愛想を磨きましょう(*'▽')
- acousticlife111
- 2024年4月16日
- 読了時間: 3分
真面目であることは良いことですが、いつも仏頂面をしていることは良いことではありません。
人に微笑まれると安心する、という体験をしたことがあるでしょう?
家庭の中で親に微笑まれたとき、社会の中で初対面のクラスメイトから微笑まれたとき、ほっと安心した、という体験をしたことがあるでしょう。
このように、笑顔を示すことは他者を安心させます。
少し微笑んでいるのが標準、というくらいになれるとよい
友達に対しては笑顔を向けよう、というよりも、知らない人と接するときすら笑顔で受け答えをするのが自然、というくらいになれるとよいです。
街で道を聞かれたとき、笑顔で返します。
街で声を掛けてきたのがキャッチセールスなら、怖い顔で返せばよいです。
少し微笑んでいるのが標準、というくらいに愛想がよくなると、周囲の人々をいつも安心させられるだけでなく、あなたは人からの印象が良くなり、人間関係や人生がスムーズにいきやすくなります。
営業スマイルのことではない!が営業スマイルで磨かれることが多い
この記事で言う「愛想を磨きましょう」は、営業マンのように巧みに演技をして相手に取り入れ、という意味ではありません。営業マンやワークショップ講師などの愛想は過剰で、あれはもう人を騙すような悪いものです。
とはいえ、日常生活における愛想は、仕事の中で磨かれる人が多いです。会社で「もっと笑顔で接客しなさい」と強いられることで愛想を会得する人は多いものです。
無愛想な人が、会社で「もっと笑顔で接客しなさい」と言われたとき、拒絶するのではなく受け入れて頑張ってみるとよいでしょう。
コンビニで店員に対してどんな顔をしている?
あなたが愛想を会得しているかがわかる、わかりやすい目安があります。
コンビニで商品を買い、店員から「お箸はお付けしますか?」と尋ねられたとき、あなたはどのような顔で返答をするでしょうか?
「あぁ、結構ですよ♪」と大きく手を振りながら笑顔で返すなら、あなたは愛想があるのでしょう。見知らぬ人へも、気遣いがあるのでしょう。
無愛想に返事しているばかりなら、愛想が弱そうです。
仕事では笑顔で愛想よくしているのに、客のときに無愛想であるなら、あなたは仕事で「愛想をよくしなさい」と習ったことの真意がわかっていないのです。
メール文も同様です
愛想をよくすべき、というのは、メール文にも言えます。
国語の教科書のようなメール文が送られてくると、相手は委縮するものです。「この人は怒っているのかな?」と感じます。
顔文字や絵文字などを少々は挟み、「笑顔でこのメールを書いています」「あなたに親しみを持って書いています」「明るい内容です」ということをわかりやすく相手に伝えるとよいです。
もちろん、ビジネスメールなどにおいては、国語の教科書のような文体のほうが相応しいこともあります。しかし現代の日本において、無愛想なメールのほうが好ましい場面は、少ないでしょう。
客観視してみるとよいです。
メールを書き終えたあと、誤字脱字を修正するだけでなく、メールの印象を観察します。「このメールを受け取ったらどう感じるだろうか?」と。
文頭の「こんにちは」のところに顔文字を1つ添えるだけでも、印象が変わるでしょう。
社会不信、いじめ体験があっても愛想はできる
社会不信に陥っていたり、いじめを受けた過去を持っていたりすると、無愛想なふるまいをしがちです。そして無愛想を指摘されると「昔いじめを受けたから」と言います。
しかし、社会不信やいじめ体験があっても、愛想よくすることはできます。
自分が信頼する人や好いている人に対しては、自然な笑顔を向けたほうがよいです。出来ないと感じるなら、磨く必要があります。「私はいじめ被害者だから!」ではなく、そんなことは関係なしに、磨いたほうがよいです。