人は15歳にもなればもう、「私はこういうタイプの人間だ」といったことをある程度察し、そう思い込んで生きるものです。
いいえ、まだ決めつけるべきではありません!
人は、15歳の頃の自分のカラーとはまったく異なる35歳になっていることもあるのです。
真逆に達する人は素晴らしい!
若かりし頃の自分とは真逆とも言えるほど異なるカラーを生きているなら、あなたは素晴らしいです!
それこそが多面性ですし、そして変化を恐れずに挑戦してきたことが伺えます!
たとえば、二十代の頃にはバックパッカー放浪に夢中だったのに、40歳の頃には給食のおばさんとして社会福祉的な仕事をする人など、いるのです。
旅や自由を愛する人は寒色系のカラーです。給食、地域貢献、食といった事柄はレッドやマゼンタ、紫寄りのカラーです。
このような人が、実際にいるのです。
たとえば、二十代の頃にはバックパッカー放浪に夢中だったのに、三十代にはマッサージの仕事や医療の仕事に汗流す人が、いるのです。
色々なパターンがある
「真逆」というのは色々なパターンがあります。イメージとしての真逆でよいのです。
たとえば・・・
論理的だった人が音楽をやっている
論理的だった人がダンスや肉体表現をしている
芸術に夢中だった人が第一次産業で貢献している
スポーツに夢中だった人が芸術をしている
オシャレ大好きな人がミニマムライフを実践している
オシャレ大好きな人が農業を愛好している
キャリアウーマンだった人が自給自足を目指している
このようなことです。
人はこのように、興味や長所、仕事などが大きく変化しうるのです。
性格分析などあまり熱中しないほうがよい
近年ではMBTI診断という性格診断が流行っています。このようなものが好きな人は多いことでしょう。
「私はこういうタイプで、こういうジャンルのことしかできないのだ」と思ってしまいやすいので、性格診断に夢中になることは推奨しません。
「魂のコードネームだって似たようなものじゃないか」という声がありそうですが、「どのコードネームにせよ13次元を目指すんだよ」ということを併せて説いていますから、趣が異なります。
「今はできない」でもよい
「今はもうピアノなんて弾けなくなってしまったよ」でもよいのです。今は音楽から遠く離れて生きているとしても、あなたは音楽をする人の気持ちや大変さがよくわかるはずです。そして音楽をする人に手を差し伸べたり、侮辱されているのを見てかばってあげたりするでしょう。ロジカルで効率主義な人々に、音楽の楽しさを語ってあげることが出来るでしょう。あなたは、2つの業界を繋いであげることが出来るはずです。
今はもう出来ないとしても、相反する感性を持っているだけでも素晴らしいのです!
私は15歳の頃、それなりに偏差値を気にして生きていました。自分が音楽の道に進むなど思いもよりませんでした。自分がバックパッカー旅を繰り返すなど思いもよりませんでした。特に、海外旅行なんて怖くて出来るはずもないと思っていました。