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子を見て気づく母親の潜在欲求

「インナーチャイルドの癒し」という言葉がありますが、人は意外と、自分の欲求を充分に満たさないまま年を重ねてしまいがちです。何を望んでいるか自覚できていないことがあります。

そしてそれは、自分の娘を見ることでわかることがあります。

 

 

娘の魂は母親のオーラに似る

娘に宿る魂というのは、妊娠時の母親の精神性に呼応します。そのときの母親のオーラバランスや好みに似た魂が、娘に宿りやすいのです。

すると、娘が成長し、高校生のときにやりたがることというのは、母親であるあなたが青春時代に謳歌したかったことである可能性が高いです。

 

たとえば、娘さんがバンド活動に夢中になるなら、あなたも音楽をしたかったのではないでしょうか?

娘さんが旅行クラブに入るなら、あなたも海外旅行がしたかったのではないでしょうか?

娘さんがファッションに夢中なら、あなたもピンクの服を着たいのではないでしょうか?

娘さんが恋愛に夢中で危なっかしいなら、あなたもセックスを謳歌したいと思っているのではないでしょうか?

 

もちろん子の好みは、学校や社会に影響されることもあるので、母親の興味とは関係ないこともあります。しかし上記のようなことを、検証してみる価値はありそうです。

「自分もそれがしたい」と気づいたなら、満たしてやるとよいです。

 

 

娘の子供時代に与えたものも

また、娘さんの小さい頃に与えたものも、実際はあなた自身が望んでいたものであるケースが多いです。

娘さんをバレエ教室に強く勧めたなら、本当はあなた自身がバレエや美的スポーツをしたかったのではないでしょうか?

娘さんにピンクやパステルカラーの服をたくさん着せたなら、本当はあなた自身が華やかなオシャレをしたいのではないでしょうか?

娘さんに多くのスキンシップを与えたなら、本当はあなた自身がスキンシップを謳歌したいのではないでしょうか?スキンシップの心地よくない男性を夫に選んでしまい、恋愛やセックスに未練を残しているのではないでしょうか?

 

 

友達母娘も、ケンカ母娘も

娘と友達のように仲が良い母親は、ファッションや青春遊びを望んでいる傾向があります。「まだ遊び足りない」と感じていたり、本当は母親に適しておらず、自由な人生や恋愛を生きたがっている傾向があります。

そして、娘とケンカが多い母親にも同じことが言えます。

自分が我慢してきたことを娘が謳歌しているのを見て妬みを感じ、執拗に感情的に怒ってしまうから険悪になる、ということがあります。

 

母親が精神的に成熟しているなら、娘とディズニーに行ってキャーキャーしたりはしないです。「ディズニーや流行遊びはもうくだらない」と感じるようになるので、娘の年代の遊びを思いきり楽しめたりはしないものです。子供たちのために、冷めた目でレジャーに連れていってやる、という感じになります。

また、母親が成熟しているなら娘も大人びた魂で、流行遊びに没頭したり、ファッションに過剰に没頭したりしないものです。美意識に優れていても少ないアイテムで自制します。親の忠告に幼稚な反発をしないです。

 

母親は成熟していて娘だけ未熟、ということはあまりないです。

娘の奔放に悩む場合、母親自身も何か改めるべきことがありそうです。

 

また、成熟していると自認していても生真面目すぎると、子は反発します。遊びやファッションを全然与えないと、子は親を嫌いやすいです。

生真面目すぎるというのは、何かを抑圧している可能性があります。

 

 

母親が成熟しないと子が成熟しない

「家族は運命共同体」といった言葉がありますが、言い得て妙です。

基本的に、母親は自分が出来ないことを娘にしつけることはできません。母親がグルメ中毒のままなら、娘もグルメ中毒で健康を害したり太ったり、浪費癖になります。母親がショッピング中毒なら娘もショッピング中毒で、お金が欲しいあまりにトラブルの多い人生になります。

親というのは、自分が成熟することによって自分の子を成熟させる大きな影響力を持つのです。

 

 

堕落すべきではないのですが、抑圧しているものがあるなら、適度に満たしたほうがよいです。

「恋愛したい」「ピンクの服を着たい」といったことは年をとればとるほど充足しづらくなるので、早めに動いたほうがよいです。

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