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一人暮らしの物件選びの心得

一人暮らしをするためにアパートを探すと、とても迷う人は多いものです。

そして散々迷って決め、入居してからも、「これで良かったのかな」と戸惑う人もいます。

 

 

完璧な物件はない!

選んだ物件に対して、少々の不満を感じるのは「自然なこと」なのです。

完璧な物件などないからですね。

より好条件の部屋を求めれば求めるほど家賃が上がり、ハイグレードな部屋は7~8万円はします。それを払える人は少ないはずです。それらに比べて欠点があるのは、当然なことです。

そして、ハイグレードな物件でさえも不満は生じるものです。

 

 

メリットとデメリットは背中合わせだったりする

メリットとデメリットは背中合わせなこともあり、やはりどうしても何か不満を感じるのです。

 

たとえば、日当たりの良い部屋は、夏場には暑すぎる傾向があります。エアコン代もものすごく違ってきます。気づいてからぞっとしますが、でも日当たりの悪い部屋が良いわけでもありません。

 

鉄筋コンクリート造の物件は騒音が小さかったり、部屋が冷えにくいです。が、インターネットの電波が届きにくかったりします。

 

駅から近い物件は通勤通学、買い物に便利ですが、そのぶん電車の騒音や繁華街騒音が大きい傾向にあります。治安が気になる傾向にあります。

 

このように、どんな物件にも「あれ?イマイチかも」と落胆するような点があるものです。

完璧を求めない、広い心を持ったほうがよいのです。

 

 

この問題も、旅が鍛えてくれる

一人暮らしの物件の戸惑い問題も、バックパッカー放浪の体験が鍛えてくれるのです!

旅をすれば、短期間の間にたくさんの宿に泊まります。バックパッカースタイルであれば、粗末な部屋が多いものです。

 

  • 階段で4階まで上り下りする

  • 窓がない

  • 妙な匂いがする

  • うるさい

  • たてつけが悪い

  • 狭い

 

などなど、色々な部屋を体験します。

イマイチだな感じても、「1~2泊ならいいや」「安いからしょうがない」と妥協しやすいです。そうして妥協心の中で体験を重ねるうちに、「別に狭い部屋でも気にならないな」とか、「少々うるさくても適応できるな」とか、気づいてきます。

だからバックパッカーには、安いアパートでも気にせず暮らせる柔軟な人が多いです。ほぼみんな、そうですね。そのように育つのです!

 

 

高級なホテルにも難点があると気づく

旅行を重ねると、さらに気づくことがあります。

高級なホテルにも泊まることがありますし、泊まった人の話を耳にしたりしますが、高級なホテルにも難点があるのだということに気づきます。

1泊1万円払っても、トイレと風呂がくっついてるホテルは数多あります。

高いホテルであればあるほど、エントランスから部屋まで遠かったりします。

 

完璧な部屋などないなと痛感しますし、「高くてこれなんだから、安くて問題があるのは仕方ないじゃん」と思えるようになります。

 

人は、様々な体験によって許容範囲を広げていきます。

旅は、短期間で効率よく様々な体験ができ、あなたの許容範囲を知らぬ間に広げてくれます。

 

 

実家が豪華であればあるほど苦悩しやすい

実家が豪華な家であればあるほど、一人暮らしのアパートに不満を抱えやすいです。

また「何々の条件は絶対にはずせない!」といったこだわりが多くなってしまい、7万円8万円を見ないと物件が見つかりません。その額を稼ぐのはとても大変で、ブラックな仕事に手を染めないといけなくなります。

実家が質素だった人ほど、安い物件でも適応できるのです。

質素な家で育った人のほうが、自由に生きられるのです(笑)

 

 

「5万円の部屋でOK」という感覚を身に着けておいたほうが良い

今の世の中は、正社員やフリーターでも手取り15万円貰うのが精いっぱいです。

アパートを借りるときには審査があり、家賃が月収の1/3以下でないと貸してくれないことが多いです。

つまり、多くの人にとって、家賃5万円ちょっとが限度額になってきます。

家賃5万ちょっとで都心だと、もちろん完璧な物件は望めません。

 

  • 1階の部屋でもいい

  • トイレと風呂が一緒でもいい

  • 築30年超でもいい

  • 自転車通勤を考慮に入れる

  • 洗濯機置き場は外でもいい

  • コンロが1口でもいい、IHコンロでもいい

  • プロパンガスでもいい

 

といったことを、自分に受け入れられるようになっておくとよいです。

 

 

築30年は意外と穴場!

1つ、コスパの良い物件を選ぶコツをお教えします!

それは、築30年超を視野に入れることです。

一般的に、築30年は古くて魅力的じゃないと言われています。しかし、時代は進み、2024年の築30年は94年製です。90年代に建てられた物件は、結構設備の良いものが多いです。

築30年を超えることで家賃がぐっと下がりますが、物件の内容は結構良かったりするのです。いわゆる穴場ですね!

 

 

シェアハウスにも適応できる

上記のように、あまり選り好みしないでいられるようになったなら、シェアハウスで暮らすことも出来るようになります。シェアハウスは月5万円ほどで個室・家具付きの部屋を得られます。アパートよりもずっと安いです!

 

 

体が強い人ほど安い物件に適応できる傾向

運動系の部活を経てきたなど、体の強い人ほど安い物件でも適応できる傾向があります。

たとえば木造の古い家は冬場に寒いですが、筋肉のある人は寒さを感じにくいです。

寒さに強いと、洗濯機がベランダでも気にならないかもしれません。

徒歩15分でも気にならないでしょう。

エレベーターのない3階の部屋でも平気、と感じたりします。

 

 

少々不満を感じても、住んでいくうちに慣れるものです。

不満点のない物件はないので、あまり気にしないことですね。

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