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作詞のコツ1 様々な主人公を書くべきか?

  • acousticlife111
  • 2024年5月1日
  • 読了時間: 4分

作詞のコツを解説するコーナーを作ってみました!

シンガーソングライターを目指す人など、参考にしてくださいね♪


第1回目のテーマは、詞の主人公についてです。

巷の曲を眺めていて、作詞家が男性視点、女性視点と様々な主人公の歌詞を書き分けているのを見て、「すごいな!」と思いますよね。真似したくなるでしょうか。



「シンガーソングライター」か「作詞家」かで理想は異なる!

様々な主人公の歌詞を書けるようになるべきか?

その問いの答えは、あなたが目指すものによって変わってきます。


秋本康さん、松本隆さんなどのように、様々な歌手に楽曲提供する「作詞家」を目指しているなら、様々な主人公の詞を書けるようになったほうが良いです。

男性の歌詞、女性の歌詞、女子高生の歌詞、お母さんの愛情、サラリーマンの嘆き、ロックミュージシャンの叫び!といった具合に。


しかしあなたが、自分の曲を自分で歌う「シンガーソングライター」を目指しているなら、無暗に技巧派を気取らないほうがよいです。あなたが男性なら、「私は今夜もさみしいの」などと女性視点の歌詞を書いたり、しないほうが良いです。



ファンが求める理想があるから。

なぜシンガーソングライターは、様々な主人公を描かないほうがよいのでしょうか?


シンガーソングライター系のミュージシャンの曲を聴く層は、「そのシンガーソングライターの思想」に興味がある傾向だからです。たとえばaikoのファンは、aikoがどんな恋愛観を持っているか、初めてのデートでどんなことを感じ、どう振る舞ったか・・・そういうことを垣間見るのが楽しいのです。

aikoが尾崎豊のような歌詞を歌うことに興味はないですし、もしaikoが器用に尾崎豊っぽい歌詞を書いて歌い上げるなら、「なんだ、aikoって器用な人だから、あのラブソングも完全な創作にすぎないのね」と冷めてしまうのです。

わかりやすく言えば、「日記のような歌詞」をシンガーソングライターのファンは期待しています。

日記ではなく「精巧に練られた小説」だと、ファンは冷めがちです。


シンガーソングライターは、ある意味、不器用でよいのです。いつもその人っぽい主人公の歌詞ばかり書いていたほうが、ファンには喜ばれます。



女性歌手の「僕」はアリ。

ただし、少々例外があります。

女性のシンガーソングライターが、「僕は夢をあきらめちゃいないよ」などと少年めいた主人公の歌詞を書くのは、アリです。

なんで?と言われても理屈はないのですが、ミュージックシーンが醸造してきた文化の中で、女性歌手が「僕」と歌うことに、1つの魅力があるのです。

アニメの少年キャラを女性声優が担当するように、少年性を感じられる「僕」を女性の声で歌うことは、むしろ男性歌手が歌うよりもフィットすることすらあります。


あなたがさわやかな声をしているなら、「僕」という主人公の歌詞を書くのはアリです。

フシギなもので、「僕」視点の歌詞が向いた女性シンガーソングライターは、「僕」視点の歌詞を書くことを無意識的に好んでいたりします。

あなたにそれが向いているなら、あなたはすでにそういう歌詞を幾つか書いているでしょう。



シンガーソングライターでも意図を持って創るのはアリ。

シンガーソングライターが、自分ではない属性の主人公の歌詞を書くのも、場合によっては悪くはありません。

たとえば、すでに何曲か自分らしい曲でヒットを飛ばしたあとには、「創作の幅が広いことを見せつけておいたほうがいい」とか「マンネリを防いでおこう」といった局面もあります。


また、年をとってくるとファンもその歌手のみずみずしい日記にはあまり興味がなくなってきますし、音楽的な幅広さに感銘を受ける目が肥えてきたりするので、本人じゃなさそうな主人公の物語を書いてもウケたりします。



フォークな感性を持っていないなら好きにやればよい。

シンガーソングライターを目指す人は大抵、フォーキーな感性を持っています。「大切なことは目に見えないんだよ」というような、ヒューマンドラマっぽいことを書きたいでしょう。

しかし、打ち込み音楽が好きで、作詞も作曲も自分で担ったがゆえに周りから「シンガーソングライター」と形容されているような人もいます。

作詞、作曲、歌を自分でこなしていても、フォーキーな歌詞にあまり興味がない、という感性の人なのであれば、主人公をどんな属性にしても、あまり問題はありません。あなたのファンはあなたの打ち込みのビートが心地よい、高い声が心地よい、といった動機で愛聴している可能性が高く、歌詞はあまり重要でないのです。




シンガーソングライターは「日記」を求められている。

重要なことなので繰り返します。

シンガーソングライター系の歌手はファンに、「日記」っぽい歌詞を求められているのです。彼女の日常や考えが垣間見れるような歌詞を求められています。

ナチュラルガールなあなたが、都会っ子っぽい女の子の歌詞を書いても、あなたのファンやファン層にはウケないです。

「私恋愛にはあんまり興味ないんです~」などとYoutubeでつぶやいていたりするなら、無理にラブソングなど書かないほうがよいです。

もっと他に書きたいことがあるでしょう?

 
 

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