ビジネス系バックパッカーに気を付けて!
- acousticlife111
- 11月3日
- 読了時間: 4分

大きなリュックを背負ってたくましくさすらうバックパッカーには、厳密に言えば幾つかのタイプがいます。
そのうちの1つが、「ビジネス系バックパッカー」ですね。
彼らは、あなたを「バックパッカーから引きずりおろしてしまう」ので、注意が必要です!
ビジネス系バックパッカーとは?
「ビジネス系バックパッカー」という言葉があるわけではないです(^▽^;)
バックパッカーの中には、ビジネスを兼ねながら世界をさすらう人もいます。わかりやすい例で言えば、エスニック雑貨の買い付けなどですね。また、旅行サイトの記事を書くトラベルライターなどもこれに含まれそうです。
ライターというか、近年ではインフルエンサーですね。YoutubeやInstagramなどで派手に旅の様子を発信することでお金を稼ごうとする人たちのこと。
愛想が良いので親しくなりやすい!
ビジネス系バックパッカーは、大抵は愛想が良いです。向こうからどんどん話しかけてくるような人が多いです。
すると旅先で親しくなりやすいので、知り合いになることが多く、感化されやすくなります。
愛想よく話し掛けてくれるゆえに、宿の場所を見つけられたり、穴場の食堂を教えてもらえたりと、感謝する出来事が多くなります。それはそれでありがたいのですが、彼の行動すべてに影響を受けるのは危険なわけですね!
バックパッカー旅の醍醐味って、もっと渋いもの(*'▽')
ビジネス系バックパッカーは、買い付けのためにホーチミンなどの大都市ばかり繋いでいたり、SNSで注目を集めるために「巨大な滝!」みたいな派手な観光地に好んで行きます。そしてそれを絶賛しています。
グルメ番組のタレントみたいに、「これ面白ーい!」とリアクションするのが上手いため、彼らのSNSや言動を見ていると、「あぁそこに行きたいな」と影響されやすいです。
しかし、ちょっと待って?
あなたがバックパッカー旅に興味を持ったキッカケって、何だったっけ??
バンジージャンプがしたかったんだっけ?高級リゾートホテルに泊まりたかったんだっけ?
もっと渋い興味を持っていたのでは!?
「電気もないような素朴な村に行ってみたい」「素朴な子供たちの笑顔に触れたい」そうした、地味で渋い目的を持ってたハズ。
ビジネス系バックパッカーはもっとミーハーなものを追いかける傾向なので、彼を尊敬しているとあなたは本来の旅の目的を見失ってしまいそう・・・。
旅に儲けを兼ねようとすると、途端に味気なくなってしまう・・・
また、ビジネス系バックパッカーと話をしていると、「僕も旅をしながらお金を稼ぎたいな」という欲が芽生えやすいです。旅と収入を兼ねることは、別に悪いことではありません。
しかし、収入を兼ねようと色気をだすと、途端に旅の内容が低質になってしまいがちなので、気を付けて!
たとえば、買い付けをして収入を得られたら一石二鳥ですね。
でもね?
あなたは本来「土産物屋すらないような素朴な村に行きたいなー」と思っていたのでは!?
バックパッカー旅は、観光開発されていない場所のほうが面白い傾向にあります!買い付け旅行をしていると、そういうところに行けなくなってしまいます(-_-;)
たとえば、日本のカップラーメンを外国の商人に売り付けたいでしょうか?
そうして名刺を持った人とばかり交流をするようになると、心のこもったふれあいがなくなってしまいます・・・。
あなたが名刺を差し出すと、相手は「なんだ商売人か」と思って、警戒するようになります。商売人は、愛想よくしてくれますけどね。
ダメではない。でも自分を見失いやすいから気を付けて!
繰り返しますが、旅とビジネスを兼ねるようなことは、決して悪いことではありません。
しかし一度そこに色気を出すと、「素朴な旅がしたい」「冒険的な旅がしたい」といった若き日の純粋な旅心を、失ってしまいやすいのです。そして、戻ってこれなくなってしまいます・・・
ですから、くれぐれも気を付けて!
ちなみにですが、私はInstagramで、「旅系インフルエンサー」みたいな人をまったくフォローしていません。
もっと普通な、素朴な旅をする人たちと繋がって、彼らの素朴な旅のレポートを楽しんでいます(*'▽')



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