勉強が出来ることも、仕事熱心であることも素晴らしいことです。
しかし人が磨くべきことは、そればかりではないのです。
微笑む人になろう
いつでも微笑んでいる、そんな人を目指してみましょう。
「くだらない!」と思いますか?
でも、社会の中であなたも、微笑んでいる人を見て安心したり、元気をもらったりしたことがあるはずです。
「大人は嫌いだ!子供が好き」と言う人も、子供たちが笑顔に溢れているからではないでしょうか?
頭を働かせてみてください。
微笑んでいることは、他人にとって良い影響を及ぼすのです。人を安心させたり、元気にしたりするのです。絶望する人に希望を与えもするのです。
簡単なようで、簡単ではないことに気づくでしょう
「いつでも微笑んでいよう」と生活の中でやってみると、簡単なことのように見えて簡単ではないことに気づくでしょう。
無神経な人はいつもヘラヘラしていられます。しかし、自分や他人のあれこれに傷ついたり悲しんだりしながらも、それでも笑顔でいることは、難しいことです。ただ顔の口角を上げるだけでなく、強くなる必要があります。
人の機微に敏感でありながらも笑顔を絶やさない人が、知人に1人くらいはいるのではないでしょうか?彼女は、強いのです。
「打たれ強さ」ということを、とても鍛えてきたのです。
強さを鍛えて、攻撃せずに微笑んでいるのです
ある種の人は、「強さ」ということに関して達観しているのです。
スポーツや社会の中で、打たれる苦しみに耐え抜いて強くなりました。しかしその強さを使って、誰のことも攻撃しません。どんな派手なパンチも技も披露しません。
彼女は強さを、「微笑み」という形で世に放つのです。
なぜでしょうか?
人を安心させたいからです。人を元気にしたいからです。
彼女は悪者退治などしていませんが、英雄なのです!
(いいえ、陰で悪者退治もしていたりしますが!)
無神経な人も笑っている。強くて優しい人も笑っている
笑っている人に対して、どんな印象を持つでしょうか?
「社会の大変さに何も感じていない、無神経な人ね」と思うでしょうか?無神経ゆえに、苦労を知らないゆえに、ヘラヘラ笑っている人もいます。
しかし、そうでない人もいるのです。
強くて優しいゆえに笑っている、とても成熟した人もいるのです。
同じようなしぐさをしていても、精神性が天と地ほども違うこともあります。
これは他の様々なことにも言えます。
打算的な人もいる。そうでない人もいる
笑顔の人に対して、「営業マン的な打算的な人なのだろう」と警戒するでしょうか?その警戒心は良いことです。
今の時代、打算的に笑顔を作る人はとても多いですし、皆それが上手になっています。SNSの上はそういう笑顔の嵐です。
しかし、打算的な意図ではなく、もっと素直な思いから微笑み続ける人もいるのです。
それは簡単には見分けが付けられないです。でも、そういう人もいるのです。
しかしそういう人はむしろ、SNSなどではあまり笑顔を(自分の顔を)披露しなかったりします。目立つことを好まない、シャイな人が多いです。
仕事にも友情にも、恋愛にも重要なのです
笑顔でいられることは、仕事に非常に役に立ちます。勤勉でもむすっとしていると、上司や同僚から好かれなかったりします。付き合いづらいのです。
友情にも響きます。ネガティブな人は寄ってきますが、明るくて総合力の高い人は寄ってこないです。
そして恋愛をしたいなら、いつも笑顔でいたほうがよいです。
悲しい顔をしていて寄ってくる男は、善い男ではありません。善い男そうに見えて、腹黒いのです。弱っているあなたとセックスをして、捨てていきます。
あなたの笑顔は、彼氏を魅了します。彼にもっと好かれます。彼を癒し、元気にすることも出来ます。彼もあなたに笑顔を向けてくれます。
美人でも、無愛想だとあまり好かれないもの
「私はそれなりに美人なはずだ」という自覚があるのに、いまいち好かれないので悩んでいるでしょうか。愛想が良くないのではないでしょうか?
顔が美人でも愛想が良くないと、男性はあまり親しくしたいと感じないものです。「交流がつまらなそう」と感じます。だからあまりモテなかったり、すぐに飽きられたり、ワンナイトで捨てられたりしがちです。
良い恋愛をしたいなら、精力的に笑顔を磨いたほうがよいです。
1日5分では鍛えられない
「笑顔上手になりたい」と思ったとき、鏡の前で1日5分微笑むだけではまったく不充分です!
笑顔を磨きたいなら、1日8時間くらい笑顔でいるようにしましょう。そのためには、接客の仕事をするのが有効です。
1時間微笑んでいて、「疲れた」と感じるようではまだまだなのです。笑顔の筋力が足りていません。
もっと笑顔でいるように努めると、1日8時間笑顔でいても、「笑顔疲れ」をしなくなるのです。顔も、心もです。
笑顔を極めるのは簡単なことではないですが、取り組んだほうがよいです。
メール文章を見ると大体わかる
笑顔が得意がどうかは、メール文章を見ると大体わかります。
笑顔が苦手な人は、絵文字も顔文字もない無愛想なメールを書く傾向があります。
稀にそうでないこともありますが、大体傾向が出ます。
笑顔がどういう印象・影響を与えるか理解している人は、メールでもそういう配慮をします。「怖そうなメールを書いたら相手がかわいそうだな」と思うのです。
もちろんビジネスメールなどの場面で、顔文字など使うべきでないこともあります。
しかしある程度交流をする中で、「この人には顔文字や冗談を挟んでも平気だ」ということはわかってくるはずです。そういう柔軟性を身に着けたほうがよいです。
賢者はシリアスなはずだ、と思いますか?
求道者は、シリアスな顔をしています。
しかし、「悟った人」は微笑んでいます。必ず。ごく稀にシリアスな演技をするだけです。そうでないと信頼されない場面もあるので。