ウィスパーボイスの特徴とは?有名な歌手は誰?
- acousticlife111
- 2024年7月5日
- 読了時間: 4分

「私はウィスパーボイスかもしれない」と思った人が、「ウィスパーボイス 特徴」などと検索してみても、そこに書かれてある情報はイマイチ要領を得ないのではないでしょうか?
ウィスパーボイスの定義が、ボイトレ業界ですら曖昧だからです。
ウィスパーボイスの人は、生まれつきウィスパーボイスである。
ウィスパーボイスについての世界的な定義については、脇に置いておきましょう。
「私はウィスパーボイスなのではないか?」と悩む人において、その特殊性にどう気づいてもらえるかが重要です。
ウィスパーボイスの定義は様々にあるのですが、このブログにおける定義は、「体質や声帯の個性によって出る特殊な声」です。そしてそれが、本来の意味でのウィスパーボイスです。
「空気をたっぷり含ませたささき声」のことではありません。
「空気をたっぷり含ませたささやくような声」は、意識すればおよそ誰でも出せます。しかしそういうものではなくて、生まれつき、普通に歌うだけでちょっと特殊なささやき声になってしまう人がいるのです。
それが、本来のウィスパーボイスです。
ウィスパーボイスの特徴は?
本来の意味でのウィスパーボイスの特徴について、端的に解説します。
さわやか、透き通る声、癒し系な声、という感じ。
大きな声で歌ったり叫んだりできず、国語や音楽の授業では卑下されがち(大人たちの理解を得られない)
腹式呼吸や腹式発声が苦手。
バンドの大音量の中で歌うのが苦しく感じる。
マイクを通して歌っていても違和感を感じる。
年配のボイトレ講師には「もっと腹から歌え!」と怒られる。
音程をとることはわりと得意である。
上あごのあたりから声が出ている感じがする
このような感じです。
上記のうち半分くらいあてはまるなら、ウィスパーボイスである可能性が高いです。
ウィスパーボイスの特徴というのは、厳密に言えば、決定的な定義があるわけではありません。血液型はA、B、O、ABに分かれますが、声というのはもっと多様で複雑なのです。
練習で身に着ける人や、二刀流の人もいる。
ウィスパーボイスとは、基本的には持って生まれた体質です。声帯が、そういう造りをしているのです。
あちこちの情報サイトにあるような、「ひそひそ声のように空気を含ませて歌ってごらんなさい」という問題ではないのです。
しかし稀に、練習によってウィスパーボイスの声帯を獲得する人もいますね。
また、ウイスパーボイスと普通の声を両方使い分けられる人もいます。声優さんなどには多いです。
歌手で言えば、歌ってみた系Youtuberのこぴさんなどは二刀流です。
ウイスパーボイスの有名な歌手は誰?
ウィスパーボイスの特徴は、「誰々のような声だよ」というふうに示したほうが理解しやすいと思われます。
ウイスパーボイスを持つ有名な歌手としては、
My Little LoverのAkkoさん
ジブリ映画『ゲド戦記』の主題歌を歌った手嶌葵さん
恋愛サーキュレーションでTik Tokを席捲した花澤香菜さん
などが挙げられます。
テレビ番組に出てくるような歌手よりも、Youtubeで「歌ってみた」動画を投稿するフリーランス系の歌い手さんに多いです。
「ウィスパーボイス=アニメ声」と思っている人もいるようですが、そうともかぎりません。Akkoさんはアニメ声と言えなくもないですが、手嶌葵さんはアニメ声ではないですよね。
ウィスパーボイスと言われている歌手の多くは、スモーキーボイスにすぎない
「ウィスパーボイスの持ち主は?」といった記事で紹介されている歌手は、本来のウィスパーボイスではなく、「スモーキーボイス」を出すのが上手い人が多いです。
宇多田ヒカルさん、藤原聡(Official髭男dism)さん、玉置浩二さんなどは、スモーキーではありますが歌声は強く、ウィスパーボイスの声帯ではないと言えます。
ウィスパーボイスかどうかはどちらでもいい!
あなたの歌声が、ウィスパーボイスかと思いきやそうでもないかも・・・と思っても、気にしなくてよいです。
とにかくちょっと特殊な歌声をしているのでしょう?
それで音楽の先生や周囲の人に「あなたの声じゃ歌手なんてムリだ」と言われたとしても、それであきらめないことです!
ウィスパーボイスだろうがそれ以外であろうが、どうでもよいのです。腹から大きな強い声が出ないとしても、とにかく声が魅力的でさえあれば、有名な歌手・一流の歌手になれる可能性はあります!
イレギュラーな歌手というのはちょくちょくいるものです。
友人たちが「かわいい声だね」「その声癒される~」などと褒めてくれるようなら、あなたは歌手になれる可能性が充分にあります!
いかがでしたか?
ウィスパーボイスは、体質的なものです。
ボイトレのサイトには「うちでレッスンすれば出来るようになる!」などとよく書かれていますが、それはスモーキーボイスのことですね。