同じことを何度も書く(言う)重要性
- acousticlife111
- 2024年4月29日
- 読了時間: 2分
私たちのコラムを毎日読んでいて、「なんで同じことをまた書くのだろう?」と思ったことがあるでしょうか。
しかし、そこには意味があります。
一度読んだ(聞いた)だけでは頭に入らないもの
人は、ある情報について、一度読んだ(聞いた)だけではなかなか頭に入らないものです。入ってもすぐに忘れてしまいます。
よほどインパクトのあるものでも、意外と時とともに忘れてしまうことが多いものです。
人が理解や記憶を深めるためには、同じことを何度も見聞きすることが、重要です。
私たちのコラムの中で、何度も見聞きする文章は、それだけ「何度も伝えておくべき内容」である可能性が高いです。
あなたが文章を書く立場になっても覚えておいて!
あなたが文章を書いたり部下たちにアドバイスをする立場になったときにも、このことを覚えておきましょう!
一度伝えたから充分、ということはないのです。
たとえば小学校の保健の先生で、「保健だより」を書くことを任されているなら、「エナジードリンクに中毒しないで!」と4月号に書いても、8月号にもまた書いたほうがよいのかもしれません。
違うテーマ・見出しの文章の中で、エナジードリンクについでの危険性を添えてもよいです。
たとえば後輩に対して、「大きな声であいさつするのは重要だよ!」と伝えるのは、一度きりでは不充分です。何度も何度も言ってあげたほうがよいです。
アドバイスというのは、「言えばよい」のではなく「理解するまで伝える」べきです。
学校の勉強は1週間で読み終えられる?
不登校を選んで独学で大検を取るつもりの人などが、「小学校の算数は周りの子のペースを待たなければ1週間でマスターできる」などと言っていたりします。
LESSON1の次にLESSON2を順番に解いていれば、どんどん進められると感じるでしょう。しかし一度解いただけではあまり記憶も理解も出来ておらず、あまり実にはなっていないのです。
一夜漬けで覚えたことは、すぐに忘れてしまうでしょう。
勉強の話を突っ込んでするならば・・・
12年間の小・中・高校の中で、膨大な量の内容をどんどんと詰め込むことは有意義ではありません。それよりも、本当に重要な事柄を繰り返し繰り返し話したり聞いたりする環境を作ってやるほうが有意義です。