親や会社の人、社会の人びとから「結婚はまだなの?」「孫はまだなの?」などと言われると、「結婚を考えなければいけないのかな」と悩んでしまう人がいます。
周りに言われても、気にしなくてよいです
平成世代以降の人に、結婚すべきブループリントを持った人はほとんどいません。
周りの大人たちがどれだけ「結婚はまだなの?」「子どもを産んで一人前よ」などと説教してくるとしても、気にしなくてよいです。
よほど子供を生み育てたいなら、結婚・出産に前のめりになるのもよいですが、「あまり気が進まない」と感じているなら結婚も出産もしなくてよいです。「しないほうがよい」とすら言えます。
「子どもが欲しい!」と熱意があっても、よく考えてみて
「子どもを産んで育ててみたい!」という熱意のある人も、よく考えてみてください。
今の日本社会は、子育てに向いているでしょうか?
新しい魂をこの社会に、あなたの町に迎え入れることは、子の幸せになると思えますか?
普通に考えて、今の日本社会は生まれた子が幸せになれるところではありません。勉強は厳しすぎ、いじめが多すぎ、幼稚な大人が多すぎ、快楽に中毒しすぎ、不幸ばかりの社会です。
今の社会を眺めていて、「この社会に新しい命を招待したい」と感じるならば、それはそれで知性や感性に問題があります。
「フィンランドあたりに移り住んで、成熟した社会の中で子育てをしてみたい」くらいの広い視野で考えているなら、それを画策するのもよいかもしれません。
霊的な面から言えば、子供が減ったってかまわない
「少子化が進んだら大変なことになる!」と政治や社会は言います。それを見て「私も産まなければ」と思う人もいるでしょうか。
しかし霊的な面から言えば、子供が減ってもかまわないのです。
社会は若者が少なければ、税金の取り方や使い方を変えていくでしょう。働き手が少なければロボットにあれこれをやらせるでしょう。
日本社会は精神的に未熟です。「視野の狭い大人ばかり、不誠実な男ばかり、幼稚な同級生ばかりだな」とあなたは感じているでしょうが、そういう社会に子供を産み増やしても社会がますます荒れるだけです。
国とは、人の数がいればいいというものではありません。会社とは、人の数がいればいいというものではありません。
それで日本が消滅するなら、それはそれでよいのです。
親があまりに「早く結婚しなさい」などとうるさいなら、親から離れてくるとよいです。
あなたの友人や人間関係が「結婚しなよ」「子ども産みなよ」といった話ばかりしてくるなら、そこから離れたほうがよいです。