話しかける積極性がなくても、人情はありうる
- acousticlife111
- 2024年5月1日
- 読了時間: 4分
「人情」とは、主にグリーンのオーラのキーワードです。
それは人間関係や社会を良好にしますし、特にバックパッカー的な旅をとても面白いものにしてくれます!
「人情を培いたい」と思うようになった読者さんは多いでしょう。
話しかける積極性がなくても、人情はありうる
人情のある人とはどのような人か?そう考えたとき、積極的に人に話しかける外向的な人を思い浮かべるのではないでしょうか?
そして、「私はシャイだから無理だ」と思ってしまいがちです。
しかし、話しかける積極性がなくても、「人情のある人」であることはできます!あなたはすでに、人情家なのかもしれません。
ささやかなコミュニケーションを楽しいと感じる感性
人情とは何でしょうか?
ざっくりと言えば、「ささやかなコミュニケーションを楽しいと感じる感性」です。それは能力というよりも感性です。
たとえば、近所の知らないおばさんに「今日も早いのね!行ってらっしゃい♪」と声を掛けられて、うれしくなるし笑顔で「ありがとう♪」と言いたくなるなら、あなたは人情がありそうです。
家族でも友達でもない人と、言葉を交わしたりモノをあげあったりすることを楽しいと感じるなら、あなたは人情がありそうです。
旅が楽しいのは、話しかけてくる人が多いから
人情家にとって旅が楽しいのは、「不意に話しかけてくる見知らぬ人」の数が日常生活よりもずっと多くなるからです。
ある意味、話しかけるのが苦手なシャイな人のほうが、旅にメリットがあるのです。
旅をしていると、道がわからなくなったり買い物で英語がわからなかったりと、すぐに困り事が発生します。そしてその都度誰かが「どうしたの?」と声をかけてくれます。だから受け身でも「ささやかな交流」がたくさん出来るのです!
話しかけられない理由は、内気だからではないかも?
「自分から人に話しかけることは苦手」と感じている人は、「私は内気だ」と思っている人が多いです。しかし、実は「内気」ではないのかもしれません。
グリーンの高い人は、「人の迷惑になりたくない」と真っ先に考えます。コミュニケーションにおいても同様で、「会話を楽しみたい」「助けを得たい」という欲よりも「迷惑を掛けたくない」という気遣いから、話しかけないでいることがあります。
あなたもそういうところがあるのではないでしょうか?
「内気でもあるし、迷惑をかけたくない気持ちもあるし」という人もいるでしょう。そのバランスも人それぞれ違います。
それも旅が克服してくれるかも
「人の迷惑になりたくない」と過剰に気遣ってしまう気質も、旅が克服してくれたりします。
見知らぬ人から話しかけられる経験を毎日無数に経る中で、「最初はイラっとしても楽しい体験になることも結構あるな」と気づいたり、会話することが少しは相手のためになったりすることに気づいたりします。
それによって、「たまには自分から声をかけてみるか」という思いが芽生えるでしょう。
「こういう人なら話しかけても平気そうだな」と、目が肥えてきたりします。
また、不誠実な人に「いいえ、さようなら!」とキッパリ言えるようになってくることで、自分から話しかける度胸も付いてきます。
話しかけられるようにもなったほうが良い
受け身でいても、旅をしていればたくさんの人情体験は出来ます。よほどムスっとしているのでもないかぎり、幾つかの交流体験は発生し、楽しむことはできます。
しかし、やはり、あなたの方からも話しかけられるようになったほうが良いです。
話しかけてくる人は、「陽気だけど図々しい」といった感じの人が、結構多かったりします。ちょっとは楽しいのですが、だんだんくたびれてきたり、下心が見えたりします。また、商売人が多いものです。
あなたの方から、誠実そうな人を選んで話しかけるようにすると、暖かくももっと穏やかな交流になるでしょう。心地よいばかりで不快の少ない交流が、増えるでしょう。
私は、人間関係においては結構受け身です。
学校や会社においても、旅においても、特に女性に話しかけるようなことはほとんどありません。それはやはり「男に話しかけられたら鬱陶しいだろうな」と思ってしまうからです。
しかし、人は私を「人情家ですね」と評しますし、私も自分を人情のある人間だと思っています。