インターネットや書籍などでレイキに関する情報を読んでいると、レイキの権威者として、「レイキティーチャー」という表記と「レイキマスター」という表記を見かけます。「レイキティーチャー」と「
レイキマスター」は何が違うのでしょうか?
「レイキティーチャー」と「レイキマスター」は同じもの。
結論から言えば、「レイキティーチャー」と「レイキマスター」は全く同じものです。位の違いがあったりはしません。
教師かどうかわからないから、ティーチャーと呼ぶようになった。
元々は、レイキを伝授する人のことは「レイキマスター」と呼んでいました。
そこから、第4シンボルが別名「マスターシンボル」と呼ばれることになります。第4シンボルはアチューンメントの行程に関与することから、「マスターシンボル」という別称が付いたようです。
「マスター」という言葉には「極めた者」という意味があるため、高いレベルのレイキが扱えることは伺えますが、しかし、「教える人」であるかどうかは判別しづらい言葉ですよね。
レイキの普及と交流の中で、レイキの講師たちが「レイキマスターです」と名乗っても、伝授を扱う人であることが伝わらないことが少なくなかったため、「レイキティーチャー」というわかりやすい呼び方を使うようにしたわけです。
海外では「ティーチャー」、日本では「マスター」と広まった傾向。
とりわけ海外では、レイキの伝授は広く門戸が開かれ、レイキ講師の活動範囲はどんどん広がっていったため、講師たちの役割をわかりやすく示すため「レイキティーチャー」という呼び方が普及していきます。
対して日本のレイキは、何にせよ創始者である臼井甕男(ウスイミカオ)氏の教えを忠実に伝えていったため、「レイキマスター」という表現を使うことが多かったようです。
「マスター」という呼称のほうが位は高そうなイメージがありますが、あなたがレイキの講師であることを正確にアピールしたい場合には、「レイキティーチャー」と名乗っておいたほうが良いかもしれません。
「レイキマスター」がレイキを極めているとはかぎらない(笑)
「マスター」という言葉は「極めた者」という意味合いがありますが、別にレイキマスター(レイキティーチャー)のすべてがレイキを極めているわけではありません(笑)
形式として、1st~3rdディグリーまで、そしてティーチャーズ・ディグリーの講習を経ているというだけであって、レイキに詳しいとは限らないのです。
レイキの講習は、暗記も試験も技術の訓練もないため、ろくにレイキのことを理解していなくてもレイキマスターになれてしまうのです。
そして、スピリチュアルなツールであるレイキは不確かな情報が多いため、たとえ熱心にテキストや書籍を熟読している実践者であっても、あまりレイキのことを理解できていない人は多いです。
レイキは、まだあまりきちんと理解されていないです。
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