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徹底的にローカル風情を堪能する旅!


タイの山岳民族フアイプーケン村

バックパッカーはローカリックな旅をする人たちなので、高級旅行よりも楽しいです。でもイマイチ物足りなさを感じているのでは?

近年はもうすっかり、快適なツーリストバスがあちこちに走っているし、食堂の英語をしゃべれない店員だって、すっかり旅行者慣れしてしまっていて・・・。


もっとローカリックに!もっと素朴な旅を!

と願っているなら、方法はあります^^



ガイドブックに載ってない町に行ってみよう!

バスや電車に乗って、ガイドブックに書かれていない町に行ってみましょう。

(本当はバスでも電車でもなく、乗り合いバスみたいな停留所がどこかよくわからないような交通手段がベスト)


こういう村は旅行者慣れしていない人たちばかりなので、すれ違う人たちや食堂の店員さんたちの反応も新鮮で、面白いですよ^^


いや、できれば食堂すらない町に行きたいですね!

相当ローロカリックな風景が見られますよ♪


食堂すらない町で、食事はどーすんのよ!?


そうです!ココからが本番です!



「お婆ちゃん。お昼ご飯食べさしてくんない?」

トルコ、シリンジェ村のお婆ちゃん

そこらの軒下で日向ぼっこしているお婆ちゃんとかに、声をかけてみましょう。

「おぉおぉ、ジャパニーズか?チャイニーズか?」

などと愛想よく微笑んでくれる人だとベターです。

それで会話が2~3も進むなら、お婆ちゃんにお願いしてみましょう。

「お婆ちゃん。お昼ご飯食べさしてくんない?」と。

英語が通じないとしても、おハシでご飯をかきこむようなジェスチャーをすれば、たぶん通じます^^



謝礼はきちっと払いましょう。

タダメシをごちそうしてもらう体験のほうが感動するんですが、最初からタダメシをせびるのは図々しすぎてはしたないですから、数ドルばかしのお金を添えましょう。

料金は国によって変える必要がありますが、先進国で5ドルくらい、発展途上国で2ドルくらいでしょうか。

謝礼を差しださなくても、「おぉおぉ、食ってけ食ってけ!」と歓迎してくれる人はけっこういるでしょうけどね^^

「お金は要らない」と言われれば払う必要はないんですけど、お礼の気持ちを持っていることは、とてもとても重要です!


とにかく、こういう試みは旅をとても面白くしてくれます^^

家の中を見せてもらえちゃう可能性が高いですし、そうじゃなくても「本当のローカル食」を味わうことができます!!



家にも泊めてもらっちゃおう!

ペルー・アマンタニ島のホームステイ!

あんまりにも歓迎してくれるなら、次のお願いをしてみましょう。

「婆ちゃん。1日だけでいいから泊めてもらえませんか?」と。

この際も、やはりきちんと謝礼を差し出しましょう。

先進国で10ドル、発展途上国で5ドルくらいでしょうか。

「カネなんか要らんよ!」と言われるなら、お言葉に甘えて良いと思います。


家にまで泊まることが出来たなら、こりゃもうめちゃくちゃローカリックで興奮します!

これこそが本当の、「ローカリックな旅」です♪

カウチサーフィンやAirbnbで民家泊するよりも、もっとリアルで楽しいです!



ゴリ押しはしないこと!断られたら他の人に当たってみよう。

もし、「泊めるのはちょっとムリじゃぁ」と言われてしまったら、ゴネないでおとなしく引き下がりましょう。迷惑をかけてはダメです。

そして、また町をぶらつきましょう。フレンドリーな人を見つけたら、またお願いをしてみましょう。

10人も当たれば1人くらいは、泊めてくれる人がいるんじゃないかと思います。



店の少ない村であればあるほど、施してくれる人は多いはず。

山向こうの集落で・8 世界で一番美味いメシ

食事にせよ宿泊にせよ、店の少ない村であればあるほど、施してくれる人は多いと思います。

食堂や宿の豊富にある町だと、「2つ角曲がったところに食堂があるよ」と、店案内をされてしまうんですよね。



軽めの荷物でさすらうほうがベター。

これをやるにはやはり、軽めの荷物でさすらえるようになっておいたほうがベターです。

食べさせてくれる人や泊めてくれる人を探して、かなり長時間歩き回らなければならない可能性もありますからね。

どうしてもスーツケースなど欠かせない場合は、前夜泊まった宿にスーツケースを置かせてもらって、サブリュックに最低限の荷物だけを詰めて歩くと良いですね。



昔は宿なんてなかったから、こういう旅が主流だった。

フィリピンのモアルボアルののどかな村

旅というのはもともと、こういうものだったのです。

昔の昔は宿なんてものは無かったし、宿場町にしかない時代も長かったし、

食堂だって今よりずっと少なかったわけなんですね。

それでも旅好きの人は、旅に出ました。

今は、宿が備わっている町しかガイドブックに紹介されていませんが、宿がなくたって、旅はできるはずなのです。

そしてそういう町のほうが、「旅らしい旅」ができたわけなのです。



「どこに何日泊まることになるかもわからない」というつもりでやったほうがおもしろい!

理想はやはり、前夜の宿にスーツケースを置いて1泊だけ足を延ばすのではなく、「どこに何日泊まることになるかもわからない」というつもりでやったほうがおもしろいです^^

そのまましばらく、農作業でも手伝いながら1週間くらい暮らさせてもらったりとか、さらに現地の人のクチコミや案内で、秘境の村に訪れたりとか・・・

歓迎してくれる人ばかりじゃないでしょうけれど、そういうのも含めて、ドラマチックで楽しいと思います^^


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