快楽や怠惰はどれくらいのバランスで享受すればよいのか?
- acousticlife111
- 2024年2月14日
- 読了時間: 4分
中毒に関する記事と内容が似ています。
中毒までいかずとも、快楽やグダグダ時間について、どう扱ってよいか悩む人は多いことでしょう。
7割は義務、という考え方をするとよい
仕事や学校、専業主婦であれば家事・・・これらの物事を「義務」と括ります。
「生活の7割は義務をがんばろう」と考えるとよいです。
レジャーや過剰な休息、無意味にグダグダとSNSを見漁る・・・といった快楽は、楽しんでもよいですが、「生活の3割に留めよう」といった意識を持つとよいです。
先進国における「週休2日制」という制度は、まさにそのバランスに近いです。
1週間のうち5日は、仕事や勉強をがんばろう。残りの2日は遊んだり休んだりしよう。これくらいのバランス感覚がよいです。
仕事の日はずっと仕事すべき、というわけではありません!
「1日」というスパンの中でも、「7:3」くらいの意識を持つとよいです。
これもつまりは、「8時間は仕事して、残りの4時間くらいを余暇に充てる」といったイメージです。
「人生の中心軸(7割)は、仕事や学業、社会貢献などで費やすべき」といった感覚を持つとよいです。
真面目な、堅実な、社会貢献的な価値観になるはずです。
ゲームや芸術など快楽的要素の強いものは、残りの「3割」の中で楽しむようにしましょう。
料理や家事に手が回らなくなるなら、上手く手を抜いて
フルタイム勤務している人が、家で丁寧に料理や家事をしようとすると、余暇の時間がほとんどなくなってしまいそうです。家庭的な人などは「それでいい」と思っているかもしれません。
しかし、芸術やアニメ、美容ケアなどをじっくり楽しみたい人もいるでしょう。その時間がほとんどないなら、料理や家事を上手く簡略化すればよいです。料理は、出来あいのものや冷凍食品、レトルトを活用したってよいです。昔よりも冷凍食品が健康的になっています。
義務をまずはこなす、という考え方
たとえば子供のしつけにおいて、「宿題や課題はちゃんとやるべき」という育て方をしましょう。
「帰ったらすぐ宿題をしなさい!」と言う必要はないです。
「夜7時のアニメを見ないで宿題しなさい!」と言う必要もないです。
子供としては「7時のアニメはどうしても見たい!」といったことがあります。
それは尊重してやってよいので、「じゃぁ8時からは宿題をやるか、7時までに終わらせよう」というふうに、計画性を持たせましょう。
芸術は義務か快楽か?
芸術に打ち込むことは「義務」に該当するのか、「余暇や快楽」に該当するのか。
これは、判断が難しいところです。
芸術だって仕事の1つですし、芸術の練習や創作に没頭することは素晴らしいことです。
しかし、現代日本の実情に合わせて考えると、芸術を料理や接客と並列に尊重するのは難しいところです。
芸術をがんばっても生業になる可能性は低く、社会の役に立つ可能性も低いのが、実情です。ギャンブルやホビーのニュアンスが強いです。
そのためやはり、生業や社会貢献の色が強い仕事・勉強を中心に据え、芸術は「余暇に行う」という考え方を持ったほうが良さそうです。
こういうバランスで考えたほうが、今の社会では生きやすそうです。
芸術で食べることを画策してもよいが・・・
芸術で食べていくことを画策してもよいです。
しかし、それは非常に難しいことだと心得ましょう!
大きく分けて2つの選択肢があります。
1つは、「専門学校で1番!」と評価されるくらい打ち込むことです。それなら職を得られるでしょう。
もう1つは、一般労働のスキルや体力を培ったうえで、芸術生計に挑戦することです。そうすれば、たとえ芸術が生計に繋がらなくても、困らなくて済みますね。
「生活の中心が快楽やグダグダであるべき」という考え方をしていると、ちょっとした仕事や用事を頼まれるだけでも不平を感じてしまいます。ストレスの多い生活になってしまいますし、人と上手くいかなくなります。
「7:3」
こうした考え方を、子供のうちから染みつけたほうがよいです。