我が子にレイキをアチューンメントしてもよいの？

レイキティーチャーの技能を持つ人の中には、自分の子供にレイキアチューンメントを施してあげたいと考える人もいるでしょう。

それは良いことなのでしょうか？

レイキの回路が開くことは、治癒能力を得るだけではない。

子供や身近な人にレイキアチューンメントを施したいと願う人は、その人が治癒能力を得ることばかりをイメージしている傾向にあるようです。「健康に生きれたら幸せよね」と。

たしかに、レイキをたしなむことでの健康効果や若さ維持は、とても有意義です。

しかし、レイキの回路が開くことの影響は、治癒能力を得るだけではないことを、あなたは知っているはずです。

レイキ伝授を受けると多くの場合、霊視や霊聴が開花します。それは便利なことや楽しい面も多いですが、霊視があるゆえに低級霊やおどろおどろしいものを視たりする苦痛を、あなたは知っているでしょう。

レイキのエネルギーを操れるようになると、やたらと汗をかくようにもなります。頭や股間に汗をかいてすごく蒸れたりもします。

霊感が強まり、霊的存在との絆が強まると、やたらと人生を振り回されるようになる、といった感覚があるのを知っているでしょう。こうした霊的な人生に、お子さんを巻き込むことになります。

こうしたことによるお子さんの困難や戸惑いを、ケアしていってあげられるでしょうか？

人とは違う人生になっていくであろうことを、ケアしていってあげられるでしょうか？

慎重に考えましょう。

お子さんがレイキ実践者になるなら、すなわち霊感の強い子になります。霊的なことへの関心の強い、スピリチュアルな子になります。いつも手から熱が出ていて、なんだか不思議です。

お子さんは思春期を過ぎたとき、霊的なことへの理解のある異性としか恋愛できなくなるでしょう。そのような人としか結婚できなくなるでしょう。

恋愛の道が、なかなか狭くなりそうです。

ハンドヒーリングが扱える、霊感が強い、霊的な視点が強い、となると、人生に迷いや戸惑いを感じたとき、相談できる人も限られてきます。

孤独な思いをすることは多くなりそうです。

こうしたことを充分に考慮したうえで、アチューンメントしてあげるかどうかを決めましょう。

「悪い」とは言わないのですが、慎重な判断が必要ですし、人生を通しての配慮が必要です。

まぁ、お子さんがレイキに関心を失い、ぜんぜんレイキを使わなくなるなら、レイキの回路はやがて閉じます。体がカッカと熱くなるようなことは減っていくでしょう。