引きこもり期間を恥じる必要はないが、働く努力はしてみよう
- acousticlife111
- 2024年3月27日
- 読了時間: 3分
学校や仕事に行かない、いわゆる「引きこもり」に陥る人は増えています。
引きこもると、引きこもった自分に嫌悪感を抱いて何も出来なくなったり、さらに自信を失ったり・・・と悪循環に陥りやすいです。
引きこもり期間を恥じる必要はない
学生時代にせよ、社会人になってからにせよ、引きこもりに陥ったとしても、それ自体をそう恥じる必要はないです。
引きこもりは多くの場合、「会社があまりにブラックでショックを受けた」「クラスメイトがあまりにも乱暴でショックを受けた」といったもので、誠実さからくることが多いです。または学校や会社が課してくる課題があまりにもハードすぎる、というケースも多いですが、あなたのせいというより社会のハードルが高すぎることも多かったりします。
些細な問題につまづいてしまったゆえ、だとしても、それも恥じる必要はないでしょう。誰しも何らか、些細な問題につまづくものです。
少なくとも私は、カウンセリング相談に応じるにあたって、引きこもりの人を無暗に卑下しませんので、ご安心ください^^
だけど、働く努力はしてみよう
人生の一時期、引きこもりを経験することがあってもよいでしょう。それなりに経験できること、気づくこと、積めるスキルなどもあったりします。引きこもって時間が充分にあったゆえに絵がものすごく上手くなった、なんて人もいるでしょう。
しかし、ずーっと引きこもりでいいや、と考えるのはよくありません。
働く努力はしてみましょう。
どこかの会社で労働して嫌気がさしたなら、業種を大きく変えてみるとよいです。
なぜその会社が苦痛だったか、自分である程度わかっているはずです。その苦痛が少なそうな業種を選んでみましょう。
余計なプライドを持たないこと!
仕事選びにおいて、余計なプライドを持たないことです。
「正社員でないと恥ずかしい」などと思わないことです。派遣社員でも、アルバイトでもよいのです。
倉庫内軽作業だって、別によいのです。接客やコミュニケーションに苦痛が大きくても、そういう仕事なら続けられるでしょう。
また、ウェイトレスや小売店員を卑下しないことです!メニューの多い日本の飲食店や、やることの多いコンビニ店員などは、あなたがイメージしているよりもずっと大変な仕事です!あなたの父親がそれらの仕事を見下していたかもしれませんが、まったく見下す対象ではありません。
フルタイムで働くのがしんどいなら、週2~3程度から取り組んでみましょう。
キャンペーンガールだとかイベント会場設営だとか、風変わりな仕事や、短期間だけ募集している仕事をやってみるのもよいです。興味の強いジャンルなら楽しく働けるかもしれませんね。
旅行や恋愛などをモチベーションにすればよい
「成人したのだから働かなければ」といった責任感で働くのが難しいなら、無理しなくてよいです。
まずは旅行や恋愛など、快楽的なモチベーションで働くのもよいです。
「カンボジアに行ってみたいからバイトを頑張ってみよう!」とか、「気になるあの人に好かれるためにコスメや服が欲しいから頑張ろう!」とか、そんな動機でもよいです。
「働けるようになったわ」と感じられたら、親からのおこづかいの支援を断って自分で生計の責任を持っていくとよいです。