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謙虚では上手くいかない

  • acousticlife111
  • 2024年6月12日
  • 読了時間: 3分

二十歳前後の音楽活動時代、「失敗だったな」と思うことが1つだけあります(大局的に言えば失敗ではないのですが)。

それは、謙虚すぎたことです。

 

 

誠実な人が報われるわけではない

私は二十歳くらいの頃、スピリチュアルな考えを持っていたわけではありません。

しかし、「誠実な人間が報われるのだろう」と思っていました。また、報われるかどうかにかぎらず「誠実でありたい」と思っていました。

たとえばライブやオーディションステージをするとき、「虚勢を張ること」をまるでしませんでした。

派手な衣装は着ませんし、実力以上に見せることもしません。派手なパフォーマンスもしませんでした。

「上手く見せること」よりも「上手くなること」ばかり考えていました。

「カッコよく見せること」よりも「中身が良いこと」ばかり考えていました。

 

しかし、そういう人間が報われるわけではないのです。

大勢の同級生やライバルを間近に見ていましたが、虚勢を上手く張る人や、カッコつける人や美人や、ホストのように客を喜ばせる人が台頭していきました。

自分には自分なりの発展があるのだろう、と信じて貫いていましたが、活動を辞めてみて、そうでないことに気づきました。

 

後々霊的真理を学び、神やガイド霊が誠実な人を魔法で成功させるわけではないのだと、完全に理解しました。

 

 

謙虚なのは良いこと。でもアピールは必要

あなたが謙虚に暮らしているのであれば、それはとても素晴らしいことです。自分に誇りを持ってください!

しかし、芸術や何かで成功したい、誰かに認めてもらいたい、と願っているなら、謙虚に家で努力しているだけではダメなのです。

 

限られたイスを勝ち取るようなことを求めているなら、それなりの自己アピール、貪欲さ、そして時には虚勢や「映え」などが必要です。

「私を見て!」「私のCDを買って!」といったことを、図々しく言うことが必要です。

 

大衆や特定の誰かに、認知してもらうためのアピールが必要です。少々の駆け引きやズルさも、時には必要です。容姿を利用したり、実物より可愛く見せるようなことも必要です。

極端な話、たとえば歌でバズりたいなら美貌も磨いて武器にしたほうが良いです。それくらいの打算が必要な世相です。

 

 

一人に認められたいだけなら、余計な駆け引きは要らない

誰か一人の人に認めてもらいたいだけなら、余計な駆け引きは必要ありません。

その人があなたと似た誠実な感性をしているなら、なおさらです。派手なメイクや駆け引きを使うのは逆効果で、ただ単に、「私の作品を見てください」と自己アピールすれば充分です。

その勇気すらもない人が多いでしょう。

「私はここにいる。私を見て!」という自己アピールは、必要なのです。

神様もガイド霊も、あなたの存在を彼に教えてはくれないのです。不思議な奇跡が起きたりはしないのです。

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