私は、魂ミガキのモチベーションに恋愛を置くことはあまり好きではありません。
「優しく誠実な人になってから、恋愛したほうが好ましい」と考えます。が、しかし、コラムの前任者のように「恋愛をモチベーションに自分を高めたらよい」という考え方も間違ってはいないと言えます。
「彼に好かれる人格」と「人として魅力的な人格」はおおむね一致する
恋愛をモチベーションにして、心を磨くのもよいと言えます。
なぜなら、「彼に好かれる人格」と「社会人として魅力的な人格」は、おおむね一致するからです。
あざといだけでは恋愛は長続きせず、心の成熟が必要。
「恋愛に夢中なだけじゃ、あざといだけの女にしからないだろう」という意見がありそうです。
たしかに、ただモテたいだけならオシャレばかりを頑張ってあざとくお愛想していれば叶います。しかし、そういうキャラではモテてもすぐ愛想をつかされてしまいますし、アイドルオタクみたいな男性にしか好かれないでしょう。
恋愛を「ラブラブが長続きすること」と長い目で考えたり、精神性の高い誠実な男性にも好かれたい、と考えるなら、やはりあざといだけではなく、心の成熟が必要です。
彼に愛想よく接することで、社会でも愛想よくできるようになる
「私はネガティブだ」「笑顔が苦手だ」「すぐグチってしまう」といった欠点があっても、好きな彼に好かれるために、彼の前でだけでも愛想よくする練習をすればよいです。それによって愛想を会得していくはずです。すると仕事でも明るく接することが出来るようになります。女友達にもグチ以外の会話ができるようになります。
ネガティブな人も、「こういうことを言ったら嫌われるだろうな」というのはわかるでしょう。反射的に発言するのではなく、ひと呼吸おいて、印象の悪い発言は自制します。そしてポジティブなリアクションを考えて、発言するように練習します。彼に好かれるためならできるはずです。
どうでもいい男性と付き合うと、頑張る気にならないでしょうが、トキメキを感じる男性を追いかけるなら、好かれるために頑張れるはずです。
明るい行動を練習しましょう。
『うっせぇわ』の曲に強く共鳴するとしても、それを彼氏や友達の前で歌えば「重たいな」と嫌われることはわかるはずです。
「でも私はこれが好きなの」「でもこの歌しか歌えないの」ではなくて、「彼に好かれそうな歌」を、がんばって選んで練習しましょう。クラスメイトに合わせる意欲は湧かなくても、好きな彼のためならがんばれるはずです。
その明るい歌を、友達の前や忘年会でも歌えばよいのです。
皆はそんなふうに、「印象の悪くない曲」をがんばって練習しています。
明るいさわやかな曲が、今はステキだと感じられなくても、彼の好みに合わせて聴いたり歌ったりしていると「こういう曲もいいなぁ」と感じるようになるでしょう。そういう曲を数多く、好むようになります。そして鬱々とした曲を好まなくなります。人の好みは、変わっていくのです。
彼に好かれるために、自制心を磨こう
「わがままを言わないようにする」「浪費をしないようにする」「怒らないようにする」「泣かないようにする」「ふてくされないようにする」といったことを、彼に好かれるために、彼の前でだけでも振る舞ってみましょう。
だんだんと、自制心がついてきます。友達や家族や会社でも出来るようになります。
皆、努力して自制心を磨いているのです。「私はすぐ泣いちゃう人なんです」と言い訳するのではなくて、彼に好かれる動機で良いので、その努力をしましょう。
社会性を身に着けよう。
「時間を守る」「働きに出る」「背筋をピンと伸ばす」といったことも、彼に良いところを見せるためにという動機でよいので、練習しましょう。
そのうち、自然とできるようになります。
美意識はみだしなみにも繋がります。
容姿に無頓着な人もいるでしょう。
「彼にかわいいと言われたいから」という動機でよいので、身だしなみを整えたりオシャレを研究したりしましょう。服やメイクを買うためにバイトをしましょう。
それは結果的に、会社でも印象が良くなり、女性の友達などからの印象も良くなります。人から話しかけられやすくなり、人に好かれやすくなります。
男ウケを狙いすぎると会社でヒンシュクを買ったりもしますが、基本的には、誠実な彼に好かれそうな容姿は社会でも印象が良いです。
あなたが可愛いければ可愛いほど、あなたのセックスは盛り上がります。快感を動機に美意識を磨けばよいです。
一般的に、「意中の異性に好かれたい」という動機が最も、人の成長を速めるようです。
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