「無知の知」という言葉を知っているでしょうか?
「自分が大して何も知らないのだということに気づきなさい」という意味です。
バックパッカー旅に挑戦することが出来たなら、それは素晴らしいことです♪
それだけでも素晴らしいことで、あなたを卑下するつもりはまったくありません^^
しかし、それはようやく「本当の教科書を開いたところ」なのです。
たとえば10日間、東南アジアをさすらったとして、あなたは「色々と学んだ!」と感じたでしょうけれど、まだまだ旅で学べることの「100万分の1」にすぎないのです・・・。1兆分の1かもしれません(笑)
この数字は、誇張ではありません(笑)
旅で学べることは、無数にあるのです。
それに気づくことが重要です。
「無知の知」とは、「自分が知っていることよりも、知らないことのほうが圧倒的に多すぎてワクワクする」という感覚です。
すると、人は謙虚になります。
すると、旅がなおさら面白くなります。
何気ない移動や町歩きの中で、興味を抱くものの種類が膨大に増えます!
歩きながら、地理と歴史と英語と外国語と、芸術とインテリアと建築と、文化と習慣と食と農業と・・・およそ100種類もの教科書を同時に開いているようなものです(笑)
もちろん、すべてを網羅することは無理です。
いつも一部しか拾うことは出来ません。それでよいです。だから歩き続けたくなるのでしょう。
まだまだレベル5です(笑)
バックパッカー旅をして、ゲストハウスに耐えられたから合格!ではないのです。発展途上国の子供たちの笑顔に気づいたから合格!ではないのです。
まだまだ無数に得られる気付き・学びがあるのです!!!
そのすべてを学びなさい、ということではなく、旅という教科書の中に、「まだ無数に何かがある」と気づくことが大切です。
ずっと旅をしなさい、ということでもありません。
その「無知の知」という気づきが、あなたを謙虚にしてくれます。
あなたをより大きくしてくれます。成長のスケールが変わります。
世界をより楽しくしてくれます。
あなたはまだ、大して何も知らないのです。
私はまだ、大して何も知らないのです。