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バックパッカーのゲストハウス攻略マニュアル!女性でも安心宿泊法!

  • acousticlife111
  • 2019年3月10日
  • 読了時間: 21分

更新日:2019年3月12日


ゲストハウスでまったり過ごそう

バックパッカーみたいな自由きままな旅がしてみたい!

その願望をためらわせているのが、ゲストハウスであるという人が少なくないのではないでしょうか。相部屋とかうっとおしいし・・・

でも、ちょっと楽しそうかも?

ホテル代がすごく安くなるみたいだし?

ゲストハウスの攻略法を徹底解説します!


ゲストハウスとは?

ゲストハウスとは、バックパッカーたちが好んで泊まる、質素な安宿のことです。多くの場合、ドミトリー(相部屋)を備えており、それゆえに格安で泊まれます。キッチンを宿泊者に開放しているところも多いですね。バックパッカーたちは自炊をし、さらに旅費を節約します。

また、ゲストハウスの醍醐味と言えるのが広いリビングルーム。共有スペースです。多くの宿泊者はここで多くの時間を過ごし、他の旅人と情報交換をしたりおしゃべりしたりします。フリーWi-Fiもあり、パソコンそのものも無料で貸し出してくれている宿が多いです。



先進国なら1泊2,000円!東南アジアは1泊500円!

ゲストハウスってこんなに安い!
ゲストハウスってこんなに安い!

ゲストハウスの一番の魅力は、宿泊料金の安さです。どのくらい安いのかご存じですか?

先進国なら、ドミトリーで2,000円前後。これで朝食までついてくるところもあります!ホテルに泊まると、3つ星でも5,000円はしますから、半額以下ですね(笑)ダブルルームだと4,000円くらいです。3つ星ホテルは7,000円くらいですから、やはりこれも半値くらいですね。

東南アジアでは、ドミトリーは1泊500円です!200~300円で泊まれるところもあります。ダブルルームで1,500円弱といったところ。シングルルームは1,000円程度です。

この安さは魅力的ですね!

ヨーロッパやアメリカ、先進国をゆうゆうと長期放浪したいなら、ゲストハウスやドミトリーに慣れておくことは必須ですよ!



ゲストハウスには個室もある。女性専用ドミトリーもある。

ゲストハウスはとにかく粗野なところだと思っている人が多いようですが、そんなに劣悪でもありません。特に21世紀以降に建てられたゲストハウスは設備も制度も快適なものが多いですね。ヘタな3つ星ホテルよりもオシャレなところが多く、設備も充実していたりします。ゲストハウスは、オーナーがあまり多く儲ける気がないから安いのです。

ゲストハウスには、個室もあります。ほとんどのゲストハウスは個室を持っていますね。シングルもダブルもあり、ツインや3人部屋、4人部屋を備えているところもあります。ドミトリーでの共同空間がどうしても苦手なら、個室に泊まれば良いのです。個室でも、ホテルよりはずっと安いですね。

そしてほとんどのゲストハウスは、女性専用ドミトリーを持っています。客室には男性は入ってきません。中には女性専用フロアを持つ宿もあり、シャワーの周りにも男性の姿はありません。

ね?平気そうでしょう?



まずはユースホステルに泊まってみよう!

ゲストハウスへの適応にうってつけなのが、ユースホステルです。

ユースホステルもゲストハウスですが、経営母体が非営利のお役所なので、設備や接客のクオリティは高めで安定しています。客層も上品めな人や、静かな初心者バックパッカーが多く、酔っ払いにナンパされたり絡まれたりすることはまず無いでしょう。

その代わり、やや高額ですね。先進国ではドミトリーでも3,000円くらいはし、一般的なゲストハウスの1.5倍くらいの価格相場です。

そのため、ユースホステルはあくまでステップアップの場所で、慣れたら普通のゲストハウスに移行していったほうが安く済みます。安宿がユースホステルしかないような町もたまにあり、初級者を卒業しても時々はお世話になるでしょう。

ユースホステルのユースは「若い」という意味ですが、特に年齢制限はありません。60歳の熟年者でも宿泊可能です。

近年では、「ホステリング・インターナショナル」という名前で呼ばれています。



日本人宿も快適。そして楽しい♪

ユースホステルと並んで、ゲストハウス初心者におすすめなのが、日本人宿です。日本人宿とは、日本人の旅行者ばかりが集まるゲストハウスのこと。オーナーが日本人であるか、またはメインスタッフが日本語を流ちょうに話します。

そのため、チェックインのやりとりや旅行情報を教えてもらったりすることがとてもスムーズにできます。優しい人が多いですね。

宿泊者も日本人ばかりなので、情報交換がたやすいですし、おしゃべりがとても盛り上がるでしょう。それゆえに、無意味に長々と滞在してしまう人も・・・。

設備も日本人好みに上質に整えられていることが多いです。清潔観念も高いですね。

ただし、値段はやはり高め。ユースホステルほどではないですが、他のゲストハウスの1.2倍くらいはするでしょう。



ユースも日本人宿もない?少し高めのゲストハウスを選んでみよう!

ユースホステルも日本人宿も無い町が、ぼちぼちあります。そんなときは、周辺相場よりも少し値段の高いゲストハウスを選んでみましょう。

値段が高いぶん、設備も接客もしっかりしています。掃除もよく行き届いているでしょう。

また、人口密度も低い傾向にあり、トイレやシャワーが混雑したりしませんし、汚れたまま放置されるようなことも少ないです。

宿泊客も上品な人が多いです。熟年の欧米人夫婦など多いですね。ヨーロッパ人、アメリカ人などは、熟年者でもゲストハウスによく泊まります。



まとめ

いかがでしたか?

「地球の歩き方」で紹介されているゲストハウスは、日本人向けにやや質の良いものが選ばれています。クレームの多い宿は掲載取りやめされていきますね。そのため、「地球の歩き方」に書かれているゲストハウスから選んでいれば、そう劣悪なもの当たることはないでしょう。

学生の頃、部活の合宿で民宿に泊まったりしませんでしたか?ゲストハウスは合宿用民宿よりも環境は良いですね。合宿民宿を経験している人なら、誰でもゲストハウスには泊まれるでしょう。キャンプ場のロッジなどよりも、もちろん快適です。

そして、3つ星ホテルよりも居心地のよいゲストハウスは、意外と多いです(笑)




もっと知りたい!バックパッカーのゲストハウス攻略情報。

バックパッカーのゲストハウス攻略情報についてもっと詳しく掘り下げたい方は、以降のトピックも参考になさってくださいね。

バックパッカーのゲストハウス攻略情報のすべてが、この1ページにあります!ぜひ、ブックマークをして、くりかえし読みにきてくださいね。



ゲストハウスは「楽しい」ところ。

ゲストハウスはバックパッカーの倹約において生命線です。かとといって、安さのためにガマンしてゲストハウスに泊まっているというバックパッカーはほとんどいません。なぜ好んでゲストハウスに泊まるのかと言えば・・・それは、「楽しいから」です♪

あなたは人と交流することが好きですか?人情が好きですか?

であればあなたにとっても、ゲストハウスはとても楽しいところでしょう^^


ゲストハウスは、フレンドリーさが魅力!

ゲストハウスは、フレンドリーであることが魅力です。

日本の几帳面な社会にキュウクツさを感じる人は、きっとゲストハウスのフレンドリーな空気のトリコになるでしょう♪

スタッフがフレンドリーですし、ここに集う旅行者たちもフレンドリー。高級ホテルでは人との会話はありませんが、ゲストハウスではそこかしかに会話があります。そして笑顔があります。みな、楽しそうにしています。

リビングでくつろいでいる人は皆、人との交流を好んでいるので、気軽に声をかけてみましょう。


知りたいことはどんどん質問してみよう!なんでも教えてくれる!

話す内容は何でも良いです。最初は旅行情報に関するものが話しかけやすいでしょうか。「一番近いコンビニはどこ?」とか「〇〇遺跡はもう行った?2日しか時間がないんだけど、行く価値ありそう?」といったことです。彼らは誰しも、あなたの問いかけに対して懇切丁寧に、そして笑顔で気さくに応えてくれます。そのような人助け交流の好きな人たちが、ゲストハウスには集まるのです。

そして1回おしゃべりすればもうお友達。それからは、すれ違うごとにあいさつをしてくれるでしょう。遺跡から帰ってくれば、「どうだった?」「クタクタでしょう?」なんてニコニコしながら気遣ってくれます。そんなささやかな愛情に、とても幸福感を感じるでしょう。


お願いごともどんどんしよう!「助け合う」のがバックパッカー。

慣れてきたら、ちょっとお願いごともしてみましょう。「iPhoneの充電ケーブル、貸してもらえませんか?」「爪切りって持ってない?」といった具合に。彼らは、あなたが言い終わる前にもう、笑顔でうなずいてくれているハズ。バックパッカーというのは、人助けが好きなのです。それは、自分も誰かに助けてもらった体験を持っているから。バックパッカーたちはこうして、助け合いの連鎖をしながら冒険的バックパッカー文化を築き上げています。


ゲストハウスはスタッフも人情家で優しい人が多い。

お客さんの中に話す人がいなければ、宿のスタッフに話しかけてみてください。ゲストハウスのスタッフは、たいていがフレンドリーです。高級ホテルのスタッフよりもずっとフレンドリーで、細かいことに気が利きますよ。

ホテルのスタッフは、業務内容・サービス内容に含まれることしかやりませんが、ゲストハウスのスタッフはもっと臨機応変ですね。ゲストハウスのオーナーやスタッフは、お金のためだけでなくゲストハウス的な交流を愛してやまない人が多く、だから親切でフレンドリーな人が多いです。


日本人宿なら「シェア飯」なども楽しい!

日本人ばかりが泊まる日本人宿なら、交流はもっと密になるでしょう。宿泊者同士で市場に出かけていって食材を買ってきて、みんなでご飯を作ったりします。一緒に食べるだけでなく作ったり買ってきたりする行程も楽しいですね。

むしろ、楽しすぎて移動できなくなってしまう懸念があります(笑)フレンドリーな人にとって、日本人宿は本当にハマってしまいます!

もちろん、こうした交流を「強要」されることはありません。バックパッカーは誰しも、一人の時間の大切さを知っています。そのため、一人で静かに過ごしたい人の意向はきちんと尊重してくれます。

交流と個人行動、どちらにも長けているのがバックパッカーです。だから一緒にいて居心地が良いのです。


つまらないゲストハウスも、あるにはある。

ゲストハウスの中には、スタッフの無愛想なところやお客さんの辛気臭いところも、あるにはあります。そういうところにあたってしまっても、メゲないで。3つも試せば、一度は必ず楽しい体験が出来るでしょう。

高級なゲストハウスのほうが静かな傾向にあり、安いゲストハウスのほうが明るい雰囲気を持つ傾向にありますよ。スタッフも、安いゲストハウスのほうが人なつこく親切だったりします。高級なゲストハウスは、ビジネス的にお金儲けを重視しているところが多いです。掃除はしっかりやっていますし、フロントに絶えず店番がいますが、つまらなそうに働いているかも・・・。

日本人宿も、「日本人相手なら儲かる」という邪心から営んでいるオーナーが時々おり、あまり親切でないこともあります。



典型的なゲストハウス体験はアンコールワットにあり!

「ゲストハウスは楽しくて優しいところだ」という典型的ゲストハウス体験に憧れるなら、まずはアンコールワットを目指してみると良いです。アンコールワットのあるシェムリアップには、ゲストハウスが多く、日本人宿もあります。少なくとも日本人宿はとてもフレンドリーで、旅人に対して優しいです。

宿泊者も冒険的気質の人が多く、明るくさわやかですね。



ゲストハウスは便利なところ!

バックパッカーがゲストハウスを好む理由は、もう1つあります。「便利だから」です。

ゲストハウスは、ただ小ぎれいなベッドを用意しているだけでなく、バックパッカーや旅行者の利便性をとてもよく配慮していますね。


自炊して旅費を節約するためのキッチンを開放していたり、洗濯機を使わせてくれたりします。ホテルが1,000円のお金を取ろうと企てるサービスを、無料か100円くらいで提供しています。


パソコンを無料で使わせてくれるところも多いですね。フリーWi-Fiもほとんどのゲストハウスが提供しています。今では当たり前になったホテルのフリーWi-Fiですが、ひと昔前まで、高級ホテルでは有料サービスでした。ゲストハウスは太っ腹ですし、気が利いているのです。

プリンターまで使わせてくれるところがあります。Eチケットのプリントアウトなどできますよ。


リビングには便利グッズがそろっています。たくさんの本が置いてあり、暇つぶしには事欠かないでしょう。

ガイドブックも揃っているはずです。日本人宿なら日本語の「地球の歩き方」も並んでいます。隣の国のものまであります。

そのため、ガイドブックを持たずにさすらうバックパッカーもいるのです。世界一周をする人などは、ガイドブックで荷物がかさばるのがイヤなので極力持ち歩かず、各地の日本人宿で「地球の歩き方」を読み漁り、夜行バスの乗り場をチェックしたりします。

また、インターネットの普及から近年は廃れてきましたが、ゲストハウスには「情報ノート」が置かれているのも特徴です。そこに泊まったバックパッカーたちが、夜行バス情報を書いたり、近所のおいしいフォーのお店を書いたりするのです。

楽しい遺跡の情報や安くて美味しい食堂の情報が、イラストとともに綴られていたりして、それを読むだけでも楽しいですね。



ゲストハウスでの何気ない交流が、旅をドラマチックにする!

筆者の印象に残る国の1つに、イスラエルがあります。

当時は中東を周遊していたんですが、イスラエルのことなどまったく眼中になかったんです。

それが、どうも行く先々のゲストハウスで、「イスラエル、イイっすよ!!」という話を聞いたので、急遽予定ルートを変更して、 イスラエルに行く時間を作ったんです。

そしたらとても楽しい、感動的な体験になりました!!

そういうのが楽しいんですよ♪

意気投合した旅人と、しばらく一緒にさすらったりするのも、すごく楽しいですね^^


映画みたいなドラマチックさに憧れているなら、ゲストハウスがベター!

ゲストハウスは、ある意味では、「最高の観光地」になりえます(笑)

アンコールワットよりもマチュピチュよりも、「ゲストハウスでの交流」が最も思い出になったなんていうことは、バックパッカーたちにはザラなのです^^

また、映画や小説の主人公みたいなドラマチックさに憧れているなら、間違いなく、ゲストハウスを選んだほうがよいです!ドラマというのは人との出会い・交流からこそ生まれるもので、その機会が最も多いのが、ほかでもなく、ゲストハウスという場なのです♪


寡黙なバックパッカーも、話しかけてみれば優しい!

バックパッカーの初心者だと、ゲストハウスでの交流はどうしても受け身になりがち。しかし、気安く話しかけてくる人の多くは、ちゃらちゃらした人が多いです。

ちゃらちゃらしていても親切なのですが、お酒好きだったりプレイボーイだったりすることが多く、「一緒にご飯食べにいこうよ」などの誘いについていくと、セクシャルなトラブルに遭いやすくなります。あなたが女性なら、くれぐれも気を付けてください。

助けてもらいたいときは、自分から声をかけるほうがベター。寡黙にしている人は会話嫌いに見えるかもしれませんが、そうでもありません。バックパッカーには寡黙な一匹オオカミも多いですが、話しかけてみるととても親切です。微笑んでくれますし、助けてくれます。頼るのは、こういうバックパッカーのほうが良いですね。



ゲストハウスが最も秀逸なのは、実はわが日本!

ゲストハウスは増えすぎて、今では珠玉混交になってきています。ただ安いだけであまり快適でない宿や、オシャレだし設備は整っているけれど無愛想な宿なども増えてきています。

そんな中にあって、日本のゲストハウスはかなり質が高い傾向にありますね。

日本でゲストハウスを経営する人は、そんなゲストハウスの「楽しい」「便利」「優しい」という面を愛してやまない人が多く、それを実現するために営んでいる美学ある人がもっぱらです。

ほとんどのオーナーは無欲で、たくさんの便利な設備を無償や格安で開放してくれています。もちろん接客も優しく、笑顔と人情に満ちています。

沖縄那覇や京都、東京など、観光客の多いエリアは儲け主義のゲストハウスも少なくありませんが、ちょっとのどかな場所のゲストハウスは大抵、絵に描いたような魅力的なゲストハウスを形作っていますよ。

ゲストハウスに慣れるために、まずは日本のゲストハウスから体験してみるのも良いでしょう。



物価の高い先進国に進出する前に、ゲストハウス慣れしておくべし。

バックパカー志望者は、まずは東南アジアからはじめて、ゆくゆくはヨーロッパなど先進国にも、足を伸ばすでしょう。

先進国は宿代も高いので、ゲストハウスに適応できていないと、長期放浪なんて無謀です!

1泊5,000円のホテルにしか泊まれないなら、10日さすらうだけでも宿代が50,000円!

でもゲストハウスに適応できるなら、先進国でも1泊2,000円程度で済むので、10日間でも20,000円♪ホテル旅行者とは30,000円もの差が出ます!なので、東南アジアをさすらっている間に、ゲストハウスになじんでおきましょう^^



ヨーロッパなどではゲストハウスを「ホステル」と呼ぶ。

ヨーロッパなど一部の地域では、「ゲストハウス」とは呼ばずに「ホステル」と呼ばれています。「〇〇ホステル」という名前ですね。

「〇〇ゲストハウス」という名前の宿が見つからない地域は、「〇〇ホステル」をあたってみましょう。

他にも、「トラベラーズロッジ」「バックパッカーズロッジ」などという名前を冠したゲストハウスも多いです。「ゲストハウス」という名称にはこだわらないようにしましょう。



ウッディな雰囲気のゲストハウスのほうが、人は温かい傾向にアリ!

ゲストハウスの難点は清潔感の低さにありました。そのため近年では、都会的でオシャレな内装をしたゲストハウスに人気が集まっています。日本人の、特に女性は、こうした先進的なゲストハウスを好みますね。

しかし、ウッディな造りでナチュラルな雰囲気を持ったゲストハウスのほうが、人は温かい傾向にあります。スタッフも、集まる旅人も、両方ともです。優しいひとはナチュラリストが多いですね。

オシャレでクールなゲストハウスは、快適さを求めるだけで人との交流を好まないバックパッカーが多いです。オシャレだし便利な利点はありますが、バックパッカー的な人情体験は乏しいものがあります。

人情的な体験を求めているなら、ウッディな雰囲気のゲストハウスを選ぶようにしましょう。「地球の歩き方」で「古いが清掃はよく行き届いている」などと書かれている安いゲストハウスが、人情宿な傾向にあります。

また、各国の首都など都会には、人情系の温かいゲストハウスは少ないです。こうしたエリアではオシャレで利便性の高い現代的なゲストハウスを選ぶのも良いでしょう。



ゲストハウスはどこでどうやって予約する?

ホテルは旅行代理店を通じて予約するか、エクスペディアなどのホテル比較サイトで予約するのが当たり前ですね。しかしゲストハウスはどうなのでしょう?予約せずに宿に直行する、なんて話も聞いたことがありますが・・・


今どき、ゲストハウスもホテルサイトで事前予約するのが主流。

ひと昔前までは、ゲストハウスに「予約」の文字は無縁のものでした。もっぱら、その町に着いてから飛び込みで部屋を取るものでした。しかし、インターネットの時代になり、この風潮は変わっています。ホテル比較サイトで事前に予約しないと、満室になってしまうことが多いので、あなたもそれに合わせるのがベターです。


予約のタイミングは人それぞれ。前日に予約する人が多いか。

高級旅行者の場合、旅程すべてのホテルをあらかじめ押えてから出発しますね。しかし、バックパッカーの場合はまちまちです。多くの場合、バックパッカーの旅程はフィーリングによって変更されていくため、出発前にすべてのゲストハウスを予約するということはまれ。

たいていのバックパッカーは、町移動の前日になってから、次の町のゲストハウスを予約します。前日予約でも、当日飛び込みよりは格段に部屋を確保しやすいです。

ただし、やはり前日では満室になってしまうこともあります。そのため、大人気の宿やどうしても泊まりたい宿などは、数日以上前から予約しておいたほうが無難ですね。


エクスペディアは安くない。トリバゴで最安値を探すのがベター。

「最安値保証!」を掲げるエクスペディア。CMなどでも有名で、高級旅行者には愛用者が多いですが、ゲストハウスを利用するバックパッカーにとって、エクスペディアはあまり安くありません。エクスペディアはそもそも最安値ではありませんし、また、ゲストハウスのような安宿の種類が少ない傾向にあります。

安いゲストハウスを賢く選びたいなら、トリバゴで最安値を探すのが最もベターです。

また、アゴダは安宿の種類が充実している傾向にあります。

トリップアドバイザーも最安値検索サイトですが、候補が2~3社しかなく、最安値をサーチする能力は高くありません。ご注意を。



あなたがどれが好き?ゲストハウス6つのタイプ!

ゲストハウスは、6つ程度のタイプに分類できます。それぞれに特徴がありメリットがあるので、気分や状況に応じて使い分けると良いでしょう。または、自分のお気に入りのタイプを見つけて、そうした宿ばかり選んで泊まり歩くのも良いですね。


優しく暖かい、人情系のゲストハウス。

ゲストハウスの典型とも言えるこのタイプ。基本的に、老舗の古い宿が多いです。その町が大観光地になる前から営まれており、ビジネスのためではなく宿交流を生きがいに営みはじめたようなオーナーが多いです。

商売っ気がなく人が良いので、これまでシティホテルにしか泊まったことのない人は、「こんなに善い人がいるんだ!」と感動するかもしれませんね。そしてバックパッカーたちがゲストハウスを好む理由を痛感するでしょう。

建物や設備はやや古いですが、清掃は行き届いている傾向にあります。男性オーナーが一人で切り盛りしていたりすると、清掃や設備メンテが行き届いていないこともありますが、オーナーや客の温かい魅力が、それを補ってあまりあるカンジです。

日本人の現代女性から見ると、外観的にまったく魅力を感じない、眼中にないかもしれません。しかし、こうした宿こそが温かくて感動的なドラマを持っていることを知ってください♪


オシャレで機能的なゲストハウス。

21世紀になってから増えている、新時代のゲストハウスです。

内装はかなりオシャレで、特に共有エリアのオシャレさは目を見張るものがあります。4つ星ホテルにひけを取らないくらいです。客室はシンプルですが(笑)

また、パソコンやプリンター、広くて快適なリビング、キッチン、冷蔵庫、洗濯機など、便利な設備がとても充実しています。無料朝食がついたりもしますね。バックパッカーのニーズをよくわかっており、それを実現しています。ただし、有料なものも多いです。

駅から近いなど、立地も利便性が良い傾向にあります。

スタッフは雇われがもっぱらで、良し悪しがバラバラ。無愛想なスタッフ、融通が利かないスタッフも少なくありません。オーナーは不在なことが多いです。

便利ですが、人情体験は乏しい傾向にあるので割り切りましょう。値段は、格安であったり割高であったり様々です。便利なわりに格安なところもありますよ。


安いだけのゲストハウス。

数としてはけっこう多いです。値段が格安で、東南アジアなら1泊200円くらいから泊まれます。安宿街を歩いていると、壁にペンキで「ドミ300円!」などと書かれたボロい建物を見かけるでしょう。

建物が古いゆえの安さで、ベッドや水回りも古く、壊れていたりもします。ホットシャワーも出ないでしょう。雰囲気が薄暗く、人情も薄いです。

欧米人の倹約パッカーにはわりと人気ですが、日本の「地球の歩き方」はこのタイプの宿を紹介しないためか、日本人はほとんど泊まっていません。

ブッキングドットコムなどのホテル予約サイトにも登録していないものが多いです。


そこそこの設備・安さのゲストハウス

平均的な設備と平均的な価格を持ったゲストハウスです。これも数としては多いですね。オーナーはビジネスとして営んでいることが多く、あまり人情的ではありません。が、中には良い人もいます。

とりあえず、手頃な安さで無難な宿泊ができます。そして当たり物件を引き当てるとうれしい気持ちになります♪


高級・上質なゲストハウス

地域相場の1,5~2倍くらいの値段のゲストハウスは、価格のぶんだけ高級・上質です。

日本でいうところのペンションのような雰囲気のもので、寝室も共有空間も設備が充実し、清潔快適です。三つ星ホテル・シティホテルよりも快適ですし、上質だったりします。欧米人の熟年者は、三ツ星ホテルよりもこの上質タイプのゲストハウスを好みますね。人情に乏しい三ツ星ホテル・シティホテルを欧米人熟年者は嫌います。(そして4ツ星以上には泊まりません)

快適性の面ではどのタイプより上質ですが、人情的な交流には乏しい傾向にあります。宿泊している欧米人熟年者は、優しいですが、あまり話しかけてはこないでしょう。会話が弾むという感じでもなく、楽しい冒険譚を聞かせてくれたりもしません。

オーナー、スタッフも、上品ではあれども人なつこい感じではなく、人情体験にはやや欠けるでしょう。

「シティホテルよりもペンションが好き」というタイプの人に、向いています。

ゲストハウス体験の入り口にはなりますが、これをゲストハウスだと思い込むのはやや的外れでしょうか。


ユースホステル

これも、上質なゲストハウスです。

ただし、スタッフはゲストハウスの役割を心得ており、フレンドリーですし協力的な傾向にあります。

設備はしっかりしており、掃除も行き届いています。近年は、オシャレなデザインのユースホステルがとても増えていますね。

客層も上品な傾向にあり、うるさすぎたりトラブルに遭ったりすることはまず無いでしょう。フレンドリーさにはややかけるので、人情体験を求めるなら自分から積極的に話しかけたほうが良いです。

値段はやや高く、地域相場の1.5~2倍くらいします。

ユースホステルといっても年齢制限はなく、また、会員証を作らなくても泊まることは可能です。会員証を作ると10パーセント程度の割引を受けられますが、年会費がかかるためよほどユースホステルを多用する人でもない限り必要ないでしょう。



まとめ

いかがでしたか?

ゲストハウスは、「食わず嫌い」をしているだけの人が多いです。ゲストハウスの質素さや共有空間は、誰しもが学生の頃に経験済みのもので、泊まれないはずはないのです。そして、ゲストハウスが持つ人情や利便性は楽しく有意義なもので、経験したならその魅力のトリコになるでしょう。

バックパッカーからすれば、ゲストハウスを利用しない旅なんて味気なくてつまらないものです。バックパッカーたちは、たとえ1億円持っていても、ゲストハウスに泊まるのです。それだけの魅力が、ゲストハウスにはあります♪

まずはユースホステルや日本人宿、高級なゲストハウスから泊まってみると良いでしょう。きっと上手く適応できますよ。


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