スピリチュアルの中に、チャクラという概念があります。ヨガにおいて語られることが多く、そこから広く波及してきました。チャクラの概念を知って、興味深く思う人もいれば、「エセ科学だろう」といぶかしげる人も多そうです。
チャクラも、霊触というサキックが発達しないと実感しにくいものです。
チャクラとは?体の中心軸に沿って7つある、見えない器官
チャクラとは、胃腸などと同じように人間の体に欠かせない器官です。しかし、目に見えないから厄介です。まぁわざとそういう性質のものにして、霊的な視点を持った人でしかメンテナンス出来ないようにしたわけです。
第1チャクラ:会陰(股間)
第2チャクラ:丹田(下腹部)
第3チャクラ:太陽神経そう(みぞおち)
第4チャクラ:胸
第5チャクラ:のど
第6チャクラ:額
第7チャクラ:頭頂部
というふうに、体の中心軸に沿って存在します。
オーラと相関関係にあり、次元とも相関関係にある
チャクラはそれぞれに、色を持ちます。
第1チャクラ:レッド
第2チャクラ:オレンジ
第3チャクラ:イエロー
第4チャクラ:グリーン
第5チャクラ:ブルー
第6チャクラ:ロイヤルブルー
第7チャクラ:バイオレット
というふうに、下から順に虹の配色となっています。
昔、霊視のできる人が、人の体に虹を視たのです。そこから、各部位が色の光を放っていることに気づきました。そして、何をすればどの色のオーラが強く光り輝くのか、それによって体にどんな影響があるのか、研究されていきました。
ヒンドゥー教の人々は、健康を保つためにはチャクラをしっかり開き、整えなけらばならないと気づきました。
そして、チャクラの色の輝きは、魂ミガキの「次元」に関連します。
ただし、6と7だけが逆になっています。次元においては、ロイヤルブルーよりもバイオレットが先に来ます。(ここにも意味があります)
つまり、健康に生きるためにも、魂ミガキのためにも、チャクラを理解しチャクラを輝かせていくことは、とても重要なのですね。
人は、色で出来ているのです。
下から上に、エネルギーが昇っていく
チャクラをケアする方法は幾つかあるのですが、ヨガやヒンドゥー教においては「瞑想」「呼吸」によって整えることが栄えました。
座禅瞑想を組み、会陰からエネルギーが上昇していく様子をイメージすると、会陰のエネルギー(クンダリーニ・エネルギー)は中心軸を上昇していき、第2チャクラをケアし、第3チャクラをケアします。
このとき、途中のチャクラが活性していないと、それ以上エネルギーが上昇しません。
原始的な暮らしをする人々は、第1チャクラは生活の中でそこそこ発達します。
第2チャクラが発達していないと、エネルギーはそこで止まってしまいます!これは困った、と、ヒンドゥー教の人々は第2チャクラ・オレンジのオーラの発達をよく研究しました。
オレンジのオーラはセックスに関連しますが、ヒンドゥー教においてカーマスートラ(セックスの経典と言われている)が編纂されたりシヴァ神が博愛セックスの神だったりするのは、こういうわけです。
(シヴァ神はプレイボーイだったわけではなく、自制心に長けたので大勢の女性のセックスの相手を任されました)
健康増進を助ける
各チャクラにおける色の輝きは、関連する部位の修復・発達を助けます。
第1チャクラを活性してレッドのオーラが大きく輝くなら、体の回復を速めたり冷え性を改善したりします。
冷え性で悩んでる人は大抵、第1チャクラが弱いです。運動嫌いだったり、根性がなかったりします。
第2チャクラを活性してオレンジのオーラが大きく輝くなら、腸の調子を整えたり、便秘を改善したり、お肌の調子にも関連します。
便秘で悩んでいる人は第2チャクラが弱いです。セックスを抑圧しているか、グルメを貪りすぎていたりします(腸の働きが快楽の消費に追いつけない)
第5チャクラ以降は、実は体の健康にはあまり関連しません。
つまり、体を動かすことを怠けルーズに暮らし、グルメやお酒や快楽を貪って暮らしているなら、いくらサプリや薬に頼りまくっても、不健康なままです。
チャクラの視点(霊的な視点)を人類が確立しないと、科学だけに頼っても健康には長生きできない仕組みになっています。
ある意味では、大衆が芸能人を尊敬するのは正解
芸能人に夢中になるのは精神的に幼い、と警告したくなります。
しかし、大衆が芸能人を尊敬するのは、ある意味では正解とも言えます。
日本人大衆は、第1チャクラすらもあまり発達していないからです。
「男性に扶養されたい」と考える女性は特に、体を動かす量も歯を食いしばる根性も不充分で、レッド(第1チャクラ)が40~50点です。
芸能人の多くは、体を使ったパフォーマンスを必要とするため、体力に優れています。
ダンスアイドルはもちろんのこと、俳優さんも(劇団上がりなら)とても鍛えてきています。アナウンサーもものすごい体力があります。
芸能人は、第2チャクラ・オレンジのオーラの課題でもうつまづいている人ばかりで、そんなに偉大ではないのですが、「レッド50点」の大衆から見れば、少し立派な人々と言えます。
芸能人に憧れ、「私もああいうふうになろう!」と志すと必然的に体を動かすようになるため、芸能人は大衆にとって、まずは良いお手本なのかもしれません。
ダンスの好きな若い子が増えているというのは、ある意味では良いことです。