部下を持つ覚悟を持とう

献身的な女性は高い総合力に達しやすいですが、弱点の傾向もあります。人前に立つようなことです。

それは、労働生活にも響いてきます。

２人分働けてしまうかもしれないが・・・

献身的で優秀な人は、仕事が速いでしょう。

そして新人が入ってきたとき、部下の仕事が遅くても、だまってカバーします。それは良いことでもあるのですが、悪いことでもあります。

あなたの仕事の範疇が狭いうちはそれでよいのですが、管轄が広がってくると、あなた一人のがんばりではカバーできなくなります！

「私がやったほうが速いわ」と思っても、ぐっとこらえてください。

そして部下にやらせます。スピードや質が悪くても、「それをぐっとこらえる我慢」を磨いてください。そうして、部下の子も出来るように教えます。

教えることは、意外と難しいでしょう。「私がやったほうが速いわ」と思うのですが、それでは会社が機能しなくなるので、教えなくてはいけないのです。

教えるうえで大切なことが２つあります。

１つは、言葉を上手く扱うことです。

あなたはシャイかもしれませんが、しっかり話しかけてあげることが大切です。そして、仕事の内容やコツを、言葉で上手く説明できるようになりましょう。それを工夫して、努力することが大切なのです。

言葉の上手い人は、そういう努力をしているのです。

教えるうえで大切な２つ目は、適切に叱ることです。

時には厳しい言葉をかけなくてはいけません。

「私は褒めて育てる主義だわ」と思っていても、それだけでは通じないことがあると理解してください。たまには厳しいことを言わないといけないのです。

それは、あなたが憎まれる懸念も持ちます。それでも、厳しい言葉をかけなくてはいけないのです。

会社が発展していくために、それは必要なことなのです。

あなたが忙殺されないためにも、部下が成長するためにも、必要なことなのです。

「厳しい愛情」はブルーのテーマです。叱ったり教育したりできるようになるとブルーのオーラが伸びますし、ゴールドの成長にも繋がります。

あなたが適切に注意をしても、「上司に批判された！」などと文句を言い出す人がどうしてもいます。言葉の遣い方に注意を払っても、「その言葉は失礼だ！」などと嘆く人がいます。

そうして誤解をされ、ときに憎まれるのは、どうしても仕方ないです。「そういうこともあるものだ」と割り切って生きましょう。

誰にも憎まれないのは難しいものがあります。

大抵、上司に説明すれば上司はわかってくれます。

自己啓発、ビジネス書、または少年ジャンプなどは、「自分にしか出来ないことを見つけよう！」などと言うかもしれません。

自分の居場所を確立するために大切なことに思えますが、実はあまり正しいポリシーではないです。

あなたしか出来ないことが多ければ多いほど、組織はあなたに依存します。「君がいないと困るんだよ！」という状況になると、あなたは転職もできないし、長期休暇もとれなくなってしまいます。旅行も出来なくなってしまいます！

ですから、何か技術や知識を身に着けたなら、それを少しずつ仲間にシェアしていきましょう。皆が出来るようにしましょう。

するとあなたは、自由の身になれます。

あなたしか出来ないことなど何もなくても、あなたの居場所はあるはずです！

部下を持つ覚悟を持つと、各段に視野が広がります！

仕事、会社において、見えるものがぐっと広がります！社会の見え方も変わってきます。

そしてあなたはぐっと成長します！