最近、コメ不足がニュースを賑わせています。
このように、私たちの食卓でおなじみの食材が、不作や円高などの影響でときおり高騰し、購入しづらくなってしまいます。
安く買えるものを食べればよいです
たとえばいつものお米がスーパーに売られていないのを見たとき、2倍も3倍も値の張る高級米を買ってしまったりしていないでしょうか?
サンマの値段が高騰しているのに、「秋はサンマを食べなければ」と無理に買ってはいないでしょうか?
そういうことをしないほうがよいです。
何の食材においても、代替品となるものがあるはずで、より安価な代替品を買って食べる、という柔軟な考えを持ったほうがよいです。
コメは素晴らしい主食だが、コメでないと栄養が不足するわけではない
コメは素晴らしい主食です。世界の主食の中でも最も素晴らしいと言えるくらいです。
かといって、主食がコメでなければ栄養不足になってしまうわけではありません。炭水化物もタンパク質も、他の一般的な食材で補うことは出来ます。
コメ、特に玄米を積極的に摂取しようとする食意識はとても素晴らしいことなのですが、値段が高騰したり入手しづらくなったりするときは、コメにこだわる必要はありません。
味の面でも妥協が必要
たとえば、コメ不足が深刻になったとき、外国からコメを大量に輸入して日本の食卓をまかなう政策がとられるかもしれません。昔ありましたね。
海外のコメは多くの場合、日本のコメよりも味や食感が劣るでしょう。だからといって日本のコメにこだわることは控えましょう。そういうときは海外のコメで妥協をするべきです。物足りないとしても、我慢しましょう。
海外に行ったときも同じことが言える
海外旅行に出たとき、安食堂を渡り継いでいると生野菜を摂取することが難しいことがあります。だからといって高級レストランに入って5ドルも払う必要もないのです。
野菜が摂取しにくい地域なら、フルーツをたくさん食べるとよいです。フルーツジュースを活用するのもよいです。
チョコ、ポテトチップスもいつの間にか高い・・・
チョコレート菓子やポテトチップスも、いつの間にかかなり割高になっています。
以前は、チョコなら「70g100円」、ポテチなら「90グラム100円」くらいの価格でしたが、今では倍くらいにもなっています。そのぶんちょっと凝った味付けやディテールのものが増えていますが、「満腹」「栄養」という観点から言えばコスパは悪くなっています。
ケーキなどの高級菓子は、チョコを使ったものはなおさら高価になっていくでしょう。
今や「庶民のお菓子」ではなく「嗜好品」になってきているので、注意が必要です。
今でもわりと安いままなのは、お米を原料にしたスナック菓子でしょうか。
30品目やスーパーフードにこだわらなくてよい
「1日30品目を食べるべき」「スーパーフードを食べないと栄養不足に」といった声がありますが、気にする必要はありません。
30品目も摂らなくても、6大栄養素が大体バランスよく摂れているなら充分です。
それぞれに好物があるのは自然なことであり、尊重されるべきことです。
しかし、生活費を考慮するなら、「好物にあまりこだわらない」という柔軟さや手放しは重要になってきます。食へのこだわりが強い人は、やたらと生活費がかかるようになってしまいます!