ガイド霊(守護霊)は嘘をつくことがある、ということをたびたび書いています。
悪意ではなかく、あなたの人生をより充実させるために、真実を話せないこともあります。
その先の使命を告げられないことがある
たとえば、音楽の講師になる使命を持っている人がいるとします。
講師にも様々な役割の人がいるのですが、世界レベルのプレーヤーを経てから、「名声よりも楽しく音楽をすることのほうが大切なんだよ♪」と教える講師になるべき人がいます。
超上手い上に、「名声よりも楽しくやるほうが大切なんだよ」と説く講師は、その業界において最上級の使命です!それは、世界的な演奏家になることよりも、音大の講師になることよりも、もっと成熟した使命なのです。ロイヤルブルーで達観している必要がありますから!
しかし、15歳の段階で「あなたの使命は講師だよ」と告げてしまうと、演奏者としての技術磨きがおろそかになってしまう懸念があります。だから若いうちは「あなたの使命は世界レベルの音楽家だよ」と告げたり、そう思わせることがあります。
様々な職業を経るべき人もいる
最終的に使命となる職業が決まっていても、そこに最短距離で向かうべきでない人もいます。たとえば作家などもそういうことが多いです。
30歳を過ぎたら作家にならせたいのですが、15歳でもう家にこもって文章を書かれては困るのです。偉大な作家になるために、旅をしたり、サラリーマンとして課長になるまで頑張ったり、素晴らしい恋をしたり、本気で経験すべきなのです。
でも「作家になるための経験としてサラリーマンをしなさい」と言っても身が入りませんから、「エンジニアの仕事で社会の役に立つ使命ですよ」と告げたりすることもあります。
恋愛を使命とする人もいる
恋愛を使命とする人もいます。しかし、これもガイド霊は告げにくいようです。そのため異なる内容の使命を告げます。
または、恋愛の使命を果たすために必要な職業体験を、使命として積ませたりします。
たとえば、啓蒙作家の妻となる使命を持つ女性に対して、作家の気持ちがわかるように本気で小説業界に没入させることがあります。
恋愛というかセックスが使命の人もいるのです。
使命が個人的な範疇の人もいる
非常に大きなチカラを持っていながらも、それをたった1人やごく一部の人にのみ捧げる使命の人もいます。
たとえば、「大谷翔平選手のマッサージだけに専念すればいい」というような人もいるのです。
多くの人は「大勢の人に貢献したい」と願っているので、「あなたは彼にだけ注力すればいい」と告げられても受け入れにくいでしょう。そんなとき、真実を伝えないこともあります。
使命というか個人的な目標にすぎないこともある
たとえば、セックスを使命に持っていても、それは相手のためというよりもあなたにとって「素晴らしいセックスを今生では体験しなさい」というものであったりもします。自分を満たすことも、魂にとっては必要なプロセスです。
しかしこうしたことも受け入れがたい人が多いですから、「彼のために」と告げたり、異なる使命を告げることもあります。
ありのままを伝えると、モチベーションに支障をきたす、というようなこともあるのです。
生きる目的は人それぞれで、それぞれにがんばるべきことがあるのです。
どのみち、使命とは簡単なものではありません。