レイキ習得を求めてレイキティーチャー探しをしても、安心して委ねられるティーチャーがなかなか見つからない・・・と戸惑っている人は多いでしょう。
信頼できるレイキティーチャーはなぜ激減してしまったのでしょうか?
高齢化で引退していった。
まず、信頼に値するレイキティーチャーの多くは、1990年代までにレイキの伝授活動を行っていた年配の人々です。
そして2000年頃、江原啓之さんの登場により、日本でスピリチュアルブームが起きました。
江原啓之さんが登場した頃は、スピリチュアルとは「たましい磨き」でした。「カルマを理解し、清い心で生きようね」というものだったのですが、それがだんだんと、「天使の力で願いを叶えよう!」みたいな願望成就や神秘主義へと堕落していきました・・・。
2000年以降のほうが、レイキヒーラー・レイキティーチャーは爆発的に増えたのですが、こうした願望成就的な業界で染まった人々は、まともなレイキティーチャーに成長しなかったのです。
そして、前年代に活躍していた真面目なレイキティーチャーたちは、高齢化してどんどん引退していきました。
スピリチュアル業界の腐敗に嫌気がさして、引退してしまった。
上述のように、2000年初頭頃から、スピリチュアル業界というのはものすごい腐敗に落ちぶれていきます。願望成就や過剰神秘主義、でたらめや誇張を並べてお金儲けにいそしむ人ばかりです。それらを真に受け、盲目してしまう人ばかりです。
霊的真理を大切にしようとする優れたレイキティーチャーは、そんなスピリチュアル業界の一員でいることが嫌になったのです。そしてレイキティーチャー業を引退して、スピリチュアルとは異なる畑で働いたり、啓蒙したりするようになりました。
私もやはり同じようないきさつで、2012年頃にいったんレイキティーチャーや霊的啓蒙を引退しています。
しかし2020年頃になって、「まともなレイキティーチャーがいないから伝授活動を再開してくれ」とガイド霊に言われ、のれんを掛け直すことになりました。
レイキティーチャーにも、スピリチュアルブロガーにも、「スピリチュアルとは本来、自己成長のことなんだよ。魂みがきや奉仕のことなんだよ」と説く人がいなくなってしまったのです。
それを学べる次世代もおらず、スピリチュアル業界もレイキ業界も腐敗が深刻なのです。
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