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神道の「八百万の神々」という概念は正しいのか?

日本の神道には「八百万(やおよろず)の神々」という概念があります。あらゆるものすべてに神は宿っている、という教えです。

これは正しいのでしょうか?

 

 

植物や鉱物には精霊が宿る

八百万の神々という概念は、「少し正しい」と言えます。

この世界の植物や鉱物には、それぞれ精霊が宿っています。いわゆる妖精です。

植物や鉱物は意識を持っており、その体から世界を眺めたり、ときには人に話しかけることも出来ます。

つまり世界は、八百万どころか無数の精霊が入り乱れています。

 

 

ものには何も宿っていない

しかし、ものには精霊の類は宿っていません。

ものを大切に使わせるために「神様が宿っているんだから」と言い聞かせることがありますが、筆箱や鉛筆に精霊が宿っていたりはしません。

怪談でよくあるような、お人形が夜中に動き出したり髪の毛が伸びたり、ということはないです。

 

しかし、特例があります。

たとえば、鍛冶屋が丹精込めて打った刀には、アセンテッドマスターなどが宿ることがあります。

ぬいぐるみは、持ち主の女の子を教育したり寂しさをまぎらすためにアセンテッドマスターなどが宿ることがあります。

 

日本人形に低級霊が宿って気味の悪いいたずらをする、といったことはあります。

 

 

七福神やらたくさんいる、という意味はでない

神道の世界観として、七福神をはじめとしたたくさんの神様がいる、といったこと概念がありますが、「八百万の神々」というのは元々はそういう意味ではありませんでした。

七福神などというのは神でもなければアセンテッドマスターですらなく、不正に満ちた「〇〇大臣」みたいなものです。金運を上げてくれる神様などいません。

七福神にすがるのは、とても愚かな行為です・・・

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