「籍は入れていないけれど、ずっと一緒に暮らしているんです」などと言うカップルを見ることがあるでしょうか?
「事実婚」と呼ばれたりします。
事実婚を選ぶ人に「オールドソウル」は多い
事実婚の形を選んで暮らす人たちには、「オールドソウル」が多いです。カップルのうちどちらかが「オールドソウル」で、片方は違うかもしれません。
周りの人たちは「理解できない!」と首をかしげるが・・・
周囲に事実婚のカップルがいるとき、「なんで籍を入れずに生活し続けるの?理解できない!」と口を挟むことが多いものです。「籍を入れないと損じゃない」と多くの人は思います。
しかし事実婚を選ぶ当の本人としては、「結婚の契約を結ぶ人たちが理解できない」と思っています。真逆、というくらいに価値観に差があります。
現代における結婚とは「長期契約」のことで、契約を交わすことで、相手に扶養や家事やセックスを義務付けさせます。収入やセックスを安定的に得る手段にはなりますが、「愛の結実」とは言えません。
知性や誠実さの高い人は、「結婚って愛じゃないよな。むしろひどいよな」と感じていて、だから結婚をせずに共同生活を続けます。
「愛は未来まで保証できるものじゃない」と気づいているが、結果的に長く一緒にいたりする
事実婚を選ぶ人は、「10年後も愛しているかどうかなんてわからない」と、愛情について達観しています。人の愛情は冷めがちなものですし、それは結婚や交際の契約を交わしたって同じです。
「愛しているうちは一緒にいる。冷めたときは離れよう」と、二人で約束しています。
しかし「妻なんだから料理して当たり前」などと考えない彼らは、常に謙虚で優しく愛情深いので、結果的にずっと愛情が冷めず、ずっと寄り添っていたりします。
「結婚」の契約をしないからこそ、常に謙虚で優しく、愛情深いのです。
周囲に事実婚のカップルがいるとき、「変わり者だ」と思ったり噂したりする人が多いのではないでしょうか?
しかし実際には、誠実で頭のよい人が多いです。