ハリはあるがストレスはない、という環境が理想
- acousticlife111
- 2024年4月13日
- 読了時間: 3分
仕事をするにおいても、芸術や趣味に打ち込むにおいても、小さな目標といいますか、「ハリ」のようなものがあることは精神衛生上とても大切です。
この社会はハリを作るのが下手・・・
人間にはハリが必要です。ハリがないと、無気力になってしまいがちですし、なかなか成長できなかったりします。
しかし現代日本の社会は、ハリを作るのがとても下手です。ハリとプレッシャーがいつも表裏一体なのです。
たとえばAKBの子たちは、「総選挙で10位以内に入らないと次のシングルでステージに立てない!」といった試練を与えられます。それは頑張るハリにもなりますが、同時にものすごいプレッシャーで、ものすごいストレスになるはずです。
学校や塾も然りです。部活における大会やコンコールも、けしかけるストレスが大きすぎると感じます。習い事における「半年後に発表会でピアノ演奏しましょうね」もストレスが大きすぎます。
ハリはあるがストレスはない、というさじ加減は可能なはず
私自身、子供の頃から、大きなプレッシャーやストレスのかかる事柄が嫌いでした。いつもそれを乗り越えてはきましたし、それなりの成績を出してはきましたが、胃が痛くなるような日々がとても嫌でした。
だからこそ自分が先輩になったとき、後輩に対して、「ハリを与えるがストレスを与えない」という接し方をすごく大切にしてきました。
社会はもっと、こうしたさじ加減のできる人が増えていくべきです。
真面目な子にプレッシャーは要らない
「ハリはあるがストレスはない」という課題の示し方は、誰にでも有効なわけではありません。怠惰な人、行動力の乏しい人に対しては、「来週までにクリアしないと云々」といったプレッシャーで尻を叩く必要があります。「上位10人しかスポットライトを浴びれませんよ」と言わないと、頑張れない人がいます。
しかし、真面目な人にはプレッシャーをかける必要はないのです。
真面目な人は、自主的に課題をやりますし、自分なりに成長しようとします。
「目標はいくつか用意したよ♪好きに休憩を挟みながら、あなたの好きなペースで取り組んだらいいよ♪」と微笑んであれば、それで事が足りるはずなのです。
苦痛を感じずに課題を終えますし、成長していきます。
私はそういうスタンスで人と接しています
私は基本的に、そういうスタンスで人と接しています。
人に対して、プレッシャーやストレス、威圧感を与えることが嫌いです。私は人に対して何も怒っていませんし、せっつくつもりもないのです。
特に、グリーンが70点もあるような人に対しては、何も怒る必要がないと思っています。その人のペースを尊重したいのです。
ハリはある。プレッシャーはない。
達成感はある。ペナルティはない。
そういう導き方は可能なはずで、そういう大人が一人でも増えていったらいいなと切に願っています^^
真面目な人にプレッシャーは必要ないです。