、制限時間を決めるとよいです。昔から「2時間までね」と親が言うのが定番だったりしますが、特にRPGをやる人にとって、2時間は物足りなく感じるでしょう。2時間でなくてもよいですが、せいぜい4時間程度で止めましょう。
平日は2時間、休日は4時間、という感じでしょうか。
休日を、テレビゲームだけで埋めると堕落しがちです。そして自己嫌悪に陥りがちです。運動不足や病気にも陥りがちです。
4時間テレビゲームをやったら外にもちょっと出かけてくる、といった暮らしが出来るようになるとよいです。
中毒は病気ではない。自分で自制するもの。
近年、アニメ中毒やギャンブル中毒などに対して。「中毒は脳の病気だから薬で改善するものだ」と叫ばれるようになってきました。
それは誤りです!
中毒というのは病気ではなくて、自分で自制して防ぐものです。
そして、中毒を自制しないと健康や太りや様々なことに影響が出ます。
若い頃に、アニメ中毒、ゲーム中毒に陥るのは誰しもあることです。それを恥じる必要もないですが、そのままではいけません。