「どんなふうに成熟すべきか」は、国や時代によって異なります。
魂が思い描くブループリント(目標)も、その文化が必要とする能力に関連します。
化学のテストで80点とれるかどうかなど実はどうでもいいことで、現代日本を生きる私たちが目指すべき精神の成熟には、1つのわかりやすい目安があります。
天変地異を恐れないかどうか、が成熟の目安
南海トラフ大地震がいつ来るのかは、わかりません。しかし、震度6の地震は毎年のようにどこかの県で発生しています。台風や線状降水帯によって凄まじい雨が降り、崖崩れや洪水が起きます。
21世紀の日本にこのように天変地異が頻発することは、もう以前から決まっていたのです。各々の魂は、そういう社会を見込んで生まれ落ちています。
こんな時代を幸せに生きるためには?
そうです。「天変地異を恐れない」という感性や能力が必要不可欠なのです。それは、学校のテストの成績が良いだけでは悲しいほど足りないのはわかるでしょう。
バックパッカーたちは天変地異を怖がらない
霊的真理が「旅をせよ」と奨励するのは、とても簡単な理由です。
バックパッカーのスキルはすなわち、天変地異を涼しい顔で生き抜くスキルと重複するからです。
避難所生活をものともしない精神と、類似するからです。
分厚い布団がないと眠れないでしょうか?天変地異が怖いでしょう。
親のそばにいないと不安でしょうか?天変地異が怖いでしょう。
今の仕事を失ったら絶望でしょうか?天変地異が怖いでしょう。
「南海トラフ地震は新潟県にはあまり関係ないよ」と言いますか?そういう問題ではないのです。他の天変地異は新潟県にも来そうです。
これはスピリチュアルですらなくて、「この時代を幸せに生きるためには何が必要だろうか?」と考えたときに、容易に達する見解です。
「裕福な男性と結婚して高層マンションに住めばいいのだ」という結論にはならないはずです。
人生の中で、生活の中で、どういうスキルを磨いておくべきなのでしょうか?何を学ぶべきなのでしょうか?
親や先生の言うとおりにしても、軽やかに生きていくことは出来そうにもありません。
必ずしもバックパッカー旅ではなくても良いでしょう。身軽な荷物でキャンプの趣味を繰り返すのも良さそうです。他にもあるでしょう。
あなたが天変地異を恐れていないなら、「生きるチカラ」がなかなかありそうです。