料理は必ずしも達者である必要もない、ということを度々書いています。
料理に凝ることよりも、しっかりと栄養を摂ることのほうが大切です。
冬は鍋が良い
冬場に推奨したいのは、鍋です。「水炊き」というのでしょうかね。
土鍋の中に具材を放り込んでグツグツ煮るだけの料理です。
言うまでもなく調理がものすごく簡単なうえに、栄養を摂りやすいです。およそどんな具材でも放り込めます。野菜をたっぷり摂取しやすいです。近年は色々と鍋用のスープが売られていますが、それを使わずとも、入れた具材によって微妙に味が変わるので、だし醤油1つでも美味しさを楽しめます。
すると、毎日のように鍋でも飽きない、という人も少なくないはずです。
残ったスープに翌日はうどんを放り込んでも、冷やご飯を放り込んで雑炊にしても良いですね。食材が溶け込んで、スープは栄養たっぷりですし美味しいです。
1人用サイズの鍋もありますから、一人暮らしでも鍋は楽しめます。
毎日鍋だって問題はない
あなたが飽きを感じないなら、毎日のごとく鍋を食べたって問題ないです。
なにしろ何の具材でも合うので、栄養バランスもとれます。
同じ料理ではダメということもないのです。
土着っぽい民は毎日同じようなスープを食べていたりします。元々人間はそのような食生活をしていて、いつの間にか飽きっぽくなった、というだけです。
特に日本は、様々な国の料理を代わる代わる食べなければ気が済まない、というくらいにグルメになってしまい、それゆえに料理も大変になってしまいました。原点に帰ったってよいのです(笑)
仕事で疲れていても簡単
仕事で疲れて帰った後も、鍋だったら簡単ですね。
油っぽい料理ではありませんから、食器洗いも容易です。
また、調理の仕事をしている人などは、仕事で凝った料理を頑張っているなら、自宅では料理を簡素化すればよいです。
冬場にかぎらなくてもよいのです。
真夏は暑いかもしれませんが、「鍋は冬だ」と決めつけずに、他の季節にも活用したってよいのです。