レイキティーチャーやヒーラーの中には、「〇〇天使と繋がってヒーリングをお送りします、メッセージをお送りします」などといったことを毎月のように行っている人がいます。
「レイキを使えば誰でも大天使と繋がれるのです」などと言っていますが、これは本当なのでしょうか?
誰にでも天使が就いている。
この世の中、誰にでも天使が就いています。
守護天使は、人が生まれた瞬間から死ぬそのときまでずっと寄り添い続けます。それはレイキを会得するかどうか、スピリチュアルを勉強するかどうか如何ではなく、誰にでも寄り添っているのです。
レイキやスピリチュアルなセラピーなど学ばなくても、あなたは天使が就いています。
「繋がる」の意味がチャネリングであれば、繋がれる人は限られる。
天使と繋がる、の「繋がる」の意味が、チャネリングで会話をするという意味なのであれば、天使と繋がれる人は限られると言えます。
霊視や霊聴が必要ですね。会話する実感を得たいなら霊聴が必要です。
霊聴が覚醒している人は、世の中にはごくわずかです。
そして、レイキ伝授を受けたときやレイキ生活を続ける中で、霊聴が芽生える人は多いです。
そういう意味では、「レイキを受けると天使と繋がれる」という言葉は間違っていないかもしれません。
とはいえ、レイキを受けても誰もが霊聴が芽生えるとは限らないため、「天使と繋がりたいならレイキ伝授をどうぞ」と宣伝するのは横暴と言えます!
霊聴があるとしても、大天使と繋がれる人は少ない。
そして、霊聴が使えるからといって、霊的存在のすべてと会話できるわけではありません。
霊聴によって会話する相手は、もっぱら当人の守護天使かガイド霊(守護霊)です。
大天使ミカエルや大天使ラファエルは、よほど用事のある人のところにしか来ません。
「私はどんな仕事を選べばよいですか?」「ダイエットしたいのだけどどんな方法がよいですか?」といったよくある悩みは、守護天使やガイド霊が回答します。それらをわざわざ大天使が回答する必要はないですよね(笑)
それに、そうした個人的な、生活に根差した悩みであれば、大天使よりも守護天使やガイド霊のほうが確かな見解を持っています。ずっとあなたに寄り添っていますから。
大天使の役割は、アセンションに関するアドバイス。
大天使たちの役割というのは、アセンション達成が近づいた人に対する、アセンションのためのアドバイスです。
自己成長に関する課題を告げていったり、「誰誰に奉仕しなさい」と難易度の高いことを告げたりします。
「あなたは愛に包まれているから大丈夫ですよ」といった言葉を、大天使は言いません。
「大天使と繋がっている」と言っている人は、ほとんどがでたらめ。
「私は大天使と繋がっています。」「今日は大天使〇〇が来てメッセージをくれました」などと言っているヒーラーやセラピストは、ほとんどがでたらめです。
ドリーン・バーチューの登場以降、「天使」というキーワードがスピリチュアリストたちに対して非常に大きな吸引力を持ったため、それを使って注目やお金を集めようとしているのです。
大天使は、願望成就や慰め、気休めの手伝いはしません。
厳しいアドバイスをするのが役割です。
プロテクションやヒーリングもしません。
大天使への憧れが強すぎると、商業的な人々にだまされやすいので、気を付けてください!
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