リーダーに向く人・向かない人
- acousticlife111
- 2024年1月30日
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企業社長や管理職、政治家をはじめ、部活の部長や学級委員に向くのはどういう人でしょうか?
「威厳のある人」ではない。末端労働を黙々とこなせる人。
政治について語る人々はよく、「あの首相には威厳がないよ。だから人は着いてこないんだ」なんて言ったりします。しかし、リーダーに不可欠な資質は「威厳」ではないです。
むしろ、威厳や威圧感でリーダーを選ぶとその組織は失敗します。
リーダーに向くのは、「末端労働を黙々とこなせる人」です。
一番下っ端のスタッフの仕事でも、面倒くさがらずに、雑にならずに黙々とこなせる人です。
ジャージ履いて庭の隅っこで草むしりし続けることにを、「プライドが傷つくからやりたくない」と言う人は、致命的にリーダーに向いていないです。
末端労働をやりたがらない人は、つまり、「権力者は特権を得て当然」と考えています。
特権主義な権力者というのは、メンバーたちから反感を買うので、組織に不和が起きます。
口では偉そうなことや哲学的なことを言っていても、彼は平等な組織を造ることは出来ません。彼にそれは期待できません。
「叩き上げ」の人がリーダーに向く
企業が、たとえば部長の人材を必要としているとき、他業種で管理職経験のある人を採用して据えることがあります。
こういうやり方は、正しくはありません。
とりあえず明日から偉そうに部下たちを使役することには向いているでしょうけれど、その船を順調に航海させる手腕はないでしょう。
管理職は、「叩き上げ」の人が向きます。
マクドナルドで言えば、レジ打ちやパティ焼きからコツコツやってきて、バイトリーダーを経験し、イベントの前の日には飾り付けのために夜遅くまで残業し・・・といったことをやってきた人が、向きます。
彼は、色んな人の気持ちがわかります。色んな人のことを考慮して采配を振るうことができます。
するとメンバーは着いていきますし、彼のために精力的にがんばります。
お客さんにも愛され、応援してもらえます。
店長っぽい貫禄がないとしても、こういう人のほうがリーダーに向きます。