「レイキでヒーリングをすると、カルマを解消することが出来る」と言われます。
これは本当なのでしょうか?
NO。カルマの解消はそんな都合の良いものではない。
カルマの解消とは、一般的には「過去の過ちを清算する」といったイメージで使われています。
カルマは自分に返ってきて災難になったり、死後まで持ち込めば地獄で制裁を受けたり来世で不遇な扱いを受けたり・・・というものですよね。
誰しも過去に負い目があるもので、だから「カルマが解消できる」と言われると飛びつきたくなってしまいます。
しかし、レイキヒーリングを幾ら重ねても、カルマを解消することはできません。過去のあやまちを帳消しにすることなど、出来ません。
レイキの魅力について、「カルマの解消が出来る!」と声高に謳う人は、そうした人々の後ろめたさに付け入って、足元を見て、レイキを受けさせよう(お金を払わせよう)とするのです!
「カルマの解消」という言葉に誘惑されないようにしましょう。
「カルマの原因が明るみに出る」というのは少々ある。
レイキを使うことで、「カルマの原因が明るみに出る」というのは少々あります。
これは、2ndディグリーで伝授される第2シンボル・第2マントラの効果の1つです。
たとえば、「父親に対する憎しみがどうしても消えない!」という人がレイキの第2シンボルを使ったとき、ヒーリング中やその夜の夢の中などで、「過去世で父親と殺し合った出来事」などを映像として見たりします。それによって、「そうか、この反射的な憎しみは過去世に起因するものだったのか!」と理解に至り、「今生はその”ゆるし”のための共生だったのだな」と心をあらたにする・・・といった取り組みに使います。
たとえば、「会社の同僚がどうも冷たい。どうしてだろう?」という人がレイキのレイキの第2シンボルを使ったとき、「先月の飲み会であなたが、酔ったはずみで彼にものすごい失礼なことを言った」という出来事を霊視や夢で見たりするわけです。
「あぁ、私のせいだったのか。これは深々と謝罪しなければ」と気づき、解決に繋げます。
レイキにおける「カルマ解消の効果」とは、こうした意味合いです。
これを理解しているレイキティーチャーはとても少ないですね。大抵のティーチャーは、ヒーリングすることでカルマが溶けると思い込んでいます(笑)
あなたのせいではない場合、相手に働きかけてくれたりもする。
上述したように、結局は自分で、わだかまり解決のための努力をしなければなりません。
しかし、いざこざの要因があなたのせいではない場合は、レイキの第2シンボルを使うことで、相手に働きかけてくれることもあります。
たとえば会社の同僚とギスギスした要因が、相手の失礼な言動にあったとします。しかし相手は酔っていてそれを覚えていなかった・・・。このような状況に対して、ガイド霊たちは彼に、「彼があなたに失礼な言動をしたときの様子」を夢で見せたりします。それで彼は、なんとなくその失態を思い出し、あなたに謝ってきたり謙虚になったりします。
こうしたことが少々、起こりえます。
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