「自己欺瞞」という言葉があります。日常生活ではあまり使われませんが、オレンジのオーラのキーワードの1つです。
自己欺瞞の気がある人は、最も厄介です。
自己欺瞞とは?嘘や誇張の自覚がない人のこと
自己欺瞞とは、自己すらも欺く人のことです。
他人に対して頻繁に嘘をつくのですが、嘘や誇張を放っていることを、自分でも自覚していません。
すると「それは誇張だよね」と他者が指摘しても、「いいえ、そんなことはないわ!」と言いくるめてくるので、らちが明かないのです。
こういう人と議論することは不毛で、裁判などするのも不毛です。
芸能人や役者、ミュージシャンなどにも多い
自己欺瞞の気がある人は、芸能人、役者、ミュージシャンなどにも多いです。
たとえば、「先日離婚して、私はとても辛いんです」と泣きすさびながら記者会会見をすると、大衆は皆、彼女に同情してしまいます。しかし実際には、離婚にあまり傷ついていなかったり、むしろ離婚の原因が彼女自身にあったりするのです。
自分が被害者だと周囲に思ってらいために迫真の演技をし、涙が出るほど自分のことをもだましてしまうのです。
この人は感情的になって迫真の演技をするので、多くの人はだまされます。
政治家、事業者にも多いです。
悲劇のヒロイン、的な人にも多い
「こんな悲しいことがあったの!」と悲劇のヒロインのように大きな声で訴える人にも、自己欺瞞は多いです。
あまり悲しくないことをものすごく悲しいかのように周囲に吹聴します。
同情を誘ったり、関心を集めたり、物事を自分の思い通りに動かそうとします。
ネガティブな女の子にも、多いのです。
「この人は物事を誇張するな」と感じたら、もうあまり関わらないほうがよいです。
理屈が通っていないので、よくよく見ればわかります。
正論で諭しても、治らない・・・
この人が厄介なのは、正論で冷静に指摘をしても、治らないことです。あなたが冷静に正しい対応をしても、のれんに腕押しなのです。骨折り損にしかならないのです。だから距離を置いたほうがよいです。
自己欺瞞の人は、同じ自己欺瞞の人同士、オレンジの低い人たち同士で揉まれる中で、そのふるまいに懲りるしかないようです。
たまには演技も必要ではある
グリーンの高い人は、嫌なことがあっても周りに迷惑も心配もかけたくなく、我慢強くもあるため、あまり大きな声で不満を言いません。
それは素晴らしい精神ではあるのですが、場合によっては良くないのです。
たとえば会社や学校の問題を解決するためには、悲しそうな顔をして「お客のクレームがひどすぎるんですよね(*_*;」と上司に報告したほうが良いことがあります。
耐えられそうでも、辛そうな声で「生理痛がひどいです」と訴えたほうがよいこともあります。