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「光と闇がある」のはなぜなのか?

「この世界は二元論で出来ていて、光と闇がある」などと、スピリチュアル本やブログでよく見かけます。

光だけで良さそうなものですが、なぜ闇も必要なのでしょうか?



魂の成長、心の成長のために変化が必要

様々なものの対比を「光と闇」と表現しています。

ずっと小春日和、ずっと20℃、ずっと4時間授業で済む世界にすればよいのに、雪が降ったり猛暑が来たり、出会いと別れがあったり、家と会社があったりします。

つまり、人生はところどころに過酷な環境があるわけなのですが、それは、その過酷な環境がないと人が成長できないからです。

父親が怒鳴るのは、怒鳴らないと子供がテレビゲームをやめないからです。



自主的に動ける人には闇が必要ない。

アセンション文明が楽園と呼ばれるのは、苦しみのない世界だからです。「お金を稼がなければならない」という十字架を、誰も背負いません。

しかしその重たい十字架がないのは、そこの住民が誰しも、自発的に汗を流そうとするからです。

老いがないのは、老いなくても自主的に様々なことを経験しようとするからです。


アセンションに匹敵するような精神性の人は、様々なものごとにおいて、尻をひっぱたかれなくても自主的に取り組むことが出来ます。

しかし1~2次元にすぎない怠惰な保守的な人は、人生の様々な面で尻をひっぱたかれないと、動くことができません。現代日本は、子供だけでなく大人でもそういう感があります。

私たちは、「平和で穏やかな社会になったらいいのに!」と切望しますが、もし今日本が、何も怖いもののない、何も義務のない社会になったら・・・多くの人は、ずっとアニメに没頭して何もしないでしょう(笑)


「私はちゃんと仕事に出かけているわ!」とあなたは胸を張ったかもしれませんが、仕事をするだけが魂ミガキではないのです。



大切な人がいなくならないと、大切なことに気づけない?

たとえば、「彼氏が死んでようやく彼氏のありがたさに気づいた!」なんて話をよく耳にします。少女マンガやドラマが散々教えてくれていたのに、「人を思いやること」を身に付けることの出来なかった人は、「大切な人が消える」という苦しみの(闇の)体験が必要になります。

もしあなたが、彼氏や大切な人が去っていって(去っていきそうになって)ようやく、彼に優しくするようになったなら、あなたもまた、「自主的に動けない人」だというわけです。



何かが壊れないと、腰を上げることができない?

たとえば、「マチュピチュはもうすぐ入場制限がされることになる」というニュースを聞いて、ようやく海外旅行に挑戦しはじめた人は、「何かが壊れる」「何かが終わる」といった苦しみの(闇の)体験がないと、成長ができないのです。


こうして観察していくと、あなたが様々な挑戦や気づき、優しさ、愛などを培うために、様々な闇が散らばっていないとだめだな、と気づくのではないでしょうか?

そして、それが多いほど、苦痛の多い環境に閉じ込められた感じになっている、という傾向になります。



激動の時代・変容の時代というのはそのためのもの

「21世紀は激動の時代だ」「変容の時代です。どうか抵抗しないでください」などとチャネリング本によく書かれていましたが、天変地異や疫病や、倒産リストラ、変化のスピードが速い世界になったのは、アセンテッドマスターたちの台本通りです。

それらに尻をひっぱたかれながら、ほほを叩かれながら、「自由に身軽に生きられる無欲な人になりなさいね」という台本なのです。

そしてアセンションに近しい精神に達した人は、激動の世の中であまり苦痛や不安を感じていません。

たとえば、リゾバで色んな仕事をしながら暮らし、月10万の支出で暮らせる質素な金銭感覚を持っている人などは、激動の時代を苦しんでいないのです。



要するに、「やってみたい」と思っていることは、指をくわえていないで挑戦したほうがよいのです。

「まだスキルが足りない」と感じるなら、そのスキルを獲得するためのアクションを起こします。大抵の場合、スキルが足りないのではなく勇気が足りていないだけです(笑)だから、「あと1か月で終わりです」という状況になったら、出来ちゃうわけです。それは、「勇気が足りなかっただけ」ということですね。

会いたい人がいるなら会いに行ったほうがよいです。

社会が本当に激動の時代になってきたので、なおさらですね。

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