男性の優しさは、下心である

男性に優しくされたとき、その人に恋愛感情を抱いたり、「理解者を見つけた！」と感じたりしやすいです。しかし残念ながら、それが本当の優しさであることは少ないです・・・。

男性の優しさは、下心である

男性が女性に対して示す優しさは、ほとんどの場合、「下心」にすぎません。

電車の中でも社内でも学校でも、「男に触られたくない！」と女性たちが怒っているのを見てわかるように、基本的に男性は、女性のぬくもりに渇望しています。

男性にとって女性とは、「触りたいもの」「得たいもの」「見つめたいもの」なのです。

それを実現するために最も有効なのが、優しさを示して気を引くことなのです。

美人であればあるほど、男性たちの行為は下心にすぎない

あなたが美人であればあるほど、周りの男性たちがあなたに示す優しさは、「下心」にすぎないのです。美人であればあるほど、「触りたい」「得たい」「見つめたい」と感じられます。

美人は人から優遇されやすいですが、「本当の優しさ」を示されることは少ないのです。

それはある意味では寂しいことでしょう。

あなたへの言動ではなく、他の人への行動を観察しよう。

ある男性に優しくされて、トキメキを感じたとします。

その時はいったん冷静になりましょう。そして、彼が他の人々にどのように接しているか観察します。

彼が、あなただけでなく不細工な女性にも、男性やお爺さんやお婆さんにも、誰にでも手を差し伸べているような人なら、彼は「本当に優しい人」です。

あなたが「優しい男性にトキメキを感じる」人なのであれば、その彼を選んで正解です！

あなたにばかり特別扱い、美人にばかり愛想がよい、という感じなのであれば、彼の行動は「下心」にすぎません。あなたは優しくされて嬉しいかもしれませんが、それは彼のエゴにすぎないので、あなたへの好意が冷めれば、やがて冷たい人に変わります。

夫婦の多くがやがてラブラブでなくなるのは、つまり彼は優しい人ではなかったのです。

本当に優しい男性は、何かと人に手を差し伸べるような行動が好きです。そういう団体に所属したり、そういう物語やアニメが好きです。人に手を差し伸べる他人が好きです。

旅先で真の人情を得ることも難しい・・・

旅先では、見知らぬ人に優しくされると嬉しいものです。

しかし残念ながら女性にとって、特に美人にとって、「真の人情」を注がれることは難しいです。旅先でもやはり、男性たちが手を差し伸べるのは「下心」にすぎないのです。押し倒すことまでを目的にはしていないとしても、美人と見つめ合いたい、触れたいから優しくするのです。

だからって旅先で掛けられる声をすべて突っぱねる必要はありません。「下心に基づいているのだな」とわかっても、その施しを利用しながら旅を進めてよいです。

「本当の人情に触れたい」と渇望するなら、髪を短くし、ボーイッシュな服装をし、カーキ色の上着とダボダボのジーンズでも着て歩くとよいです。可愛く見えない、女性に見えない姿をしていても手を差し伸べられるとき、それは下心ではない純粋な優しさであることも多そうです。

下心としての優しさが、悪いものというわけではない

性欲・恋愛感情を感じているゆえに優しくしたり愛想よく微笑んだりする行為が、悪いものというわけでもありません。

むしろそれは「当たり前にすべきこと」です。

彼氏が彼女に優しくすべきは当たり前のことで、彼女が彼氏に優しくすべきは当たり前のことです。

彼氏が彼女に微笑んでいるべきは当たり前のことで、彼女が彼氏に微笑んでいるべきは当たり前のことです。

それは「素直である」「愛情表現が豊かである」ということで、恋愛において重要なスキルです。

あなたか彼氏のどちらかが素っ気ないとき、それはもう別れたほうがよいです。恋愛の喜びが得られていないです。